ブラサカワールドグランプリ開催にあたり、僕が思う事。
パラアスリート 兼 広告代理店 株式会社トーコンで広報を担当する日向賢です。
今日は、現在品川区で行われている、ブラインドサッカーの国際大会「Santen IBSA ブラインドサッカーワールドグランプリ 2021」について、そして私が考えていることなどをお伝えできればと思います。
日本は6月3日のアルゼンチン戦は引き分けでしたが、2勝2分で、5日の決勝進出を決めています。
現体制になってから、ブラインドサッカーの日本代表チームがIBSA(国際視覚障害者スポーツ連盟)公認の国際大会の決勝に進出するのは初めてです。
しかも本大会は東京パラリンピックに出場する5か国の総当たりで行われており、東京パラリンピックでの金メダルを目指している日本代表チームとしては、とても良い結果が残せています。
決勝の対戦国はまだ確定していませんが、試合は5日(土)の13時からyoutubeでLIVE中継されますので、ぜひご覧になってください。
さて、ここまで大会の宣伝をさせていただきましたが、今大会私はベンチ入りのメンバーに入ることができず、大会に参加できていません。
昨年は新型コロナウイルスの影響などで国際試合が1試合もできなかったので日本代表としては1年以上ぶりの試合です。
※昨年のワールドグランプリは新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になりました。
しかも8月に開催される東京パラリンピック前に対外試合ができるのは本大会がおそらく最後となります。
そのため、選手としては東京パラリンピック出場を目指すうえで本大会のメンバーに選出されるかどうかはとても大きなポイントになります。
私も昨年の緊急事態宣言明けのトレーニング再開から今年のパラリンピックに向けて全力で準備を進めてきました。
決してコンディションは悪くありませんし、トレーニングの効果もでていると感じています。
とはいえ日本代表チームとして本大会を戦う上では私にはまだ足りないものがあり、メンバー入りはかないませんでした。
正直今回はいけると思っている気持ちもあったので、今回メンバーに入れなかったことはとてもショックでした。
ただ東京パラリンピックまではもう3カ月をきっています。
現在の課題もわかっていますし、自分の強みもわかっています。
課題はもちろん解消しなければいけませんが、それ以上に自分の強みを最大限高めることの方が大事だと思っています。
しっかりと前を向いて自分の行動やトレーニングを見直し、8月の本番に向けて1秒1秒を大切にすごしていきたいと思っています。
かならず結果を出します。
私も今回のワールドグランプリのyoutubeのLIVE中継はすべて見ています。
チームとして日々取り組んできたことがきちんと出ており、結果も残せています。チームの雰囲気もよいです。
5日はぜひみなさん一緒に決勝を見て、一緒に応援しましょう!
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