BanG Dream! Ave Mujicaが1話からめちゃくちゃ面白かったので語る
2025年冬アニメが徐々に始まっている。自分も徐々に見始めそれぞれのアニメの1話感想を語る記事を準備していたのだが、Ave Mujicaの感想だけやたらと長くなってしまったので別記事として個別に投稿しようと思う。
Avemujicaはバンドリシリーズの続編で前作のMygoに引き続く物語となっている。主となる人物は若干変わるが、Mygoのメンバーが前作に引き続く形で出てきたりするので前作を見たほうが楽しめるだろう(というかAvemujicaから見ると関係性が変わっているのでネタバレになってしまうと思う)。
正直1話を見る前はPVを見て話がどうなるか不安だったというのはある。というのもMygoの良さというのはメンバーのギスギス感やそれぞれの関係性がすれ違っているというバンド内のいざこざが主に描かれていたからだと思っていたからだ。なのでPVやMygoの最終話で匂わされたように、祥子の家庭環境という外部要因が主となると全く違った物語になってしまいそうな気がしてちょっと不安だったのである。
ただそんな不安を払拭するくらいにAvemujicaは1話からめちゃくちゃ面白かった。1話の主な内容としては祥子がなぜ今のような環境になってしまったのかというのが主に描かれ、最後にはAvemujicaの仮面がはがされるという衝撃な展開。生々しい家庭環境の描写もありつつ、それぞれの関係性も少しずつ描かれていたのでとても良かった。
Mygoのメンバーも少しだけ出ていたが、それだけでも愛音のミーハーな感じなどそれぞれのキャラクター性が出ていて良かった。そよがツンケンしながらも結局は愛音と一緒にライブに行くというのも良い。Ave Mujicaはギスギスしていきそうだが、Mygoの仲はもう安定しているのだろう。あとMygoに関しては前のアニメよりも3Dモデルがかわいく感じたのでもしかするとブラッシュアップされているのかもしれない。
あと気になるのはやはり本人たちのステージ名である。名前に意味はあるのだろうかと調べたら以下のような記事が出て来た。
上記のAve_mujicaの記事によるとそれぞれのステージ名の意味は以下のようになっているらしい。
ドロリス(初華)→Lacus Doloris(悲しみの湖)
モーティス(睦)→Lacus Mortis(死の湖)
ティモリス(海鈴)→Lacus Timoris(恐怖の湖)
アモーリス(にゃむ)→Sinus Amoris(愛の入江)
オブリビオニス(祥子)→Lacus Oblivionis(忘却の湖)
まずにゃむが愛というのが意外だと感じる。今回もラストに仮面を剥いだりと祥子を挑発するようなしぐさを見せるのに「愛」の名を冠するのはギャップがめちゃくちゃ良い。これで初華あたりが「愛」だったら「まぁそうだよな」と納得できるけど初華自身は悲しみとなっており、ここにも何かありそうで期待が持てる。それぞれの名前に文脈を感じるのでこれだけでも味わい深いと思う(個人的には睦の「死」が一番意味深で気になる)。
アモーリス単体の記事でもやたらと深い考察がなされていた。「流石にそこまでは考えてないでしょ」と思う面もあるけど考察自体は面白いので読み込んでしまう。まだ1話なので深い内面はわかっていないキャラクターが多いが、そういった内面が気になる1話だったように思う。
1話はとにかく面白かった。まだ冬アニメも始まったばかりだけど今季はやっぱりAvemujicaを主軸に見ていこうかなと考えている。Mygoっぽさを受け継ぐキャラクターを掘り下げる展開になりそうで次回も楽しみ。