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arika7
のこさんと 〜血を越える絆
家族は 血がつながっているもの
それはあくまで 「大多数」の家族のはなし
望んでも 子どもに恵まれなかった家族が
選ぶ ひとつの選択肢
不幸にも 血のつながった家族の愛に
恵まれなかった子が 半ば強制的に迫られる
選択肢
養子縁組(里親里子)
犬や猫は もちろん血はつながっていなくても
家族としてみなせるから
外から受け入れることに 抵抗はない
一方で
誰とも 血のつながっていない
人の集団を 家族として一生保つには
相応の覚悟が要る
それを受け入れた 夫婦がいた
園児にして 見知らぬ人が家族になった
のこさんの 動揺は如何ばかりだっただろうか
それも全て 包みこんで 受け入れた
「血もつながってないのに」
里親さんにとっては 恐怖の呪文だろう
もしかしたら すでに受けているかもしれない残酷
それでも
我が子として ひとり立ちできるよう
日々向き合っている
どうしてだろうか
善意や子育てへの羨望ではない 「何か」が
ふたりを 動かしたのだろうか
これから 時間をかけて見守り
その「何か」を見つけたい