【ひとり旅#2】バンコク-チェンマイ寝台列車13時間🇹🇭旅の思い出編-その1-
こんばんは、タイ駐在帯同中のさといもです。
ひとり旅シリーズの第一弾チェンマイ🇹🇭
旅の思い出を何回かに分けて書き残します✏️
計画編はこちら。
お楽しみその1は「寝台列車」です。
この「寝台列車」ということばそのものに"情緒"がありますよね〜。(深夜特急世代)
起点となる駅はKrung Thep Aphiwat Central Terminal Station。かのフアランポーン駅ではない。最近建てられた東南アジア最大級の新駅だそうで、入り口にはセキュリティーチェックもあり、空港かと思った。
がらんとしてて、お店もまだまばら。外国人観光客やこぎれいな人が多く、地べたに座ったり寝転んだりしている人はいない。犬もいない(入れない)なんというか長距離路線起点駅特有の旅情は漂ってはいないんだけど、なぜか待合スペースは照明がやたらと薄暗い。ちょっと怪しげで不安になる感じが👍
自宅から駅までは、運転手さんに送ってもらいました(駐在帯同バンザイ😎)バンコク中心部の渋滞が心配で、随分早くに出発🚗が、実際にはサックリ2時間弱で着き、駅で3時間ほど待つことに。
ですが、実はこの待ち3時間が、結果的にとてもいい時間になりました。なぜかというと、日常から非日常へ、時間の流れを変えてくれたからです。
初めは駅をうろうろしていたけど、すぐにやることがなくなって暇になる。いつもみたいにスマホをいじるのはなんか違うなって感じがして、持ってきた小さなノートに目の前の情景や浮かんでくる感情をぶつぶつと書く。しばらくするとペンが止まる。時計を見てもまだまだ時間がある、、暇。。。
紙の本を持ってきたらよかったなとすぐに気づく。そういえば昔バックパッカーの真似事をしていた昔は、こういう時、地球の歩き方を穴が開くほど読んでたな…行く予定の街だけでなく他の街のページや、後ろの方の文字ばっかのページ、体験談、ページ欄外にある耳より?情報、などなど。
あぁ、こういう時にも地球の歩き方はいい相棒になるのか、それにくまなく読んでみようと思えるのが紙の良さだよなぁ〜と独り言。
待合スペースの人たちをぼ〜っと眺めたり、電光掲示板に表示されるタイ文字を頑張って読んだり、見慣れない知名をGooglemapで調べてみたり。ここの駅を起点にいろんな路線があることを知り、「これに乗ったらこんなところまで連れて行ってもらえるのか〜(わくわく)」と妄想旅行にひたりはじめる。これがなかなか面白くなってきて、今度は南イサーンや南タイのほうにも行ってみようかなと時刻表や料金を調べたり、現地のホテルをさらさらっと探してみた。。。
なんやかんやしてたら出発時間になってました。
後から振り返ると、普段とは違って、ただ目の前のことをじっくりたのしむかまえ、たった1人で旅をする時間の過ごし方、みたいなのがこの待ち時間でできていった気がします。
たくさんのファランに囲まれながら、改札を抜けてホームへあがるとき、一気にわくわくがピークに達しました!いよいよはじまるんだ〜🎒
そして、私の座席につきました。
そして、なんと定刻通りに出発。18:40。
さっそく晩ごはんをいただきます。
しばらくの間はドンムアン空港駅や、アユタヤ駅など、いくつかの駅に停まるり、お客さんが乗り込んでくる。窓が開かないからなのか、SpecialExpress号だからなのかはわからないが、駅停車中のお楽しみのスナックやお菓子などの物売りさんがかけよってることはない(寂)
21時頃からはベッドメイクがはじまる。
駅員さんの慣れた手さばき。てきぱきときれいなベッドが次々とできあがる。
もうあとはごろごろして、テキトーに寝るだけです。
カプセルホテルのような寝台列車で、とても快適に一夜を過ごせる環境でした。
なのですが、なんだか寝るのがおしいような、旅の始まりでまだ疲れもなく、むしろわくわく興奮してて、あまり寝れませんでした。
きっと旅の道中や、帰路だったなら、爆睡してしてたと思います。
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翌朝。
深い緑に囲まれていました。雨季で植物がいきいきしています。ひさびさに大きな山をみました。
ほぼ定刻7:15、チェンマイ到着。
いよいよチェンマイです。
寝台列車だけで盛りだくさんになってしまったので、いったんこの辺できりあげます。
また続きを書きます。