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都市経営プロフェッショナルスクール 第9期 開校式&集中研修 @北九州 小倉

改めまして、この土日(9/7,8)と、北九州市は小倉にて「研修」に来ておりました。

バンドの中にいたことはあるものの「会社」「組織」の中に居たことのない人間で、
今もやっぱり特に組織やチームで何かするって馴染みの少ない自分です。

しかも、自身の肩書きからしてもなぜここにいるのかは謎な状況。

そんなスクールへの参加と、この研修2日間のレポートを。


ずっと受けたかったプロスク

実はようやく念願叶って来れたスクールなのです。
知って興味を持ったのはたぶん2020年。
NPO法人自治経営の決起イベントの前くらいかな。

このスクールのOBOGたちが作ったNPOだと聞けばスクールも調べるわけです。

当時はコロナもあって時間はあるけど、お金はない。
ので、本なりnoteなりで勉強するしかない…という。

それから4年経って、あの時よりは随分忙しくもなってますが、多分来年の方がもっと忙しい。
今年は特需的なもので例年よりちょっと余裕ある。

これは行くしかねぇ。と思ってたのがこのスクールなわけです。

甘かった。結構な重さ。

噂には聞いていたものの、これまでもそれなりにやって来たし、学んできたつもりだったのですが、全然甘かった。
同じ言葉ひとつとっても、表面上でしかわかってなかったことが山ほどありました。

そもそも毎週結構しっかりと課題があって、サラッとやればどんどん行けるけど、ひとつずつちゃんと説明できるレベル以上に身につけて進もうと思うと1週間で理解しきるには時間が足りない…

経験と過去の学びとも重ねてわかった!と言えるものもありつつ、なんとなく…なものもまだ全然ある。
とにかく全体感を把握しつつよくわからなかったところは絶対見直す!と思って進めております。

ほぼ6月から始まって、これが終わるのは3月。
なんとかやり切るし、この学び続けるってことは終わらないってことも認識した取りあえずの2,3ヶ月です。

で、それはそれとして、

開校式&集中研修

オンラインではお互いの事業プレゼンをしてたメンバーたちとのリアルでの出会いと、講師たちとの対面でした。

内容的にはフィールドワークと希望者の個人プロジェクトのプレゼン。

目的は色々あったなぁと思いますが、個人的に大事だったなと思うのは、

•チームビルディング
•フィールドワークとは
•個人プレゼンから、ここは何をする場所なのか?
•とにかく人と話すこと。狭くて少ない知識と理解ではまだ全然戦えない。

チームビルディング

この日初めて会ったメンバーと、チームとして動く。
事前にやりとりはしてたとはいえ、その中で短時間でフィールドワークのやり方、回る場所、まとめ方、実際のまとめまでやるわけです。

岡崎さんのオリジナル課題と、コーチの人脈によるOB(小倉出身)のサポートで、個人的には限られた時間の中で出来るだけ奥の方まで見られたかなーと思いました。

課題の内容とフィールドワークのまとめは置いておいて、結果は全4グループトータルとしてはなかなかどうして。

1つはチームとして、なぜ全員で動くのか?と。
チームとして最大の成果を出すなら他のやり方もあったであろうし、そもそもその議論さえしたのか?と。
最大の結果を得るために、みんなで一緒に足並みを揃える意味はあったのか?見に行く先、見てきたものはそれでよかったのか?それぞれに違う視点を持って見てきたものを共有できてるか?などなど、できることはあったはず。
思いもしなかったり、選ばなかったことも提案さえしなかったことも含めて、本当に必要な話をしたのかな?というのはおっしゃる通り。
みんなと仲良くも大事だけど、本音で話し合わなければ対話にならないし話は進まないというのはこれまでの学びでもありました。
喧嘩しようって話ではなく、本音で本気の対話をするっていうのは忘れちゃいけないと改めて。


フィールドワークとは

また、その後も街の見方についても色々と指摘も入りました。
自分も同様に感じるところもあり、想定も想像もしてなかったところもあり。
特に個人的には調べることが甘い。歴史や周囲の都市とのつながりなど。
人から紹介されたり、人に聞いて動いて見たりすることも多くって、それ自体は悪くないと思っているがそれ以外にもやり方はいくつもあるなと思ったワークになりました。

考現学的な視点まだまだちゃんとつかめていない。もっと深くいけるはず。
人と街とそこで起きているさまざまなことをしっかり見つけていきたいと思いました。


個人プレゼン

2日目の後半は希望者制で個人のプロジェクトのプレゼンテーション。

3分という枠だけ決まっていて、その中で、話す。
初日の最初に少しだけ岡崎さんに話をさせてもらった時の反応と、その時の話から結構作り変えました。

良くも悪くも、2回打席に立って、どちらも違うものを持っていけたと思っています。
とにかく学びにきてるものとして、アドバイスはまっすぐに受け止めて愚直にやり切る。

結果、伝えたいことや自分のエネルギーの源泉がどこにあるかは自分自身は気づくことができました。
それもきっとまだまだどんどん深まっていくのだろうきっとと思いつつ、
・それを伝え切れた気がしない。
・3分の中で言いたいことが多すぎて、何が言いたいか全然伝えられなかった。(多分、気持ちだけが突っ込んだ感じでしょう。)
・単純で面白くないという反応。おっしゃる通りで。

これだけでもなければ、そのあと色々と聞きに行ったり話す中で、深掘りして聞くともうちょっと色々レスポンスももらえて、課題は色々見えてきました。

とにかく、自分の欲求と情熱を知り、それを伝えつつ、その課題をどう捉えてどんな方法で解決するために何をするのか?
これを簡潔にわかるように伝えられるようにならなきゃいけない。
もう1人でこれ以上できないところまで来てると思っているので、だからこそ一緒にやりたい!って言ってもらえるようにならないとこの先はないなと改めて。
自分自身の限界を知って、先に進むために、この「伝える」ということに一切の妥協をしてはいかんと思いました。

また、事業そのものの組み立て(※具体的に何の話をしたかは書きません)も、
清水さんの講義でもありましたが、課題をストレートに解決するくらいではあかんと。
課題を解決しながら同時に複数の都市課題を解決していかないといけないというのがそもそもにあったはず。
このあたり、まだまだ内容も伝える力もどちらもまだまだ。

その後、また別の方から収益事業ではなく、社会課題解決事業として育てるという可能性の話も色々してもらいながら、なにぶんこのくらいではそうか街は変えられんなというのを感じた結果にもなりました。

で、ここは何をする場所なのか?と。
研修の最後にもありましたが、出資してでも一緒にやりたいと思ってもらえるようなものになっていなければ、人は本気で動いてはくれないっていうのは本当にそうだなと。
次のチャンスでは、この場にいる全員に「めちゃくちゃ面白そう!一緒にやりたい!」と言ってもらえるようなところまで行きたい。
そこまで行けたなら、もしかするとようやく、街を変えるインパクトにちょっとだけ届くかもしれないって思えました。
それも最後はやって見ないとわからないのかと思いますが。


とにかく人と話すこと。狭くて少ない知識と理解ではまだ全然戦えない。

まだまだ自分は何も無いなと改めて思う機会にもなりました。
それこそまだまだプロとして結果を出せるまでには遠すぎるほど遠い。
もっと知らないといけないし学ばないといけない。自分の知ってる世界だけで物事を考えてたら小さすぎる。
できるだけこの思い込みと心地よい範囲のつながりから、もっと新しく人なり状況なりであって、もっといろんな場所に行っていろんなものを見てこないと行けない。

まだ全然なんもかんも足りないというのがわかった2日間になりました。
いやー悔しい。
一番はっきりしたのは、自分がめっちゃ負けず嫌いで諦め悪いということかもしれません笑

出さねばならないのは結果。
そのために、できることは本当になんでもするべしと。
改めて思えた良い研修になりました。

その後の飲み会はめっちゃはっちゃけて飲みまくりましたが、ようやく頭と心が整理されてきたのでここでとりあえず今の雑感を。

思ってもなかった自分を見た。

あー悔しい。
絶対に次は「なるほど!面白い!」って言わせる!
チャンスはいつ来るかわからないわけで、少しでも早く作れるように。まずとにかく動きます。
いやほんとにこんなに悔しい気持ちになると思わなかった笑
今はまだ知らないことだらけ、体験してないことだらけすぎて、ろくなもんは作れないでしょうから、とにかくいろんなもの見て回ってきます。

とりあえず、もう2日間は北九州に。
今日(9/9)は「いいかねパレット」「田川後藤寺駅周辺」見てきたので、その辺りの話もnoteに書いておこうと思います〜
それでは。

#都市経営プロフェッショナルスクール

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木曽 稔之
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