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タワーと窓とWeekend

私の家の窓からは、西新宿のコクーンタワーが見える。
窓を開け、コクーンタワーを見つめながら、この文章を書いている。
一応この文章は、読む方がいらっしゃる前提で書いているが、何か伝えたいことがあって書いているわけではない。

ただただ雑然と、状況や思い事を綴るのみだ。文章というツールで自分の中にあるものをアウトプットする練習である。

BGMは、The Weekendの“Blinding Lights”。2019年11月29日に出た曲。
A- haを彷彿とさせる、1980年代っぽいサウンドだ。

The Weekendは、この曲を出す2日前に、“Heartless”という曲を出した。
彼は人気者なので、一気にこの曲はSpotifyのグローバルチャートの上位に躍り出た。
こちらの曲調はとても今風で、最先端の流行を取り入れている。

2日違いでリリースされたこの2曲。しばらくは今風の“Heartless”の方が上位だったが、ある日から、80年代風の“Blinding Lights”が追い抜き、2020年2月現在は同曲が上位にランクインし続けている。

これは意外な結果だった。
この結果を受けてから“Heartless”を聴いてみると、今風すぎて、巷には同じような曲があふれているために埋もれてしまっているようにも思える。
一方、“Blinding Lights”の方は、他の曲と似ていないので、チャート内でいい意味で浮いている。

これには何か示唆が含まれている気がする。
“Blinding Lights”は、80年代っぽいとはいいながらも、サウンドは今風に洗練されている。温故知新。新しいだけでも古いだけでも飽きられてしまう。新しい中にも古い何かを、古い中にも新しい何かを。それがあると飽きられないものが作れるのかもしれない。

適当に書き始めたら、最終的にはThe Weekendのついての文章になった。読んでくれてありがとう。コクーンタワーのくだりいる?とも思うが。

窓を開けて作業をするのが好きだ。窓を閉めていると世界から隔離されている気がして孤独感があるが、開けていると、自分は世界の一部なんだという気がしてくる。ということでタイトルは「タワーと窓とWeekend」にした。

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