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リーゼントとロカビリー!2つの繋がりで、新規のご来店です。

こんにちは、浜松市天竜区佐久間町の オールディーズが大好きな理容師 
の乗本和男です。

浜松市和泉町にお住まいの田代さん、中学生の時からロカビリーが大好きで、クリームソーダ浜松・BER TEDDY BOY の榊原きよみさんとは、20代の頃からの知り合いで、よくTEDDY BOY に飲みに行くみたいなんです。ロカビリーファンにはたまらない、聖地みたいな飲み屋さんですからね。

そんなロカビリーやリーゼントが好きな田代さん、なんで僕のことを知ったかというと、ブログからなんです。あまりSNSなどはやらないみたいなんですが、インターネット使って、ロカビリーやリーゼントのことを検索しているんですよね。

そしたら、僕のブログが引っかかったです。まさか浜松市にこんな床屋があるとは知らなかったみたいで、知ったのが1年前くらいなんです。行きたかったけど、コロナがあったし、なかなかチャンスがなかったと言ってました。やはり佐久間町は浜松市の中心からみると、かなり山奥に感じるんですよね。

来るにしてもかなりの意気込みがないと来れないかもしれません。でも1度来たら、国道151号線も三遠南信道もありますし、真っ直ぐに登ってこればいいだけだから、道はそんなに難しくもないし、ドライブのつもりで来たら気にならない距離なんです。

そんな田代さん、今回のリーゼントは、前髪を垂らすクイッフではなく、しっかりと上げたロカビリーなリーゼントにしたいということでした。ただ襟周りはスッキリとしてほしいということです。そこで僕が考えたリーゼントは、ポンパドールを高く、いつもは頭のハチを抑えて角を丸くするのですが、ロカビリーということでわざと角っぽくしました。

イメージでいうと、ブラックキャッツやマジックのメンバーがやっていた、日本の黒髪をポマードやスプレーでリーゼントしたものです。ですからフロントは少し長めに残し、いつもは短くするハチ(頭の角)を残し、リーゼントを作ると角が残るようにしました。

バックはセンターに食い込むようなダックテールにして、ロカビリー感を強く出したんです。僕はロカビリーのリーゼントの場合は、ポンパドールをビシッと決めるより、ラフな感じの方がカッコいいと考えているので、少しだけ崩した感じにしました。

本当にリーゼントは奥が深いですし、お客さんの似合うリーゼントや、お客さんが求めるリーゼントを、どんどん作り上げていきたいです。そしてリーゼントの魅力を発信していきます

今日、自宅を出る田代さん。奥さんに「今日はリーゼントにしてくるからな」って言ったら、奥さんが「えっ、リーゼントに!」と驚き、「どこまで行くよ」と聞かれて「佐久間」と答えたらビックリしていたみたいです。
そのくらい佐久間って、浜松市から見たら遠い場所なんですよね。でもこうやってわざわざ来てくれるのが嬉しい。そして喜んで帰ってくれるのがとても嬉しいです。

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