移転／学校教材の出版・販売の文理が統合へ

小中学校向けの教材販売や問題集を制作出版する企業が本社オフィスを統合移転することになった模様である。移転をするのは参考書などを教材の出版販売する文理である。

文理は昭和25年に設立した老舗企業である。その後2015年には親会社を学研とする学研グループにグループインしている。

会社概要・業態

195年（株）文理書院設立
1965年　全国教材出版（全教材）設立
1968年（株）研数書院を吸収合併

上記のように、創業から現在に至るまで教育系の出版物に強みがある。事業内容としては小学生・中学生・高校生用の学習参考書・問題集，塾専用教材，学校採用図書教材等の出版・販売している

学校用教材と一般向けの教材のどちらも出版している。学校教材の出版をおこなっており既存の学校との連携が強い老舗ならでは強みがある。

学校向けの主な出版教材は『中学必修テキスト』を筆頭に，『中学実力練成テキスト』『中学WinPass』等

書店販売ものは『小学教科書ワーク』『中学教科書ワーク』などのシリーズを手掛けている

移転についての背景

移転の目的は明らかではないが、2015年に学研グループに入りちょうど同じタイミングで本社を現在の飯田橋に移転している。約4年がたった中で親会社である学研とよりグループ間での連携やシナジーを強化する目的があるのではと予測できる。

今回の移転先は学研が保有する学研ビルに移転をする見込みである。学研ビルは学研が所有するオフィスビルになり多くのフロアを学研グループが利用している一般賃貸オフィスとしても外部募集も行っている。

学研ビル　東京都品川区西五反田2-11-8