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解体されていく空き家を見て、更地から復活してほしい浦川の町!

こんにちは、浜松市天竜区佐久間町の オールディーズが大好きな理容師 乗本和男です。

全国の人口が減っている中で、どうしょうもなく進んでいく浜松市中山間地域の人口の急激な減少。僕はそんな地元で商売をやっているだけに、これからどうなっていくかという、不安と将来の予想が見えてきてしまう。

先日、防災訓練の日に、ある佐久間町の地区で、自治会長が住民に現在の自治会の高齢者率(65歳以上)は、80%といったらしいです。80%ですよ。きっと70歳以上では70%くらいになるでしょうね。

そう考えると、あと10年もすると、高齢者率は80〜90%になっているかもしれません。完全に自治会としてはやっていけなくなります。そうした時にどうするんだろうな。気がつくと周りに人がいなくなる可能性があるね。

浦川は佐久間町で1番人口の多い地区ですが、若い人が多いわけではなくて、高齢者が多く人口の割合を占めているんです。ですから、この先10年後には人がいない自治会になるかもしれません。

そんな不安を煽るように、町の中にあった空き家がどんどん解体されていき、まるで町の中が歯抜けのような形になっているんですよね。いずれは僕の家も解体しないといけないのですが、どうしたもなかなって考えているんです。

それは解体費用がめちゃ高いんですよね。先日も空き家の中にあったものを処分する業者が来て、家の中のものを全部出していました。隣に住む親戚の方に聞いたら、その処分代だけで150万円くらいかかるといったみたいです。

それから今度は家を解体するわけですが、その家はできたら解体しないで売りに出すんですよね。どうしても 住みたい人なら喜んで購入すると思うのですが、中の状態を見るとかなりリフォームがかかりそうなです。

特に水回りがもうダメで、全て新しくしないといけないみたいです。それにここら辺の古い家は、昭和の時代に水害に遭い水が家の中まで入っているので、床下が腐っているところが多いんです。
かなりのリフォーム代がかかるでしょう。

実際に僕の家の向かいにある駐車場兼倉庫に隣の家が傾き、寄りかかり壁が腐ってボロボロになっているんです。その家の持ち主に早くなんとかしてとはいっているのですが、なかなかやってくれません。

その理由がお金がないからです。もうお願いして5年くらい我慢して待っています。流石に気の長い僕も待ちくたびれて、何かしらのアクションを起こさずにいられなくなりました。

そんな家はどんどん増えていきます。浦川は住み良い場所ですし、特に来年度は浦川インターと新東名が繋がります。交通の良さは浜松や豊川、豊橋にも通勤できる距離です。

いくつもの空き家がある浦川の町、もし全部の空き家を解体して、更地になったらかなりいい条件の宅地になるかも。
これだけ土地の値段と固定資産税が安くて、まずまず交通の便がいい田舎はなかなかないからね。

浜松市の工業地帯、都田のベットタウンになったら嬉しいな。って新年に向けて願望を抱いております。
それではまた。

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