ポケモン(任天堂)VS パルワールド(ポケットペア 溝部拓郎) ~特許裁判の始まり~
今年もゲーム業界の知財は、波乱が多いですね。
去年は、コナミ(パワプロ)VS サイゲームス(ウマ娘)でしたが、
今年は、タイトルにしましたが、「ポケモン(任天堂)VS パルワールド(ポケットペア 溝部拓郎さん)」ですね!
そもそも、このパルワールドが出たとき、世の中の反応として、「ポケモン」に似てるな。。。
なんですよね!
よって、この結果は別に驚くことではないです!
ネットの色んな意見を見ていると、
任天堂が、ゲーム業界を牛耳っている構図に文句を言っているネット民がいました。
→いやいや、企業が何のために「人」、「時間」、「お金」を使って、特許を取っていると??
こういう努力をしない模倣品に対して行使するためですよね??
パルワールドを作ったポケットペアのことを調べていると、この「代表取締役社長:溝部拓郎」さん、ゲーム開発に対してやりたい放題してますね!
パルワールドだけじゃなく、「クラフトピア」も任天堂の「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」を真似て作っています。
しかも、堂々と記事でそういう行為が良いことのように言っています。
本家(最初のアイディアを作った人)を蔑ろにするような行動はいけませんね。。。本家に対するリスペクト(敬意・愛)が大事です!
こういうのは、企業の法務・知財部に目をつけられます。
権利行使をするにあたって、侵害商品だけではなく、企業の思想や方向性、経営陣の考え方は、当然チェックするでしょう。
たまたま侵害してしまったのか、それとも意図的に侵害して、商品を作っているのか。
それは、やはり大事です。
ポケットペアは、どちらかというと確信犯ですよね!?
売れている商品を真似て、ガワをちょっと変えれば良いじゃん、が透けて見えます。
因果応報
こういうの放置すると、また任天堂の商品をパクッて、商品を出します。
正直、この会社の会社概要の紹介ページで、溝部拓郎さんの経歴で、
2010 任天堂ゲームセミナーにてDS開発
これが、先ず、任天堂側の感情を逆なでしますよね。
任天堂ゲームセミナーは、以下のように、学生に向けてgame作りの楽しさを教えていると思います。パクッて、ゲーム作れなんて、たぶん教えていないと思いますが。。。
こういうのも載せられると、任天堂の許可を得ている感も出るので、変な印象を持たれます。
※個人的には、こういう経歴に企業のセミナー経験載せるものなのかも、疑問ではありますが。
ポケットペアは、声明を出しており、
自由な発想は、他者の権利を侵害して良いことではないので、ちゃんとルールを守った上で、フェアにゲーム開発をしましょう!
※こういうタイプの人は、高確率で、自分が自由にやるのは良いが、他人からやられたら文句を言う。
他社の特許がある場合、その特許を侵害しない、より独自性の高い良いアイディアを思いつけば良いだけです!
それが、産業の発展ということです!
誰かの権利があるということは、そこの権利の領域は、その企業に任せれば良いです。
※ちゃんと許可取って、真似る分には良いと思います。
引き続き、この裁判の行方は追って行きましょう!
※そして、読者の皆さんは、権利侵害をせずに、商品を作りましょう!
企業の知財部員は、インディーゲームだからとか、中小・ベンチャー企業が作っているから、特許侵害を気づかないというのはあまり期待しないほうが良いです。
知財部員は、常に自分が担当している特許の侵害製品は探しています!
※なので、くれぐれもばれないから良いや!は辞めてください。