1つくらいあってもいいんじゃない
ああー、ついに魂ずの部室が終わってしまったあ。↓↓以前書いたこのnote↓↓↓
が、脆弱noteアカウントの中で一番なぜか反応があってびっくり。
おそらく魂ずの部室のリスナー(通称一年生のため、ここからは愛を込め一年生と呼ばせて頂く)以外も読んで頂けたのかと思うとびっくりしてるし、しかもご本人であるコバシさんからも反応が来てビビっちゃった。(死ぬほど人気ないとか書いちゃってごめん)しかもラジオでnote書いたことをお伝えしたメールを読んでもらっちゃって舞い上がっちゃった。
なんとなく、魂ずの部室の部員一年生以外の方にも読んで頂きたくて、前回は部室とは?という部分から広く書いていきましたが、もう最終回なのでここからは部室の思い出を語っていきたいと思います。
魂ずの部室の一年生になるのに時間は関係ないので、今からも良さに気付いて貰いたいし同じラジオを聞いた人たちとの思い出の共有にもなったらいいなと。
さて、私が魂ずと出会ったのは伝説のネット配信番組、「エロキン」。お金のない売れていない若手芸人にセクシー女優の方々がエッチな誘惑をして、×××がピンとなってしまうと賞金が削られるという、ゴリゴリセクシー番組を何故か見ていた時にたまたま知った芸人さんでした。
最初は全く知らない人ばかりでしたので、「初めて知れる芸人さんが多くて面白いわ〜」などと思いながら見ていて、その後にGERAに到着。
割とGERAが盛り上がっている時に後からGERAを知った者なので、魂ずがラジオをやっていると知った時は「あれ、あんなネット番組に出てた芸人さんがまさかこんなところでラジオをできる人たちなのかよ……」と思い、恐ろしいほど暇だったので聞いてみたところ、このような位にハマっておりました。
(エロキンめっちゃ面白いんですけど、当時女子大生だった中、コンセプト的になんで見たんですかね。そのきっかけすら覚えてないので運命ということにしましょう)
さて、リスナーの贔屓目かと思いますが、前回も書いたようにとにかく魂ずは人気に大きな問題を抱えています。なんてったってそんなものは、Twitterのいいね数だとかメディア露出だとかでよーく分かるので。
ですがGERA創世期から始めている、ガチガチのGERA初期メンこと魂ず。初回からかれこれ3年と数ヶ月ラジオを毎週休まず続けてきましたが、その間に最終回を迎えたラジオは沢山あります。(もちろん具体的な名前は伏せますが、今やゴールデン番組に出るようなコンビや某賞レースファイナリストなども多数)
そんな中、見事、ここまで続けられた魂ず。
この凄さは、一年生のみならず、その他のGERAリスナー、いや、GERAの現在のラインナップを見ればお笑い好きの方々でしたら一目瞭然。
そして、同じ人力舎の後輩であり売れ方については大先輩の公式妹・吉住様や、廃棄しかけたラジオコーナーを快く魂ずにプレゼントしてくださったM-1グランプリチャンプ・錦鯉様、魂ずの部室の布教にお力を貸してくれた公式弟のザ・マミィ、さらには人力舎芸人の仲間の方々など、素晴らしい方々にイジられながらも愛され支えられていた良いラジオ。
そして、リスナー同士の絆が強かった魂ず。
最終回を迎えると決まってからの結束力は特に強く、月に1回でもいいから存続してくれ、アーカイブは永久に残してくれという嘆願活動も誰からかムーブメントが起き、毎日のように誰かが好きな魂ずの部室の好きな回のリンクを共有していました。
しかも、リスナーさんたちがもれなく全員面白い。
私は面白いことを考えられず、コーナーメールは一切送れなかったのですが、規模と面白さって釣り合わないんだなあと痛感するほど、名の知れたラジオでもメールを送っていらっしゃるような名だたる名ハガキ職人が応援されていたそうです。
魂ずの部室の最初で最後のイベント、「魂ずの部室公開収録」にて、魂ずのおふたりが言っていた
がとても忘れられないっす。
GERAイベントにて、他の芸人さんから、「あいつらはフリーターのラジオだ。(ラジオの中で出てくるエピソードトークがほとんどバイトのため)なのにここまで続いてるのはすごい」(的ニュアンス)と毒っ気つかれながらも愛のある称され方をしていた、魂ず。
この功績を忘れないで、このラジオが終わっても魂ずが超〜〜〜〜〜〜〜〜〜絶どうでもいいことで争いあって足を引っ張りあって押し付けあって訴え合う場所が増えないものかと願っております。
好きなおにぎりをリスナーから募集して、高級食材が出てきた際に「それはちょっと反則」と言ってリスナーをなぎ倒したり、コバシさんの盆栽YouTubeの広告料をどう分けようか永遠に揉めたり、自分だけをよく見せようとゲストに詰め寄る姿が、どこかで見れるようになりますように。
(standfm.様、御検討よろしくお願いいたします。既存のリスナーはごっそり行きますので)
さて、ここまで魂ずの部室への愛を2つ分noteを使い何度も語ってしまいましたが、前述の通り私はコーナーメールに挑んだり、頻繁にメールを送るような所謂「ガチ勢」リスナーではないです。
なんならこのラジオを聞くようになったのは番組の3年3ヶ月ほどの歴史の中で、1年にも満たない時間。ハマってから急いで1話から聞き返し、リアルタイムの最新回に追いついたのはつい最近のことのように感じています。
そんな私がここまでTOヅラしてこんなに長々と愛を語っているのは、なんとなく「魂ずの部室」が自分の気楽な居場所のように思えたから。
2人のちっぽけな争い(本人たちからしたら本気なのかもしれないが)を聞いてると、ちょっと可笑しくなるような議題で真剣に揉め合う、等身大で全力でちょっと情けなくていい意味でも悪い意味でも人間らしい2人の話を聞いてると、下に見ているとかバカにしているとかいう気持ちは全くなく、本当に元気が出てくるのだ。
彼女が出来なくて悔しがり、打ち切りがチラついて悲しんだり、M-1グランプリ1回戦敗退を受けて葬式ムードになったり、ちょっとエッチな話で盛り上がったり、番組打ち切り回避のお知らせが来てとにかく盛り上がったり、姿の見えないラジオなのにブリーフ一丁になって体を張ったり、姿の見えないラジオなのに電流罰ゲームで苦しんだり、自主的に始めたコーナーで自主的に物凄い罰ゲームや宿題をやって様々な経験をしたり、色んな感情を見せてくれた魂ず。
自分は面白くもなく楽しくもない、ロクな人生でない時間しか送ってないけれど、果たして私は自分の人生の悩みをこのくらいの熱量で叫んで相手に訴えられるだろうかと考えると、自分の代わりに色んな喜怒哀楽を見せてくれたように思えるのです。
ラジオの感想でリスナーさんたちと盛り上がったり、時々ふつおたとして取り留めのないメールを送ったり、なんかそんな居場所が居心地良かったんですよ。
世の中には様々なコンテンツとか、「推し」の対象になる人達とか、コミュニティが存在する。
だから、どんなに規模がアレでも、全員が全員知っているものじゃなくても、誰しも1つくらい、こんな場所が、コミュニティが職場・学校・友人関係以外にあってもいいんじゃないかな、と。
私にとっては、多分それが部室だったんだろうな、と思います。
激重noteになってしまったわね!!!!