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久しぶりの集合型研修「チームビルディング」に挑戦した話。
みなさんこんにちは。全盲のパラアスリート 兼 広告代理店 株式会社トーコンで働く日向賢です。
今回は、先日飲食業界のお客様に対して、「チームワーク」をテーマとした研修を実施させていただきましたので、そちらの報告をしてみたいと思います。
久々の対面での研修
しばらくはオンラインでの研修実施の割合が多かったのですが、今回はひさしぶりに、オフラインでの集合型での研修でした。
私自身が対面での研修は久々だったこと、お客様もこれまであまり積極的に研修というものを実施したことがなかったことなどが重なり、しょうじきなところ、前日や準備の段階からかなり緊張しました・・
研修をするにあたってどんな準備をしたのか、またどのようなテーマで実施したのか
もともと人事評価制度の構築というところでお取引をしている企業様。
その提案・コンサルを行う担当営業と、事前にどのようなお客様でどのような背景から今回の研修を実施することになったかという事を、丁寧にヒアリングするところから始めました。その上で、どういった点に主眼を置いて研修を実施するか、どういうポイントを伝えたいかということを事前に準備して当日の研修に臨みました。
いざ当日・・
当日は午前と午後の2部構成で、それぞれ別店舗の方々に対しての研修実施でした。
今回はまず、研修という場になじんでいただきたいという想いもあり、座学は最低限にし、体験型の様々なワークを通してチーム内で協力し、うまくコミュニケーションを取ってもらうことを中心にしました。
その中で、
・どうすれば相手に自分が伝えたいことがうまく伝わるのか
・伝えたと伝わるは違う
・伝える工夫にはどのようなものがあるか
・設定された課題に対して最大限の結果を出す
‥といったことを学んでいただきました。
研修の中では、参考にと普段私たちブラインドサッカーの選手やチームがどのような工夫をしてコミュニケーションを取り、それらをチームの戦力に変えているのかということなども、少しではありましたが紹介させていただきました。
多くの方にとっては「見えない中でどうやってるの?」という素朴な疑問に答えながら、興味を持っていただきつつも参考になる・ヒントになる話ができていれば嬉しいなと思います。
みなさんとても積極的に聞いてくださり、隙間時間に私が話したコミュニケーションの工夫についての追加質問などをしてくださる方もいました。
とても嬉しかったです。
研修を終えて
研修全体を見ても、研修を始める前よりも終わった時の方がみなさん積極的に発言をし、自然とチームの中でリーダーのような人や、アイデアを出す人などがでてきてとてもよい雰囲気で研修を進めていただいた実感があります。
特に興味深く思ったのが、ワークの成績がよかったチームの特徴として、役割分担や各ワークに取り組む前の準備の段階からおこりえることを予測して、自然と様々な意見が活発に出ていたことが特徴的でした。
またトライアンドエラーを恐れず繰り返しながら、結果に結びつけていた印象もあります。
座学でこういったお話をすることも可能ですが、どうしても「わかってはいるけどできない」で終わりがちだったり、いまいち具体的な行動につながらないことも多いかもしれません。
ですが、こういう体験型のコンテンツだからこそ、参加者の方の様子を見ていて(聞いていて?)ワークを通して一人一人に今回の研修で伝えたかった事がしっかり伝わったのではないかと確信しています。
トーコンでは規模や人数、どういった課題を解決したいかという事などに合わせて研修を提案可能です。
何か困っている、もっとよくしたいから少し話を聞いてもらいたいなどありましたらお気軽にご相談いただけると嬉しく思います。
また私がこのようなことに挑戦していることが、他の障碍をもつ人たちの活躍の可能性を広げることになっていれば幸いです。