ママ友はどうやったらできるのかきいてみた
わたしは人見知りだ。
ママ友はまだいない。
息子(年中さん)が保育園に行きはじめたのは3年前の春、もうコロナ禍だった。保育園の行事は軒並み中止。親どうしの接点はほとんどなかった。
毎日の送り迎えは、朝はわたしか夫、夕方は16時に迎えにいきたいと申し出てくれた義母まかせ。
朝、わたしが送っていくときは早い時間帯だからなのかいつも顔を合わせるママはおらず、迎えにいく義母のほうが友達のママを知っているという状態である。
そして今年の秋、毎年中止になっていた親子バス遠足がついに再開!
わたしはママ達に積極的に話しかけるぞ!と気合をいれて臨んだ、
のだが、
もうすでに仲いい人同士集まっている人達が多く、その中に入ってもいけないし、3~4人のママに挨拶をした程度でバス遠足は終了した。
これでも頑張ったほうだった。
バス遠足の翌日、
職場のコミュ力おばけの先輩にママ友はどうやったらできるのですか?と相談した。
先輩は大学生の息子さんがいて、ママとしても大先輩である。
先輩の教えは具体的だった。
たとえば、バス遠足など行ったときは最初に「一緒に回ってもいいですか~?」と声をかける。
このとき、相手がイヤかもしれないということは気にしない、とのこと。
そうなのか!あえて気にしないのか!
意外とママ友ができないと悩んでいるママは多いので声をかけてもらってよかったという人も多いからだという。
特に、入園、入学して最初のイベントではひとりのママも多いので声をかけていくといい、とのこと。
納得!小学校入学のときは大チャンスだな!
さらに、先輩は「今度うちにあそびにきてね~!」と誘ったりもしたそうだ。
さすがだ!
わたしは一気にそこまで考えられない。
うちはぼろい家なので、はずかしくて人を招く発想がなかった。
でもそんなこと気にせずウェルカムな気持ちでいられるようになりたい。
そして先輩は最後にもうひとつ大事なことを教えてくれた。
先輩の息子さんが仲良くしていた近所のお友達のママとの話。
最初はつんとしていて、息子さんたちの遊び場所が危ないと言って怒っていたのを、すこしずつ、そんなに危険じゃないんですよ、こうなんですよ、ああなんですよ、と声をかけていった結果、だんだん打ち解けていって、お互いの考え方も分かってきて、最終的に家族旅行に一緒に行くほど仲良くなれたという話。
だから、ちょっと話しかけずらいなっていう人でも声をかけてみないと分からない。最初の印象で判断してはいけないという。
この姿勢すごいな。
そもそも先輩の人に対する姿勢が、どんな人にでも困っていれば声をかけるし、人をよく見ている。それぞれの特性をよくわかっていて、どんな人とでも楽しく会話ができる。
そして、いつも元気で明るく、それが誰の前でも変わらない。
なんだか、心折れそうになってきた。
いや、折れた。
自分と違いすぎて。
とてもできそうにない。
ママ友ができないんだよね~と言い合えるママ友ができたりすればいいのにな。
まずは勇気を溜めなければ。