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「農的暮らし」の経過観察⑷ 9月編

「農的暮らし」は、生ごみがただゴミになるのが勿体無いので、堆肥をつくってみよう。という活動の延長線上で、堆肥をつくるだけでは「もったいない」ということで、野菜を育ててみるという活動です。4人家族の全ての食糧を賄うのは無理にしろ、「スーパーに行かなくても今日は大丈夫。」っていう日を増やしていきたい。これは、どれほど作れば自給自足ができるのかの実験も兼ねています。

目次


今季収穫の目標数値

つくって食べる暮らしを、できることがわかれば伝えることもできる。説得力があると思う、現代社会は費用対効果をやけに気にする。だから、かけた時間分、かけたお金分返ってくることも知っていただきたい。まずは、形から入るのも良いと思う。野菜を育てていたら、それ以上の感覚を得られると思うから。
「つくって食べる暮らしが各家庭で行えるとどうなるのか?」一気にやってしまうと、農家が危なくなる。しかし、将来的に長い目で見ると、移動コスト(燃料)の削減が期待できる。燃料が使われなくなると、地球にもいい影響がでる。そして、何より大量生産・消費による、フードロスも少なくなるのではないかなと。

6月から9月の収穫量を表にしてみた。7月のキュウリが、かなり盛り上がった。大概の野菜(大玉トマト)以外は、目標を超える結果となった。ちなみに、10月を過ぎてもナスとピーマンは引き続き収穫ができている。ありがたいことだ。

経過観察

毎日の日課

7月に入り収穫期になり、水やりはしなくなりました。

追肥の状況

追肥は植え付け後2週間程度のときに、一度だけコンポストでできた堆肥をあげたくらいです。その後は、一度も追肥は行っていません。植え付け2週間前に、発酵鶏糞を土に混ぜています。

植え付けから118日 9月1日

黒陽ナスはそろそろ終わりかけ。長茄子がドンドンできている。雨が少ないせいか、太りが悪かったりする。水を撒くのもめんどくさくなってやめている。「無理しない」を合言葉に、できた野菜を収穫。

植え付けから120日 9月3日

オクラは来年植えるか正直迷う。植えるとしたら3本くらい植えないと、この量ではご飯には足りない。来園は、トマトも追加して、きゅうりも追加する予定だから「オクラ」には別れを告げないとかもな。

植え付けから123日 9月6日

台風がきてきて、かなりの雨を降らせていった。風は強く野菜が心配だが、無ずだった。雨の合間をみて収穫。

植え付けから126日 9月9日

雨のおかげで、野菜が太ってきた。ピーマンも大きさを取り戻してきた。雨ってすごいわ。

植え付けから128日 9月11日

バジルをようやく収穫。できているのを横目に、収穫したら加工しないと行けないから面倒くさくてみないふりをしていた。だけど、種をつけだしたバジルも出てきてさすがに悪いと思って収穫。ジェノベーゼソースを作りました。

植え付けから135日 9月18日

かぼちゃ収穫。きゅうりと思って買った、かぼちゃだから品種もわからない。一体なんなんだろう?1回食べてみたときは、水分量が多くて甘味が足りなかった。とりあえず、このかぼちゃには1ヶ月眠ってもらっとく。

キュウリの秋植えに挑戦してみる。うまくいくのかはわからない。10月から3ヶ月、仕事で北海道に行くので世話は家族に任せることにしました。誰も、畑には関心がないから置いていくのは心配だけど6本も植えれば、どれかは残ってくれると信じている。

植え付けから137日 9月20日

ナスは終わりかけているが、もう少し粘ってくれそう。ピーマンは、日に日に元気になっていている気がする。カボチャも大量にできてきた。

植え付けから139日 9月22日

地生えしてくれた大葉も、そろそろ終わりに近づいてきた。北海道に行く前に畑の整理をした。キュウリの枯れた苗を撤去して、ネットを回収して秋植え用にネットを組み立てる。トマト、オクラも引き抜いて次を植える準備。秋に何を植えないと、連作になってしまう。

植え付けから142日 9月25日

安定の3種類。

まとめ

9月も安定に、ナスとピーマンは収穫できた。夏野菜は購入せずに台所を潤せたと自負している。しかし、ナスやピーマンの食べ方のレパートリーがなく、持て余した気もする。来年は、ピーマンは1種類にしてシシトウを植えようかなとも思っている。ナスは好きな家族なので、2本のままにしてキュウリは追加で2本くらい増やして4本にしようかなと。トマトは圧倒的に足りなかったので合計で4本になるくらいにしようと思っている。

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