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駐在帯同10か月を終えて。タイ地元の暮らしに染まると自分が喜ぶ🇹🇭

こんばんは、タイ駐在帯同中のさといもです。

10ヶ月が経過しました。「タイ生活一年」が目前です。年始に痛めてしまった肩の調子もよくなり、普通の外出ならなんなく出来るようになりました。

タイに来てからの私は、初めは「なるべく外に出る」毎日を意識し、その後肩の不調をきっかけに「ほとんど家にいる」毎日へ。そして再び「外にでる」比率が高まってきました。


●タイ語漬けの結果、タイ文字が読めるようになった!

以前から毎週タイ語教室に通ってはいるものの、なかなか習得実感がもてなかったタイ語。このままで一年を迎えたくない!と本腰をいれると決めた矢先、肩を痛めて生活が一変。外出をはじとした活動的なことがかなり困難になったので、だったらタイ語漬けをしてみようと勉強をはじめました。
じっとしているしかない膨大な時間を、タイ文字の規則の暗記にあてました。

約2ヶ月間、本気でとりくんだ結果、じぃーーっと凝視すれば、だいたいのタイ文字はなんとか読めるようになりました。たんなるかわいい記号にしかみえてなかったタイ文字が、意味のあるものに変わる。これは、いままでみていたタイの風景が一変する、とても大きな嬉しい変化です。
怪我の功名です。

タイ語会話のほうはまだ相変わらずですが、タイ文字が読めるようになったことは、大きな自信になりました。

メニューが読める💛


●地元の朝市場通いをはじめる

前々から気になっていたシラチャ生鮮市場。市場自体には何度か行ったことはあり、キッチン用品は買ったことがあったけど、生ものは買ったことはなく。
たまたまご近所さんが「最近、野菜と果物はタラートで買ってるよ。明日行くよ」と言うので、便乗させてもらい、市場の世界に踏み入ることとなりました。

好きな野菜を好きなだけ!

一般家庭のお母さんだけでなく、商売をされているような人もたくさん見かけました。袋いっぱいの丸なすびや、空芯菜の束を買っていく。。。もしかしたら、いつもお世話になっている屋台の方たちかもしれません😋

なんでも買えて安くて便利なのはもちろんのこと、テキパキと働く市場の人たちや買い物に来ている地元の人たちに囲まれていると、不思議と元気がもらえるというか、癒されるというか…自分が喜んでいるのがわかります。

●コンドミニアムのバスも使えるけど、自由自在なtuktuk移動もためらわずに使う

私が住んでいるコンドミニアムには専用のリムジンがあり、LINEでリクエストをしたら周辺エリアへの送迎をしてくれます。
リムジンバス一台を住民でシェアしているので、空いていれば希望通りに使えるけど、先約があればそのスケジュールにあわせるかたちなります。

自分の希望時間がかなわないとき、行きは出発まで自宅やロビーで待てるのでいいのですが、帰りは場所によっては厄介なことになることも。予約状況によってはバスが来れるのが「リクエストした1時間後」になることもあるし、そもそもリクエストのLINEを送ってもなかなか既読にならなかったりもする。渋滞や大雨で時間通りに来ないこともままある。

「バスが来るのを待つ時間」というのが、ちょっとしたストレスにもなっていました。
特にアイスやお肉を買っていた時は、かなりハラハラします。

かといって、あらかじめ帰りのバスの予約をしていたとて「バスが来るまでに買い物を終わらせないと」みたいなちょっとしたプレッシャーがあったり、たまに予約ミスでバスが来なかったりもする(タイあるある😓)

待っている暇が惜しいほど忙しいわけではないのだけれども、ちょっとしたストレスがたまっていくことに気づき、いっぺん帰りは「そのへんのtuktukかバイタクをつかまえて帰る」と決めてやってみたら、移動がスムーズになったのはもちろんのこと、かなり気持ちが楽になりました。

tuktukやバイタクに乗れないわけではないのだけれど、なんとなく「無料のバスが使えるのだから、なるべくバスを使おう」と思っていました。

tuktukは一回60〜100バーツ(240〜400円)
バイタクは一回30〜40バーツ(120〜160円)

たいした額ではないのですが、なんかひっかかってたんです。特にtuktukは1人で乗るのはためらわれる…みたいな。

けど、気にせずにばんばん乗ってみたら、自分の思い通りにススーーっと移動ができるし、ドライバーさんとのちょっとしたやりとりがタイ語の刺激になったりと、いいことばかりでした。

タイの人たちは、日中の外をまず歩くことはなく、ちょっとした距離でもバイタクやソンテウにひょいと乗ります。これがタイでの当たり前、「สบาย=快適」を大切にするタイ人の選択。タイで心地よく暮らす術は、タイの人たちがどんな選択をするのか観察したら見えてきます。

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こうやって、無理なくタイの暮らしに順応していくと、自分がイキイキしてくることがよくわかりました。

たくさんの、一見魅力的に見える選択肢がちかくにころころ転がっている中で、「今の私がもとめているのはこれ!」「私が喜ぶのはこれ!」と自分で選ぶことの大切さ。
たまには誰かの選択にのっかってみたりしつつも、その時々の自分の状態をみながら「今日はここに行こう。これをやろう」を自分で選んで毎日を営んでいくことが、今の生活を心地よく過ごしていくツボなのではないかなぁと思いました。

自分で自分を喜ばせる方法。
一生かかると思いますが、探求しがいのあるテーマを見つけました。


10ヶ月目は以上です。
また書きます。

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