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ブレンパワード1~4話の感想
・Gレコを見て他の富野作品も見てみようかという欲求が湧いてきたのでブレンパワードを見てみようと思う。せっかくなので1話ごとに感想を書いていく。
・ちなみに以前3話まで見て挫折している。
まず設定を読んでみる
・富野作品というのは経験上いきなり見てもわからないことが多い。現に以前ブレンパワードを少しだけ視聴したときはよくわからないというのが主原因で挫折してしまった。
・なのでネタバレを覚悟しwiki等である程度の情報を収集してから観ようと思う。Gレコも最初の方からそうして情報収集してから見たし、仮にそうしなければそこまで面白いと思えなかったと思う。
・wikiを読みびっくりしたこととしてはキャラデザがいのまたむつみ先生だったということ。いのまたむつみ先生といえばテイルズシリーズでもキャラクターデザイン等を務めたことが有名である。富野由悠季×いのまたむつみというペアがなんか意外だったので驚いた。
・wikiをざっと読んだけどやたらと専門用語が多い(キャラクター説明以外の部分を読んだ)。ブレンパワードやグランチャーの上位概念としてアンチボディというのがあったりと作中で理解するには大変そうな用語がたくさんある。なんとなくは理解したのでさっそく視聴してみようと思う。
1話:深海を発して
・OP映像は前に見たはずだけど「こんなんだっけ?」と思うくらいに忘れている。曲自体は聞き覚えがあるけど映像は全然覚えてない。覚えていないとは言いつつ改めて見ると裸の女性が躍動するカットが多めなので斬新な映像ではある。
・ビープレートというのがアンチボディの卵みたいな感じなんだろうか?wikiだと「オーガニック的な何らかの存在もしくは概念」くらいの説明しかなかったので作中の印象とは結構違う気がする。
勝手な想像だけど、ビープレート状態でいろんな場所を破壊しながら動き回ってたのは生命の脈動みたいなものを表しているのかもしれない。生命というのは誕生後に少なからず迷惑をかけるわけでそういった仕方のなさを描いているように思えた。
・1話を観たけどあっという間に終わった。以前観たときはこんなに面白く感じなかった記憶があるのでやはり設定を理解しておくのは大事だと思った。Gレコよりもわかりやすくて面白さを感じやすい作品な気がする。
2話:運命の再開
・どうやらブレンパワードを使うノヴィスノアの陣営とグランチャーを使うリクレイマーの陣営の対決を描く作品らしい。ただ未だにブレンパワードとグランチャーの違いがよくわかっていない。意志があるかどうかの違いなんだろうか?
・再開でのキスシーンは切り抜きで何度か見たことがあるけど前のシーンを考慮しても意味不明な流れだと思う。演出上はそこまで間がなかったりするけど当初の意図としては同じセリフでも間を駆使してそれっぽく見せる予定だったりしたんだろうか?(間とかの調整でどうにかなる唐突感ではないような気もするが)
・それとも再開までの1年でなにか想いが積もったという感じなんだろうか。もしかするとニュータイプ的な相互理解が初対面の時にあってそれゆえに再開時も通じあえて唐突なコミュニケーションでも行けるみたいな感じなのか?(想像だけど)
3話:勇の戦い
・サラっとキスするのが面白い。流れがまったくわからずシュールな面白さがある。
・グランチャーとブレンパワードをなぜ呼び分けてるのかがいまいちわからない。ブレンパワード同士でも見た目が違うのになぜわざわざ2つに分類しているのだろうか?
・もしかするとブレンパワードってRewriteみたいな話なのかもしれない。自然と人間文明の対立が象徴的に描かれるという点が似ている気がする。今後の展開によっては全然違うテーマにもなりそうだが、現時点だと環境問題的なことを描いているように見えるのでRewriteと近いように思える。
4話:故郷の炎
・豚汁の説明でポーク入りのベジタブルスープってすぐさま出てくるヒメちゃんすごい。
・カナンと勇の関係性がなんか良い。カナンの設定部分は読んでないのでわからないけど、親に捨てられたとかそういう感じなんだろうか?
・カナンに限らず、オルファンにいる理由というのはよくわからない気がする。反出生主義的な感じなのか?
・今さらだけど国連主導の組織VS謎の組織という戦いなのに相手の組織のボスは親というのは狭い関係性の構図で面白い。
・ケイディのセリフからすると基本的にはブレンパワードよりグランチャーの方が能力が高いらしい。ただ感情がのっかるとブレンの方が強いという感じなんだろうか?
カナンとの戦いのシーンは良かった。やっぱり富野作品はセリフに魂がのっかってる。勢いが最高だと思う。