移転/地方電力会社の沖縄電力が虎ノ門の新築オフィスビルへ
地方電力会社である沖縄電力の東京支社機能が虎ノ門の新築オフィスビルへの移転を行った。移転先は虎ノ門にある八束ビルである。利用坪数は非公開であるが1フロア程度を賃借している模様だ。
会社概要と業態
沖縄電力は設立1972年5月の電力企業である。沖縄の電力を一手に担っており沖縄エリアでは各社グループ企業が存在する(おきでんグループ)
沖縄電力を中核として地域に貢献していくおきでんグループは以下のとおりである。
建設業
株式会社沖電工
株式会社沖縄エネテック
株式会社沖設備
電気事業周辺関連事業
沖縄プラント工業株式会社
沖縄電機工業株式会社
沖電グローバルシステムズ株式会社
不動産業
沖電開発株式会社
沿革と歴史
沖縄電力は沖縄振興開発特別措置法に基づき、琉球電力公社の業務を引き継ぎ、政府および沖縄県の出資する特殊法人として設立された。
1988年に民営化、1992年には東京証券取引所市場第二部および福岡証券取引所に上場する。
1996年には台湾電力と交流協定締結し、2012年には安部メガソーラー実証研究設備が運転を開始する
移転の理由と目的
今回の移転は東京支社の移転になる。目的は支社機能の適正面積の圧縮と想定される。
同社は乃木坂の第45興和ビルを利用しており、賃貸面積は約180坪程度を利用していた模様である。興和不動産らしい重厚感のある仕様が人気がある。今回の移転によって2/3程度の面積まで圧縮することができている模様だ。
月額ベースの家賃でも100万円から120万円ほどのコスト圧縮ができ新築ビルに移ることができるもの強みの一つである。
移転先の八束ビルは2021年竣工の新築オフィスビルだ。コロナの影響により新築後テナントの入居に時間がかかっている様子であったが現在は複数フロア成約している模様である。
虎ノ門ヒルズや再開発エリアの一角になり視認性も高いオフィスビルだ。移転先は3階の約90坪のオフィスへの移転となる。
◆東京支店
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