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【2024年秋アニメ】1話見た時点の格付けと感想(約40作品)
※感想部分においては2024年秋アニメの1話の範囲のネタバレを少なからずしているのでネタバレを見たくない方は注意!(ネタバレ見たくない方は格付け表の部分だけ見ることを推奨します)
2024年の秋アニメが始まり、とりあえず見れる限りは見たので現時点での感想と格付けを書いていきたいと思う。格付け表は最後に発表するのでそれだけ見たい方は一番下の方までスクロールすることを推奨する。
ネガポジアングラー
まだ話の内容としてはどうなっていくかわからないが、1話を見た限り余命2年と宣告された主人公がひょんなことから釣りを体験することとなりその魅力にひかれていくという話のようだ。1話だけだとまだ主人公が釣りの魅力に惹かれるというところまではいってない気もするけど、今後はそうなっていきそうな雰囲気がある。
主人公がだらしない感じの印象を受けた。借金があったりするし釣りに対しても勧められているのに消極的であまり好感が持てない。そこが現時点だと物語の面白さにどう寄与するのかがわからないと思う。これは良い方向に転ぶ可能性もあるし、悪い方向に転ぶ可能性もあるので本当に読めない。等身大の現代人を描いている面もあると思うので共感を強く誘う作品となるようにも思えるし、アニメの主人公にしてはクズっぽくしすぎなので全然共感できないのではないかと危惧している面もある。この癖の強さが良い匙加減で料理されることを祈っている。
PVの時点だと期待していたけど1話だけだとまだわからないなというのが正直なところだ。1話の最後に家がなくなっていたという展開があり、引きとしては強かったのでとりあえず3話までは見ようと思う(作画は良いので期待はしている)。
アクロトリップ
親の転勤により転校を繰り返している主人公がおじいちゃんの家に1週間だけ行ったときに魔法少女に遭遇し、そこに住むことになるという話。あらすじだけ書くと超展開ではあるけどまったりとした雰囲気で進むアニメだ。
魔法少女が商品になっていたり、普通にニュースに登場していたりするので隠されている存在ではなく普通に世間に認知されているようだ。世界観がわからないがこういうタイプの作品はたまにあるのでお約束として受け入れることはできる。そういった作品はよくあるといえばあるのであまり新鮮な感じもせず正直そんなに面白くはない。今期によっぽど見る作品が無かったら3話までは見るかもしれないが、基本的には視聴継続しなさそう。
アオのハコ
冒頭から超美麗の作画で描かれる青春の風景。スポーツと恋愛を組み合わせた青春漫画原作のアニメである。1話を見た段階で既にこれは期待できると直感した。
先輩の透明感がすごいと思う。作画ももちろん良くて可愛いけど、それだけじゃなくて先輩との会話に緊張感が醸し出されているのが良いと思う。朝練で一緒にはなるけど話しかけられない雰囲気がとても好きだ。創作だとあることをきっかけに関係性が急に変わるという描き方がなされがちだけど、この作品は徐々に仲良くなっていくというグラデーションが見れそうで期待している(その方が個人的には好み)。
本作は元々期待していたけど期待を越えて来た感じがする。おそらく最後まで見るアニメになりそう。
ダンダダン
本作はジャンププラス原作の漫画で自分はアニメ3~4話くらいの範囲までは読んだことがある。そのため漫画との比較になるのだが、漫画の方が好きかもしれない。
原作の絵は好きだけどアニメの絵はどうにも好きになれない。綾瀬桃が高倉健をいじめから助けるシーンも漫画だと頬杖をつく絵だけで彼女の魅力が伝わってきたけどアニメではそれが薄まっているような気がする。漫画だと綾瀬桃に凛々しさがあるけどアニメだと粗雑さが強調され、そのあたりの描き方がちょっと解釈違いだった。そういうわけでアニメは全体的に絵の受け付けなさがあって不満がある。
ただSNSの評判を見るとアニメの絵柄も好評の模様。冷静に考えるとアニメもそこまで悪いというわけじゃなくて、むしろ原作の絵が良すぎるからそう感じるだけという面が大きいと思われる。アニメ化としては十分なレベルではあると思うので普通に人気は出そうな気がする。
話自体は斬新で面白いと思うし原作を読んでなくてアニメが初見だったら個人的な評価ももっと違ったかもしれない。視聴継続はしなさそうな気がしている。続きを見るにしても漫画で読むと思う。
転生貴族、鑑定スキルで成り上がる(1期)
秋から始まるのは2期だが、本作は放送当時1期を見ていなかったため、1期の1話だけを視聴した雑感を語ろうと思う。
主人公に鑑定スキルがありその能力により人の能力を見抜けるという異世界転生もの。たいていの異世界転生は自らの能力ゆえに無双していくという感じだが、本作は領主の息子として生まれた主人公が他人の才能を見出して家臣にしていくという新鮮な設定となっている。
1話だけだと今後どうなるかわからないが、だんだんと才能ある者を味方にしていき発展していく感じが面白いと思う。今期放送されるアニメをどれだけ見るかにもよるし1期12話見るのは結構大変だけど、時間に余裕があったら追ってみようかなと思っている。
新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP SEMIFINAL
テニスの王子様については無印の漫画は全巻読了し、新テニスになってからは平等院鳳凰が出てきたあたりまで原作を読んでいる。そのあたりからは読んでいないので秋から始まる範囲からアニメを見ると結構飛んではいるが、結局は試合がメインの作品なのでわかるだろうという見立てで視聴。キャラクターは知っているので普通に楽しめたという感じがする。
1話ではスイス代表VSアメリカ代表の試合が描かれた。謎に跳躍する人とかテニプリらしい超人テニスを繰り広げる人もいたが、メインとなるアマデウスVSラルフ戦は本人たちの能力が地味なので試合も地味な印象だった。能力が極まるとレベルが高すぎるあまりに逆に普通になってしまうのかもしれない。試合は地味でも普通に面白かった。
切原が跡部をストーキングし警備に捕まるなど、テニプリならではのコミカルな展開があったりして面白い。シュールさを作り出すのが上手いというかテニプリにはやはり独自の魅力があるなと再確認できたという感じがする。視聴継続するかはまだ決めてないけど時間があれば観てみようかなと思っている。
甘神さんちの縁結び
神社に居候することになった主人公がそこに住んでいる3人の女の子と暮らす話。女の子たちは信心深く、主人公は神を信じないという構図だ。主人公が一心不乱に勉強をしているという設定は『女神のカフェテラス』を想起させる。
結構作画が良いしキャラクターも可愛いので目の保養にはなる。展開はどこかで見たような感じだけど普通に面白いと思う。それなりに面白いけど視聴継続するほどではないかなという感じもするので続きを見るかは不明。
ハミダシクリエイティブ
美少女ゲーム原作の5分アニメ。自分はゲームをプレイしたことがないので完全に初見である。
アニメが始まると急に何の説明もなく生徒会室でたこ焼きを作る展開となる。尺が短いので仕方はないけど脈絡がなさすぎる。たこ焼きが完成したところでアニメは終わりエンディングへ。その後は1分間ほどVTuberの語りが入りアニメは終了となる。
このアニメはインパクトが弱かったかなと感じた。てーきゅうとかバーナード嬢曰くのようにもっと早口じゃないと展開が少なくて満足感が薄い。早口にするとネタっぽくなってしまうけど尺が短いのでその間に展開を作るなら早口にした方が面白くなったんじゃないだろうか。「たこ焼きを作る」という話にしても5分でやるにはパンチの弱い話だしどうにも中途半端な印象を受けた。
ただ、作画は良かったと思う。この手のアニメ化はたいてい作画が微妙になりがちだけど全体的に綺麗だった。このクオリティで24分アニメを見たかったなという気持ち(それだと予算が厳しいんだろうけど)。5分アニメ(総時間4分半で1分はVTuberの語りなので実質3分半)と短いのでもしかしたら続きも見るかもしれないけど正直気分次第。
きのこいぬ
飼っている犬が亡くなってしまい悲しみに暮れている中、庭に生えているきのこから謎の生物が生まれてくるという話。その謎の生物と接する中で犬への想いに踏ん切りをつけることができ1話は終わる。
1話だけだとそんなに面白くはなかったが、ラストシーンだけはハッとさせられる感じがあったのでもしかすると今後化ける可能性もある。ただ基本的には見なさそうな気がする。評判が上がったりして面白くなるのであれば続きを見ようかなという感じ。
ひとりぼっちの異世界攻略
クラスごと異世界転生するという話。クラスで転生するものの主人公は1人で異世界を攻略していくという展開。
本作を見ていると1人でMMORPGを攻略している感覚に近いような気持ちになる。終始主人公の一人語りで他者がほとんど登場せず異世界を攻略する様子が描かれる。そういった1人で攻略というのが斬新なポイントなのだろうけど、正直テンプレ感が強くて辟易してしまった。個人的に異世界転生はもっと斬新な設定がないと惹かれないので続きは見なさそう。
結婚するって、本当ですか
冒頭にクレジットが表示されるまで全然知らなかったけど若木民喜原作のアニメらしい。若木民喜といえば『神のみぞ知るセカイ』を手掛けたことが有名で、自分もこの作品がとても好きなので期待して視聴。するととても面白かった。
独身者だと優先的にアラスカに転勤することになってしまうため2人で結託して結婚を装うという話。結婚するふりをするために2人のなれそめを考えたりプロポーズの言葉を考えたりするという流れ。これはコンセプトからして面白いし2人の関係性が今後どう変わっていくのかも気になるので続きを見るのがとても楽しみだ(つまり視聴継続確定)。
歴史に残る悪女になるぞ
ゲームの中の悪役令嬢になってしまうという転生もの。主人公は歴史に残る悪役令嬢になるため奮闘するが、その努力ゆえにむしろ良い人間だと思われて優遇されてしまうという話。
どうにもノリが合わないというか面白さがわからない。なので視聴断念。
トリリオンゲーム
コミュ力は低いけどプログラムはすごくできるガクと、口が達者で器用なハルが組んで1兆ドル(トリリオン)稼ぐことを目指す話。1話の段階だとまだ2人の出会いの部分と就活の話しかなかったのでどうやって稼ぐのかは不明だが、1話だけでも面白そうに思えた。
若干絵に癖はあるけど1話の時点ですでに慣れたという感じがする。面白くなるかは今後の展開次第だけど結構期待できるような気がするのでとりあえず3話までは見ようと思う。
るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱
るろ剣の新アニメの方は見ていなかったがとりあえず秋から放送される京都編の1話を視聴してみた。ちなみに旧アニメの方は島原編まで視聴しているのでだいたいの流れはわかっている。
旧アニメの方は相当前に見たので改めて見ると忘れていることが多い。恵さんの存在などは完全に忘れていたが、それにもかかわらず恵さんのシーンでは涙腺が緩んだ。作画も良いし内容も良い。今期でもトップクラスの出来なのではないだろうか。
旧アニメを見ている身としては声優については若干違和感があったが、新アニメの声優陣も結構良い感じなのでそのうち慣れそう。基本的にはリメイクは見るつもりはなかったけど予想外に良かったので視聴継続すると思う。
株式会社マジルミエ
本作は魔法少女が仕事となっており、怪異という超常的な存在がいる世界のようだ。そんな世界の零細魔法少女株式会社が舞台で彼女たちの仕事の様子が描かれる。1話の段階だとまだ主人公は魔法少女会社に入っておらず、就活で他業界の面接を受けている中、怪異と遭遇し魔法少女に触れ会社に入るという流れとなる。
本作は予想外に良かった感じがする。若干王道すぎる気もするけど無難に面白い。今期は見る作品が多いのでまだ決めかねているが、もしかしたら視聴継続するかもしれない。
Duel Masters LOST ~追憶の水晶~
デュエルマスターズという有名カードゲームの販促アニメ。カードゲームアニメだし見なくてもいいかなと思っていたけどせっかくなので視聴。観てみた感想としては普通に面白い。
この面白さは今期で一番意外だったかもしれない。デュエルマスターズはコロコロで漫画が連載されていたりするので、アニメの内容ももっと子ども向けを想定していたけど意外とシナリオが練られている。もしかするとデュエルマスターズプレイヤーの年齢層がそれなりに広いので様々な層にアプローチするためこのような内容となっているのかもしれない。
面白いのでとりあえず3話までは見ようかなと思っている。昔、WIXOSSのアニメを見てカードゲームアニメは侮れないと思っていたけど本作もその部類だと思う。
凍牌~裏レート麻雀闘牌録~
高校生が賭け麻雀で勝負して稼ぐという話。なんの後ろ盾もない状態で高校生が稼ぐという設定に説得力がないと思ってしまったのでどうにも入り込めなかった。1話の段階だとどうして稼げるようになったかというところまでは説明されなかったので、もしかすると今後そういった部分が描かれるかもしれないが、麻雀の内容もそこまで面白くはないので続きは見る気力が起きない。
記憶力を駆使したガン牌というのがどうにもありきたりに思えてしまいあまり面白いと思えなかった。主人公のキャラも現時点では賭けマージャンをやるにしては普通過ぎるように思うのでやはり設定の説得力が足りないように思う。途中から面白くなって話題になったら観るかもしれないけど基本的には視聴断念。
魔法使いになれなかった女の子の話
魔法使いになるために魔法科を受けるも落とされて普通科に進学する羽目になる主人公。本作はそんな普通科と魔法科のある学校が舞台で主人公たちの学校生活が描かれるようだ。
本作は1話だけだと判断できないと思う。本作はスロースタートで1話は学校生活が始まって先生が決まっただけで終わる。魔法学校という設定や先生が小さいというキャラクター造形もありきたりだし今の段階だとあまり魅力を感じない。
ただこの手の作品って3話あたりから面白くなってくることはざらにあるのでぶっちゃけわからないというのが正直なところだ。ただ、今の世にはアニメが多すぎるので1話で判断するしかない。なので話題になったら観るかもしれないがとりあえずは視聴断念することにする。
オーイ!とんぼ(1期)
秋から放送が始まるのは2期だが、1期未視聴のためとりあえず1期の1話だけ視聴してみた。
元プロゴルファーだった男が仕事のために離島に行き、そこでゴルフ少女のとんぼと出会うという内容。とんぼはプロの目から見ても才能があるようで、今後はその才能が開花していくという話だと思われる。
このアニメは普通に面白いと思う。スポーツものとしては王道だが、王道ゆえの良さがある。ゴルフをやったことがないのでゴルフ描写はよくわからないがやたらと細かいゴルフの描写があるのでゴルフをやっている人にとっても面白いんじゃないかと思う(逆にこういうところはゴルフをやっているからこそ変な点が気になってしまうというパターンもあるけど)。今期中に1期を見終えて追えるかはわからないけどそのうち追おうかなとは思っている。
嘆きの亡霊は引退したい 〜最弱ハンターによる最強パーティ育成術〜
本作は世界各地に宝物殿と呼ばれる魔宮があり、そこを探索するとレジャーハンターがいる世界が舞台となっている。そんな世界観での有力クランのリーダークライが主人公で彼の苦難の様子が描かれるという内容。
1話の時点だとクライ自身には能力はないようで、たまたま今の地位に上り詰めてしまったというような描写がなされている。この手の作品によくある「またオレ何かやっちゃいました?」という感じの作風である。1話だとそこまで話が進まないのであまり面白さを感じられなかったというのが正直なところ。視聴継続はしなさそうな気がしている。
合コンに行ったら女がいなかった話
男3人で合コンに行ったらなぜか相手の3人も男性で驚いていると、実はその3人は男性ではなく男装女子という話。完全に一発ネタなのでこの後どうやって話をつなげるんだろうかと疑問に思っていたけど、どうやらその男装女子たちとの交流の様子が今後も描かれるらしい。
男側の男装女子に対するときめきの無さに違和感を感じる。例え男装していたとしても顔近づけられたりしたら多少なりとも意識するだろうし、そういう描写が薄いと思う。「男装しているからときめかない」という理屈を違和感が出るレベルまで適用してしまっているように感じる。顔を近づけられるシーン以外にも全体的にそんなよう風に考えてしまう。もちろん、そこで意識してしまったら2人が結ばれて話が終わってしまうので仕方ないのかもしれないが1話の時点でそう感じてしまうのでやっぱり違和感がある。
ただコメディとしては面白いと思う。男装しているとはいえキャラクターはかわいいし蘇芳さんは普通に好き。タイトルとキービジュアルからすると主要ターゲットは女性の作品なのかなと思っていたけど、男性も普通に見れるというか普通に萌えラブコメとして見れる作りになっていると思う(むしろ男性向けっぽい)。ただ良くも悪くもそれだけの作品ではあるので総評としてはそこそこという感じ。気軽に見れるので気が向いたら観るかもしれないけど基本は見なさそうな気がしている。
メカウデ
ひょんなことから謎のキューブを見つけてしまい、そこから出てきた機械の
腕が主人公のパーカーに寄生してしまい、その機械を追う謎の組織に主人公も追われてしまうようになるという話。1話の時点だと組織がなぜ腕を追っているのか、そもそもその機械の腕は何なのかというところまではわからなかったので作品としてはまだまだこれからといった感じ。
ただ内容自体は普通に面白かったように思う。主人公が「なぜあの時電車で妊婦さんに席を譲ってあげなかったんだろう?」というように悩むシーンがあったりと、主人公には助けなかったことによる罪悪感を強く感じる性質がある。その描写が機械の腕を見捨てないということにもつながってくるのだが、そのテーマ性が個人的には好きなので陰ながら期待している作品である。
ガンゲイルオンライン(1期)
SAOについてはアリシゼーション編まで視聴しているが、ガンゲイルオンライン全く見たことがない。なので秋から放送されるのは2期だが1期の1話を視聴した感想を書いていく。
正直最後のシーン以外は面白くなかった。終始戦闘が続くという内容。全然知らないキャラが戦ってるので興味を持つことができず入り込めなかった気がする。最後になってようやく主人公らしきピンク髪のアバターを使用するリアルの人間が出てくるのだが、そこで「このお姉さんがこのロリアバター使ってるの!?」という驚きがあって面白く感じ始めてきた。やっぱりある程度キャラクターのパーソナリティがわかっていないと楽しめないというのがある。
「こんな人がこんなアバター使ってるの!?」という驚きを面白さに持ってくるにしても1話全部使いきるのは流石に長すぎたと思う。せいぜい半分くらいで正体が判明して後は現実パートという感じでも良かったんじゃないだろうか。銃撃の戦闘シーンが好きな人だったら楽しめるのかもしれないけど自分はそこまで楽しめなかった。
そういった事情なのでキャラクターがわかってくる2話から面白くなっていきそうな気がする。できれば2話以降も見たいので時間があったら追ってみようかと思っている。
チ。―地球の運動について―
原作は漫画だが、自分は全く情報を入れずに1話だけ視聴。このアニメはとても面白いと思う。
まず冒頭の意味深な独白からして興味をそそる。合理性の探求や科学というところがテーマだと思うしその描き方がとても好みだ。話はまだこれからなのでまだ多くは語れないが、セリフの端々から感じられる良さがあるように思う。この作品はあまり書くとネタバレになるので感想もこのくらいにしておく。視聴継続確定だとはっきり言えるほど面白かった。
らんま1/2
『らんま1/2』は漫画も旧アニメも見たことがなく完全に初見だが新アニメと比較するために旧アニメも観てみた。
新作と旧作を比較してみた感想としてはどっちも良し悪しがあると思う。旧作の方がテンポはいいけど新作の方が見やすくはあると思う。声優も旧作の方は声優の人たちも若いのでキャラクターにも若さが反映されているという良さがあるが、新作の方もキャラクターが強調されているという良さがある。なのでどちらも別々で良さがあり一概にどちらが良いか決めるのが難しいと感じた(ただ林原めぐみの演技はむしろかわいくなっていたのですごいと思う)。
『らんま1/2』自体の内容で言えば1話の段階だとまだまだこれからなので続きを見るかどうか迷っている(見るにしても旧作を見るか新作を見るかでも迷う)。
パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき
他の冒険者から煙たがられているラウストという治癒師が主人公。他人から無能だと思われている主人公が実は有能で……というよくある異世界ものである。
1話の段階だとナルセーナというラウストに付き従う武道家が登場し、一緒に冒険に行くだけという内容なのでそこまで進展はなかった。いわゆるテンプレ的内容である。なのであまり惹かれなかったというのが正直なところだ。作画は良かったけど視聴継続はしなさそうな気がしている。
君は冥土様。
普通の高校生の元に、ある日急にメイドが家に訪ねて来て「私を使用人として雇って欲しい」とお願いしてくるところから物語は始まる。そしてなんやかんやあって雇うこととなり一緒に暮らすことになるという展開。メイドは過去に殺し屋をやっていたことがあるらしく、暗殺技術はあるが家事はできないというちょっとポンコツな設定となっている。
キャラクターはかわいいと思うけどそれ以外には魅力がないように感じてしまった。メイドがソースで喜ぶというのも出来すぎてる気がするし、どうにも全体的にそんな安易さを感じてしまった。というわけでそんなにハマらなかったので視聴継続はしないと思う。
アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd season
シャニアニ1期は途中離脱してしまったが原作をプレイしているため2期からでもわかるだろうと思い視聴。見た感想としては1期よりも面白くなっていると思う。
ただ、それは1期と比べた相対的な話でアニメとして面白いかというと微妙だと言わざるを得ない。1期であったような不満点も明らかに受け継いでしまっている。その主な不満点は全員集合のシーンに表れている。無駄にアイドルを全員出しているだけでそのシーンにおいてそれぞれの存在に必要性を感じないというか、形式上は会話をしているけどあまり会話になっていないように見えてしまった。
今回でいえば、プロデューサーのライブ発表シーンでアイドルたちの反応が描かれるのだが、その反応がどうにも冗長に感じた。全ユニット分驚いているカットは必要なのか?と疑問に思ってしまう。その反応にしても定型的であまりそれぞれのキャラクターの良さが出ていない。人数を絞ってもっとそれぞれの個性を引き出す会話をさせてほしかったように思う。
不満ばかり書いていてもしょうがないので良かった点を言うと、真乃とあさひの会話シーンは結構良かった。真乃の「私もっと頑張らなきゃ」というセリフに対して「何をすか~?」というマジレス疑問文。このセリフには間違いなくあさひの良さがのっかっている。個人的にシャニアニに期待しているのはこういった部分だ。全員出てるシーンだとこのドッジボール感がない。こういうシーンが多くなればシャニアニも面白くなるんじゃないかと思う(一般受けするかはともかく、少なくともシャニマスPはそういうシーンを求めてる人は結構いるんじゃないだろうか)。
視聴継続はおそらくすると思う。シャニアニは評価的には他の視聴継続しようと思うアニメに比べるとちょっと落ちるけど、それでも愛着があるのでできる限り追っていきたい。
妻、小学生になる
冒頭、男女が出会い結婚するという描写から始まる。この時点で明らかな死亡フラグの片鱗を感じ取り「あ、これ死ぬやつだ……!」という予想が立った。でもタイトルは小学生になってるし、「復活するのか?」と考えていたら急に主人公の家に訪ねてくるという展開。
タイトルからの予想だとコナン君みたいに薬か超常現象あたりで小さくなっちゃうのかと思ってたけど、別の人間として生まれて急に記憶が戻り家に訪ねてくるという展開は意外だった。でもおそらく死を乗り越えるというテーマだと思うから結局いなくなってしまうんだろうなと予想している。
本作は普通に面白いと思う。生まれ変わった妻が別の人間としての人生も存在しているというのが新鮮な設定だと思う。今後は妻の生まれ変わった後の生活についても描かれると思われるのでそちらも気になってくる。なのでおそらく視聴継続はすると思う。
ぷにるはかわいいスライム
ある日、自作したスライムに命が宿り美少女が誕生してしまうという展開。本作はそんなスライム美少女と織り成す日常ラブコメとなっている。
1話の時点だと特に目新しさもなくどこかで見たような作品だと思ってしまった。「コロコロにもこんな作品あるんだ!?」という驚きはあったけど、良くも悪くもそれだけなのであまり刺さらなかった。なのでおそらく視聴継続はしなさそう。
大正偽りブラヰダル~身代わり花嫁と軍服の猛愛
放送前は24分アニメだと思っていたけどまさかの4分アニメ。キービジュアルからは大正時代を描いた重厚な作品なのかと思っていたけどどちらかというとエロ要素が強い感じだった。1話では求婚された妹を助けるために自らが代わりに嫁になるということを男に伝えるところで終わる。4分なのであっさりである。
4分だけだと物足りなかったので無料で公開されている原作漫画を少しだけ読んでみた。するとやはりエロ要素が強い。大正時代という設定はどんな作品だとしても好みだがやはりあっさりすぎるので視聴継続はしなさそうな気がしている。
来世は他人がいい
大きいヤクザ団体の子息同士の男女による恋愛もの。縁談をきっかけとして2人は同じ高校に通うことになるという展開。1話では一見好青年に見えるも実際は凶暴な性質を秘めている霧島に翻弄される主人公の姿が描かれる。
話の流れや主人公のキャラとかは良かったけど霧島のキャラが個人的にあまり受け付けなかった。あまりにも記号的というか主人公に惚れるというのもあっさり過ぎたかなという印象がある。霧島の「女に振り回されてみたい」という嗜好にしてもあまり芯に迫るところがなく記号的にとりあえずそういう要素入れましたという安易さがあるように感じた。もっと徐々に関係性を深めていって最終的に惚れさせた、という展開であれば見たかもしれないけど感情の機微が雑だったので継続視聴はしなさそうな気がしている。
最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える
よくあるタイプのなろう系作品。余談だけど異世界転生ではなくこういうゲーム的な職を題材にするジャンルを指す言葉ってあるのだろうか?たいていは異世界転生に含まれてしまうので意外とないような気がする(なろう系はあまり読んだことがなく詳しくないのでもしかしたらあるかもしれないが)。
冒頭から主人公のお祖父ちゃんが敵に立ち向かって死ぬのだが、どうにも唐突過ぎて全く感情移入できない。最初の数秒だけでもいいので、平和なところを描いてから壮絶な状況にならないと唐突過ぎて心理的についていけなくなる。
そもそも最初の独白からして専門用語が多すぎてついていけないという感じがした。よくある展開ではあるので「そういうやつね」と思いながら観ることはできるが、どうにも全体的に感情移入できなさがあって物語に入り込めなかったような気がする。
視聴継続はしないと思う。なろう系の作品でもある程度感情移入できないと個人的にはついていけない。
妖怪学校の先生はじめました!
新任で先生になるも挫折し1年引きこもっていた先生が妖怪学校の先生になるという話。あらすじだけ見ると鬱っぽい話だが、全体的にポップなノリで進むので気軽に見れる作品だと思う。
1話は妖怪学校の先生になって引きこもっていた生徒を学校に来させるという回だった。狸塚豆吉が良い感じのクッション役となっていて見やすかったように思う。
ただどこかで見たような作品ではあるのでもう一つ何か欲しかったかなというのはある。それなりに面白かったので時間があったら観るかもしれないが、結局見ないような気もする。
時空の隙
本作は中国アニメらしい。とあるこのアニメの告知サイトの文言には「ユーザー数が2億人超える世界的な人気ゲーム「梦幻西游」が原作となっているアニメ。」との記載があった。どういった計算で2億人かというのはわからないのでどの程度すごいのかはわからないが中国国内では結構人気のゲームなのかもしれない。ただ実際にアニメを観てみるとぶっちゃけあまり面白くはなかった。
どうにも要素が多すぎてついていけないという気がした。おそらく原作のゲームだとテキストベースでちょっとずつ情報が開示されていくという感じなのだとは思うが、アニメだと1話に情報を詰め込めすぎていて正直よくわからない。それらの要素もそこまで面白いというわけでもないし個人的には合わないなと思った。
アークナイツは原作も含めて好きなので中国作品がまったく合わないということはないと思うが、このアニメは本当に合わないと思ったので視聴継続しないと思う。
モブ皇帝~平凡をむさぼる僕が多元宇宙の支配者に選ばれたので、世界を救ってみた~
こちらも『時空の隙』と同じく中国のアニメらしい。売れ行きで言えば『時空の隙』の方が売れているようだが(あくまでも記事などの文言を見ただけでの個人的推定なので実際はどうなのか不明だが)、個人的にはこちらの『モブ皇帝』の方が面白いと感じた。
展開としては唐突な部分はあるが全体のシナリオとしてはわかりやすいと思う。日本の異世界転生作品のようなタイトルだが、転生ものではなく現実世界で急に不思議な組織同士の闘争に巻き込まれてしまうという話である。タイトルにある「多元宇宙」という要素はよくわからないが、1話の段階ではよくある別世界の闘争に巻き込まれる系のアニメとして見れたように思う。
面白いと思ったのが日本作品とのノリの違いだ。若干シリアスな場面になった時も主人公が女の子の身体を見てるシーンがあったりと、日本だと入れなさそうな場面でちょっぴりえっちなシーンを入れていたりする。そのあたりは感覚の違いだとは思うが、日本アニメに慣れている目線からするとシュールに見えて面白い面もある。そういった要素以外にも細かなノリの違いがあって興味深いと思う。
中国作品は日本作品に比べるとSF要素が多い傾向にあると感じる。本作(モブ皇帝)のような作品も日本であれば異世界転生及び中世ヨーロッパ風世界観で展開されることが多いだろう。そういった装飾の部分は違えど「現実から非現実へ変転する」という型自体は一緒なのが面白いと思うし、こういった作品において見る側が求めているものは近しいような気がする。
他の視聴継続しようと思うアニメに比べると面白さとしては少し落ちるのだが、とりあえずは3話までは見てもいいかなと思っている。SF要素がどう描かれるのか気になるしどう転ぶかわからないように思うので。
やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中
婚約者の王太子に無実の罪で追われることとなり生涯を終えようとしていた主人公だが、なぜか死ぬ間際に年前に時が戻ったので、その時点から破滅を逃れるために奔走するという話。王太子との結婚をなんとか切り抜け別の人物に言い寄るというところまでが1話の内容となっている。
作中における立場としてはちょっと違うけど『ティアムーン帝国物語』を彷彿とさせる話だと思う。『ティアムーン帝国物語』ほどコメディ色は強くないけど、自らの不幸を回避するために足掻くというのは近しいものを感じる。ただ現時点だとちょっとキャラクターがあまり好きになれないのでそこまでハマれなかったというのがある。『ティアムーン帝国物語』の場合は、主人公であるミーアが序盤からそれなりに良い人物であるということが様々な場面で示されていたので親身になれたが、本作ではそういった主人公の人となりがわかる演出が少ないのでどうにも親身になれず、将来の破滅に対する危機感もどこか他人事として認識してしまう。
視聴継続するかどうかは気分次第だ。とりあえず3話までは見る可能性はあると思うが、結局見なさそうな気もしている。
ハイガクラ
中国風の世界観かと思いきや現代日本っぽいものもあったりして世界観がよくわからなかった。会話も終始どこか浮いているような印象であまり入ってこない。この作品は一応見たけど、とにかく絶望的に合わなかった。
星降る王国のニナ
スラムで盗みながら日々をしのいでいた孤児が友人に売られてしまい、売られた先で亡くなったとされるお姫様の身代わりをするという話。この手の話は売られお姫様となった後にすぐさま幸せとなる場合が多いが、王様にも身代わりを隠しているという設定なのでバレたら処刑となるため緊張感があって面白かった。この作品は全体を通してそういった緊張感が良かったと思う。
元のお姫様の死も確定というわけではなく馬車が崖から落ちただけなので生きている余地はあると思われる。なので今後そのあたりが関わってきそうな気がしている。予想外に面白かったので続きを見る可能性は高そう(少なくとも3話までは見ると思う)。
さようなら竜生、こんにちは人生
かつて最強の古神龍が死んだ後、人間に転生し普通に暮らすという話。たいていの異世界転生ものは平凡な人間が特別な存在へと生まれ変わるという話が多いが、本作はその逆となっている。設定自体は斬新で面白いと思う。
ただ、その設定が面白いだけでそれが生かされてないとは思う。1話の時点だと前世が古神龍だったという意味があまりなく、能力のない転生ものになってしまっているので正直観ていて退屈だった。作画はそれなりに良かったとは思うが、継続視聴はしなさそうな気がしている。
余談だが主人公の声優は武内駿輔さんで、ヒロインのセリナとクリスティーナは関根瞳さんと大橋彩香さんが演じている。デレマスP声優とシャニマス・デレマスのセンター声優なのでどうしてもアイマスを想起してしまう人選だ。セリナなどは真乃っぽい要素も少なからずあったのでかわいくて良かった(「ほわっ」て言いそうだしアニメでシャニマス声優が出てくるとなぜだか嬉しくなる)。
ドラゴンボールDAIMA
自分はドラゴンボールのアニメや漫画に触れたことはないが、過去にゲームだけはやっている。なのでストーリーやキャラクターはある程度把握できているため、新作もわかるだろうという見立てで視聴。見てみるとそれなりに理解はできると感じた。話の内容的にも振り返りながらという形式でもあるし魔人ブウ編さえ見てればわかると思う。
ただ1話は新キャラ(作品を全部見てないのでわからないがおそらく新キャラだと思われる)のパートが長すぎてちょっと冗長だったように思う。なので話はこれからという感じなので評価が難しい。
アクションシーンなどの動きは良かったので普通に面白くなりそうな気もするけど見るかどうかは未定。気が向いたら見るかもしれない。
魔王2099
勇者との戦いに負け眠りについていた魔王。彼が500年後に目を覚ますと世界は滅んでおり現代日本のような世界と融合していたという話。500年のうちに裏切ったかつての家臣や未だに忠義を見せてくれる家臣など変わってしまった世界での魔王の奮闘が描かれるというアニメになっている。
本作は『はたらく魔王さま!』を想起させるような内容だ。魔王が現代日本のような世界に行くというのが似ていると思う。ただ『はたらく魔王さま!』よりもシリアスというか近未来的なのでSF要素が強めという感じである。
最初に魔王のビジュアルを見た時は安っぽいなと思っていたけど、そのあたりのズレ具合はおそらく若干ギャグ含みで描いているのだと思われる。それが見事にハマって魔王の常識の無さが伝わってきて面白い。
本作は前情報を全く知らずに見たので正直期待していたなかったが予想外に面白かったという感じだ。とりあえずは3話までは見ると思う。
格付け表と総評
上記の感想を元に作ったのが以下の1話時点の格付け表である。
![](https://assets.st-note.com/img/1728765878-4UY6JQATRykor5GlXEx0c3Hq.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1728765883-9mWPzB8RYtknu5yJeXEsU6Ol.png?width=1200)
文字の色分けとそれぞれのランクの感覚を説明すると、以下のようになる。
赤色→視聴する可能性が高いアニメ
緑色→今期から2期の放送だが1期を見ていないのでとりあえず1期の1話を見て感想を書いたアニメ
水色→2クール目のアニメ
Sランク→めちゃくちゃ面白いので継続視聴確定
Aランク→継続視聴したいと思うくらいには面白い
Bランク→それなりに面白いけど継続視聴するかは迷い中
Cランク→面白さは少しわかるけど何か足りない
Dランク→面白さがわからない
以上が約40作品見た上での格付け表である。1週間ほどコツコツと見続けてきた結果、結構見れたという自負がある。
現時点だとやはりSランクの4作品が抜けて面白いのでオススメだ。どの作品も漫画原作なのでやはり漫画は強いと思う。どの作品も別軸で面白いが個人的には現時点だと『チ。―地球の運動について―』が一番面白かった。
あとシャニマスに関してはCランクに入れたがやはり思い入れが強いのでほぼ確実に継続視聴しようと思っている。先行上映の評判を見ると1期よりも評判が良いので期待している。
今期はアニメを見るモチベが高いのでそれが続く限りはできるだけ追っていこうと思っている。その意欲を補強するためにも今回の記事のような格付け及び感想記事を毎週投稿するつもりだ。
なお現時点ではまだ放送開始されていないアニメもあるが、それについては来週の2話の格付け感想記事に回す。例えば、ガンダムと青のミブロはまだ配信されていないし、『殿と犬』に関しては配信開始されているがU-NEXTとアニメ放題でしか配信されていないので配信日の10月20日に見るという感じだ。これらの作品も現時点だと継続視聴するかはわからないが、とりあえず1話は見ていこうと思う(流石にディズニープラス独占配信は見れないが)。
とりあえず1話は約40作品見たが、正直2話以降は半分以下に激減すると思う。いくらアニメを見るモチベが高いといっても流石に毎週40本追うのは厳しい。2話は10~15本程度見ることを目指してできる限り継続視聴を続けていこうと思っている。