見出し画像

自己紹介¦不登校だからこそ全日の寮生へ¦不登校を4年経験し、大学生になった話 2

不登校となり別室登校で凌ぐ毎日
中学3年生ですから
人生の岐路に立たされてしまいます。

「就職」か「進学」 「全日制」か「通信制」

私は就職を選んだ未来の先の創造が出来ませんでした。
その為、選択肢を「進学」に定め
「全日制」か「通信制」という
ふたつの選択肢から選ぶことにしたのです。

全日制に通うという挑戦を過去に一度、行ったことがありました。

中学の進学時に指定の中学ではなく
別の区域に設定されている中学に入学し、
中学校を通うことにチャレンジしたんです。

小学校6年生、不登校支援スクールに通う中で自信を着けていました。
自分は社会を歩く事が出来るようになった!
人と会話し仲間を作ることが出来るようになった!

しかし駄目でした。
駄目だった人間関係に加え
勉強の遅れが付いてきたことを思い知りました。

不登校になってから1年間。
1年という時間を無駄にしていたのだと
1年という時間の差を、見せつけられ

もうだめだ。
と思いました。

また心を閉ざしてしまいました。

「全日制」か「通信制」

私には全日制に通いたい思いが強くありました。

友達を作りたい。行ったことのない修学旅行にだって行ってみたい。
文化祭に参加しみんなと盛り上がりたい。ずっとひとりでなんて居たくない

焦りもありました。

家に引きこもりゲームとネットの毎日。引きこもり何もしていない自分に心病み、親に当たる日々。

「通信制」を選んでしまったら
ここから変わることなんてできないのではないか?
この嫌な日常がまた、この先も続いていくのではないか?

そんなことを思ったら「全日制」に通う以外の選択肢は
無くなりました。

私はこのまま地元の一番近くにある高校に通うことは
望んでいません。

誰も私のことを不登校であったとは知らない学校へ
そこで変わりたい。

先生と相談する中で1つの高校のパンフレットをくれました。

「農業高校」「寮付属」

私は、これだ!と思いました。
そうだ!寮に行こう。

農業高校であるか、そうでないかはそれ程考えていませんでした。
私は「寮」に惹かれたんです。

学校に行くことを強制してくれる
ゲーム漬けの引き籠っていた毎日から
脱することが出来る。

当時は不思議と「無理だったらどうしよう」だとか
「友達が出来るだろうか」等の不安要素は一切ありませんでした。

私はいまやどん底にいて
挑戦出来るのなら挑戦するしかないのだと
自分で思ってました。

親からの許可も得て
私はその高校に入学する事が出来ました。

私の思惑通り、「寮」を選んだことが功を制し
皆勤賞で卒業をすることが出来ました。

ただ当然、慣れない当初は辛かったです。

まずはホームシックになりました。

「なぜ私だけこんな所にいるのだろう」
「なぜ私だけこんな辛い思いをしているのだろう」

家族と電話をした後も、賑やかな家族団らんを思い返し
ひとり枕を濡らすことだってありました。

暴言を吐いていたこともありましたが、
家族の大切さを
ありがたさを
強く愛想思い知りました。

次に人間関係です。

重度の人見知り、コミュ障の私

話しかけに行くこともできず、
話しかけられても上手くコミュニケーションの取れない私
申し訳ないとは思ってもどうしてか上手く
言葉も思いつかず返事もできない。

このふたつの問題点は時間が解決してくれました。

寮生活に慣れホームシックは改善され
同じ境遇の同じ趣味をもつ友達を見つけることができ、
コミュ障も次第にマシになっていきました。

以外と問題にならなかったのは勉強面です。
あまり意識のしていなかった農業系の学校であることが良かったんです。
基本的に小学や中学の復習から授業が始まるので
4年間のブランクのある私でも、授業内容を理解することができました。

不登校の引き籠りから
寮生活の全日制

あまりに両極端ですが、
本当に追い詰められた男は違います。

一念発起自分を
そして乗り越えた自分を
めちゃくちゃ誇りに思います。

進路選択は進学にしました。
この頃には勉強も良いものだと感じていたし、

なにより
人生、これからじゃん。
やっと立ち上がれた。

そんな思いが強くあります。

社会的に見た評価はまだまだ低いでしょう。
偏差値で語られてしまったら、私は手足も出ません。

選べる大学もいわゆるボーダーフリーの私立大学。

色々な意見が飛び交っています。

本当にこの選択で良かったのか、
将来の不安は尽きません。

でも選んだ道ならば
全うしなければ。

不登校になりかなりの迷惑をかけたのに
応援してくれる家族には本当に感謝です。

私は大学に入ったら、もっと色んなことを経験したいと思っていました。

彼女が出来ました。
飛行機を使い大阪に
USJにだって行きました。

軽音部に所属し
友達と共にステージにだって
立ちました。

学校のWEBデザインコンクールにだって
応募しました。

学内のジムに通い筋トレを続けることにしました。

マネーリテラシーを高めようと
積み立て投資を始めることにしました。

ブログサイトに自分の経験や当時の思ったことを赤裸々に
執筆することだってしました。

まだ私は20歳であり、大学生活は続いています。

これからも私は
テーマも絞らず書きたいこと適当に書いていくと思います。

読んでいただいて、ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集