<知っておくべき>家庭における火事対策 第三十一回 漏電ブレーカーで火災リスクを減らす
家庭での火事を予防するためのシリーズ第三十一回。
今回は「漏電ブレーカーで火災リスクを減らす」の話です。
マンションなどの集合住宅ではブレーカーは漏電検知機能が付いた漏電ブレーカーが採用されています。
戸建て住宅でも漏電ブレーカーが採用されている家も多いですが、古い住宅の場合は漏電検知機能が付いていない普通のブレーカーのままという家もわりとあります。
漏電ブレーカーは漏電を検知すると即座にブレーカーを落として電気を遮断する事で漏電火災を予防する仕組みとなっています。
工事費用はそれほどでもなく、工事時間も比較的短く終わるので、もし未だに普通のブレーカーを使っている家の場合は業者に交換を依頼するようにしましょう。
また、その業者もきちんとした実績のある業者を探すように。
ネットで工事費用の安さばかりを見て変な業者をつかまないようにしてください。
漏電ブレーカーでも漏電後すぐに出火するなどの場合は火事になってしまう事もたまにありますが、漏電後から出火するまでのタイムラグが発生する事が多く、漏電による火災のリスクを確実にある程度減らす事になります。
家庭における火事対策シリーズの第一回目はこちら
自分の大切な物や家、自分や家族の命を守るために一回目から順番に読んでいきましょう。
<知っておくべき>家庭における火事対策 第一回 序章
次回は「消火器による死亡事故に注意」です。