PS5とは別のハード投入でライトユーザーの獲得を目指すソニーのゲーム戦略
何か月か前に
という記事でソニーが投入してくるかもしれない安価な携帯ゲーム機についての記事を書きました。
どういう内容だったかというと、
という話です。
ソニーの携帯ゲーム機投入についてはここ最近たびたび噂になっていました。
switch次世代機については任天堂がまだ正式に詳細を公開していないので詳しく触れませんが、多くの人は「switchと同じようにテレビ出力用にドックが付属していたり、コントローラが分離するのだろう」と思っているでしょう。
ソニーの携帯ゲーム機の場合はテレビ出力用のドックは別売りにして付けず、コントローラも分離したりNFCやコントローラ用のバッテリー、HD振動機能などは付け無いためにコストが大幅に抑えられて、ソニーの携帯機はswitch次世代機より100ドル以上安く販売可能と思います。
仮にswitch次世代機が399ドルなら、ソニーの携帯機は299ドルと。
ただしドルベースでは100ドル以上差があっても任天堂は日本では為替を無視した安めの価格を設定する事もあるので、日本円でみるとswitch次世代機とソニーの携帯ゲーム機は金額差は8000円くらいに縮まるかもしれません。
PS5は8万円と、もう完全にライトユーザーを無視した金額に日本ではなってしまったものの、それをカバーするようにソニーが以前から噂されていた廉価な携帯ゲーム機を投入してきて、そちらでPS3やPS4時代に獲得していたライトユーザーをゲットするという戦略をやってくるのではと思います。
ライトユーザーの場合はPS5ほどのスペックは求めていないという事もあります。
前回書いたようにソフトについてはソフトメーカーはより多く売りたいのでswitch次世代機向けに出るソフトの多くがこのソニーの携帯ゲーム機でも普通に出る事になるでしょう。
他にもPS4時代に出たゲームがこっちでも遊べたり、PS plusのサブスクで大量のゲームが遊べたり。
ただ、グラフィックがリッチなゲームの場合はソニーの携帯ゲーム機もswitch次世代機もどちらも出すのはかなり大変な事になるでしょう。
黒神話悟空などの場合は凄まじく劣化させないと任天堂の次世代機(の携帯モード)でもソニーの携帯ゲーム機でも出せないし、グラフィックがリッチなゲームの一部はもう出すのを断念するのではと思います。
すごい手間をかけて劣化作業をして出すか、あきらめるか。
私自身は今時点でソニーの携帯ゲーム機の情報については何も知らないので今回のはあくまでも予測となります。
しばらくしてソニーからもし携帯ゲーム機の発表があったら、「なるほど値下げできないPS5のかわりに、低性能だけどPS5よりかなり安い携帯ゲーム機で今後ソニーはライトユーザーを掴むつもりなのか」と思い出してみてください。
前回の記事ではこのハードの日本での価格は35000円くらいと予想しましたが、今の情勢だと39980円から44980円くらいの間になると思います。
switch次世代機みたいに馬鹿売れしないでしょうが、世界的に最終累計3000万台くらいは狙えるのではないでしょうか。