switch2(次世代switch)の値段をそこそこ下げる画期的な方法
switchの次世代機switch2は、来年にはもう登場するだろうと思っている人がほとんどでしょう。
そのswitch2ですが、三つの要因で値段がswitchスタート価格よりずいぶんと上がってしまいそうです。
おそらく日本国内での価格は税込み46000円かもう少し上になるのではないかと思います。
switchが当時の消費税が少し安かった事もあって税込み3万円近くで買えた事からすると、このやや高めの値段では「ライトユーザーも初期からswitch2を買ってくれる」というのは大きく減りかねません。普及に結構影響が出てきそうです。
switch2の値段を押し上げる要因としては、「円安が進んだ事」「価格決定の基準であるアメリカの物価がこの数年で大幅に上がっている事」「nvidiaのsocの値段の上昇」という三つがあります。
nvidiaは当時tegraというsocを普及させようとそれなりの量生産したものの、これが大外れで大量に余ったため、任天堂にかなり安い価格でこのsocを卸しました。
しかし今回は「nvidiaはモバイル向けのsocは今はほとんど作っていないから逆に高くなってしまう(専用に設計しないといけない)」上に、「tegraの時のように余りすぎて在庫を減らすために安く卸すわけではない」ため、switch2向けのsocは残念ながらtegraほどは安くならないでしょう。
上記三つの要因でswitch2はswitchのスタート価格よりずいぶんと値段が上がってしまいますが、スタート価格が高くなると当然普及の足をひっぱってしまいます。
「それなら値段を下げる事をすればよい」というのが今回の主旨です。
端的にいうと、switch2はコントローラーはswitch用のジョイコンや他のコントローラーをそのまま使えるようにした上で、コントローラー無しモデルを税込み39000円くらい、コントローラー付きモデルを税込み46000円前後で同時に出すという事をしたらどうかと。
コントローラーはswitchのジョイコンから進化させる必要はあまり無く、「switchをすでに持っている人なら、値段がかなり安くなるコントローラー無しモデルを買えばいい」という風にした方が良いのではと思ったり。
今回書いた事はもちろん他のメーカーのハードでも実行可能です。
たとえばソニーはゲーム事業で毎年かなり利益を得てPS5も好調に世界で売れているだけに、PS6が4、5年後くらいに出るのはもうほぼ確実。
そのPS6で「コントローラー無しモデル」「コントローラ付きモデル」の二モデルを販売すれば、「PS5を持っている人は値段が安いコントローラ無しモデルの方を買って遊べばいい」という事で、PS6の初期からの普及をかなり後押ししてくれる事になるでしょう。
PS6どころか、PS5proを来年から再来年に出すなら、PS5proでも値段の安いコントローラー無しモデルとコントローラー付きモデルを同時に出せば良いし。
XBOXの次世代機とかでも同様にやれば良い。
ゲーム機はコントローラーの進化はもうあまり必要ないので、「次世代機でも同じコントローラーが使える」をやって本体をより安く買えるようにした方が、プラットフォームの初期からの普及をかなり後押ししてくれる事になるでしょう。
今後出るゲーム機は全てこれをやった方がいいんじゃないでしょうか?
後はswitch2は転売対策をどうするかですね。
以下の記事も面白ので、良かったら読んでみてください。
・ゲーム業界は「3Dデータの使いまわし」について真面目に考えるべき時に来ているのではないでしょうかhttps://note.com/tokumeinanasi/n/n26dd8be13562