タローマンヒストリア ミニチュア
特番・タローマンヒストリアでは、太陽仮面サンタワーのサイドカーつきバイクのミニチュア製作、本番でバイクを走らす仕掛けの考案とセッティングまでを担当しました。
サイドカーのボディはフォーレックスフォームをベースに工作用紙を貼り付けて製作しています。
ライト部分は実際に点灯可能で、当初はLEDを使用するつもりでしたが、カメラに映した時に今風なシャープな光になってしまうため、あえて麦電球を使用しました。
サンタワーの人形製作はは石井那王貴、未来を見たは瓜生遼太郎が担当しました。バイクの全体ができてきたら一度人形を乗せてバランスチェック。
仕上げに色を塗って汚れを入れたら完成です。
ミニチュア特撮の撮影風景です。
実はバイク自体は止まっていて、手前の地面風のテクスチャーを施した岩盤(発砲スチロール製)が回転することで走っているように見せています。タイヤは画面外から別のタイヤを当てて動かしています。
タローマン本編の飛行機がギミック(ライトが灯いたりプロペラが回ったり)なしのミニチュアでしたので今回はできるだけ動きの多いミニチュアにできれば…と思い製作いたしました。デザイン自体はテストフィルムという設定上シンプルな方向でまとめていますが、タローマンの飛行機にどことなく通じるものを意識しています。
(文・石井那王貴)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?