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床屋の 前かがみシャンプー は、武士から引き継がれた男のシャンプー!

こんにちは、浜松市天竜区佐久間町の オールディーズが大好きな理容師 乗本和男です。

床屋はなぜ前かがみでシャンプーをするのか、TikTok でヘアーサロン ノリモト として、かき氷シャンプーをアップしているのですが、そのシャンプーの仕方が床屋の前かがみシャンプーなんです。

前かがみのシャンプーにしたい理由は、冷たいかき氷がとトニックシャンプーのガリガリ君が、顔にかかることで冷たさを倍増するんです。上むきで洗うと、せっかくの冷たさが減少してしまうんですよね。

そんな前かがみののシャンプーを見て、コメントがよく入るんです。それが、「息苦しそう、胸が支える、苦しくないの?・・・。」です。男性の髪の毛は短髪が多く、女性みたいに長い間、髪の毛を洗うことがないですからね。

下向きでシャプーしても、それほど息苦しいという感覚はないんです。実際に息苦しいとこと答えた人は、ボクが床屋をやってきて、まだ誰からも聞いたことがないです。

そうやってコメントをくれる人は、子供の時から床屋ではなく美容室に行っている方がほとんではないかと思います。気になったら、ぜひお近くの床屋さんでシャンプーだけでもやってみてください。


コメントが多い前かがみシャンプーですが、実はもっとしっかりした理由があったんです。それは遡ること江戸時代から明治の断髪令までいきます。

断髪令は、近代化を目指す明治政府の欧米化の一環のとして出され、断髪した男性を「ざんぎり頭」」と呼ばれて文明開花の象徴になったんです。

@tokoyanori53

9月に入っても、まだまだ人気の #かき氷シャンプー を楽しんでいただきました。 埼玉からご来店のお客さん、埼玉は暑いところだけど、 #佐久間町 も暑いからね。 ってことで、ビシッと冷やしてグッとしびれてくれました。 残暑が厳しい9月を、かき氷シャンプーで乗り切ってくれたら嬉しいです。 #浜松市 #天竜区 #床屋 #床屋の技術 #フィフティーズな床屋 #シャンプー #快感 #シャンプー #かき氷

♬ 冷たくしないで(ドント・ビー・クルーエル) - エルヴィス・プレスリー

そうはいってもつい明治時代になる最近まで、丁髷でいた武士たちです。武士としてのプライドとか、教訓というのでしょうか残っていたのでしょう。

髪の毛を切った後、洗髪をしたのですが、その時に上向きに洗うことを拒んだみたいんです。武士として腹を人に見せる(腹を出す)切腹のイメージがあったんでしょうね。

それから男性は、短髪で洗いやすいというのもあるのですが、前かがみでシャンプーをすることになったみたいです。諸説色々と伝えられているので、どれが本当かは分かりませんが、男として武士として、なるほどなって思えたのでブログに書いてみました。

そんな床屋の前かがみシャンプー、もし気になる人は近くの床屋さんで体験してみてください。
それではまた。


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