2024年夏北海道旅行記
プロローグ
今年の夏に子供と2人で北海道旅行へ行きました。普通だと、北海道へ行くなら飛行機で移動して、着いたら遊ぶというプランになると思いますが、今回の旅は、絶対北海道へは船で、という思いから、愛車を載せてフェリーで行くことにしました。レンタカーで移動するより愛車で移動する方がいいでしょう?その分お金はかかりましたが、他にないいい思い出の旅ができました。
敦賀にて
敦賀までは自走で向かいます。乗船時間が23時55分ということで、夕食を済ませに敦賀の食事処を探したのですが、ま、時間が時間なので居酒屋しか空いてなく、子供と相談した結果、串焼の店に入りました。女性の店主で店の雰囲気は良かったけど、少し値段が高かった。
新日本海フェリー
食事の後は、敦賀の港からから日本海フェリーで20時間かけて苫小牧へ上陸。
長い船旅は苦でもなく、快適そのもの。洋上を走るフェリーのデッキからの眺めは最高です。昨今、安全性が重視され、デッキも立ち入り禁止のエリアが拡大されているようですが、それでも気持ちがいい。
お風呂もいい。船上でありながら、露天風呂やサウナが完備され、旅館で一日過ごす感じでよかったです。流石に温泉は出ませんが。
船旅の食事は、豪華ではないものの、北海道の名物フェアーがあって、二人ともスープカレーを注文しました。子供は、ザンギが乗ったカレー。
北海道上陸
苫小牧に上陸した時にはすでに夜。結局、フェリーの中で夕飯も済ませているので宿に直行するだけですが、苫小牧、片側4車線道路があったりして、想像以上に大きな工業都市といった感じでした。
宿は、チェーン店でもあるスマイルホテル。2人部屋の大きなお部屋でした。ただ、夕食は付いてないのでここは朝食のみの宿となります。
フェリーの中で夕食を済ませているのでお腹は特に空いてはいなかったのですが、最初にやりたかったこと、セコマ(セイコーマート)でのお買い物。
Googleマップで近所にセコマを探したところ、歩いて行ける場所を発見。雨天にも関わらずセコマまで向かいました。中でお買い物している最中、何やら騒がしいグループがいたので、嫌だなと思って、セコマで買い物を済ませ外でセコマの看板を撮ってたら、「念願叶えましたか?」と声をかけられ、「いやぁ、京都から旅行です」と答えたところ、自分らも旅行者だということでした。
それで、そのグループとは、同じ宿で、さらに隣の部屋だったとは!ま、偶然も重なるものだと思いました。が、その偶然はこの旅には役に立ちそうにもないので、そのグループとはこれまでです。
苫小牧
次の日の北海道は土砂降り。天気予報で知ってはいましたが、フォロワーさんから教えてもらったホッキ貝の丼のお店まで歩いて行くことに。
そこそこの距離で、大体1キロ半ぐらいかな、雨の中の徒歩なのですぐに靴の中はびしょびしょになりました。結局、ホテルの朝飯もあり、定食屋の前も並んでいることから、今回はここでの朝ごはんは諦めて見るだけにしました。

昼ごはんで入りたかったのですか、ここはやってるのは午前中だけなんですよね。なので、この定食屋へ寄ることは諦めて、次の目的地へ向かいました。
ノーザンファーム(ノーザンホースパーク)
子供がウマ娘のアニメが好きで、苫小牧の駅前観光案内所にグッズが売っているそうで、北海道上陸最初はそこへ向かいました。
その頃になると雨もだいぶ落ち着いてきて、駐車場を探しているのですが、なかなか見つからず、駅前にあるメガドンキに駐車することに。
メガドンキからは、駅舎へはそのまま行けるようにデッキ(橋)が掛けられています。駅舎に入ると、観光案内所が隣の建物へ移転?したそうでそこまで歩くことになりました。やっと念願の観光案内所内コーナーにウマ娘グッズ発見。ま、子供の念願叶ったという感じですか。
次の場所も馬繋がり。これも子供のリクエストなのですが、ノーザンファームというところへ向かいました。ここは、競走馬を飼育するための牧場で、かの名馬ディープインパクトを育てた牧場でもあります。最初は、苫小牧に近いファームヤードへ向かったのですが、コロナ禍以降は一般見学をやっていないとか。
色々調べてたら、千歳にノーザンホースパークという観光施設があることがわかり、そちらへ向かうことにしました。
千歳のこの施設もかなり大きく、ゲートでお金を払ってから施設駐車場まで車で数分を要しました。ただ、広いことが仇となり、雨天の観光は難儀しましたね。傘持っているので濡れずには済みましたが、施設に入るたびに、傘袋と雫を叩くのがなんとも大変でした。しかし、条件が悪い中、結構な観光客、特に外国人が多かったのはそれなりに有名な観光施設なのでしょう。ただ、北海道はここに関わらず、海外からの観光客はどこでも多かったのですが。
施設のレストランは高かったのでパス。ちょうど、2時からポニーショーが始まるのでそれを見ることに。ポニーショーは意外と満足だったかな。子供受けにはいいかも。あっ、大学生にもウケはいい笑。記念写真と、うわくち歯ぐきを見せて、ニッとポーズ。
それまで少しだけきゅう舎を見学して、ここは、主に引退した競走馬が在厩(ざいきゅう)しているそうで、子供に聞くと、あのおばあさん牝馬は、有名な優勝馬を子孫に残しているそうです。
天気が良ければ、体験乗馬や屋外のアトラクションやってたと思うけど、今日は雨なので主に室内での観光となりました。
最初の高いレストランの建屋に戻って、自分たちのお土産を買ったあと、ノーザンファームで育てた名馬たちの資料館に立ち寄りました。
2階は、ディープインパクトコーナーで結構面白かったです。父親の私は馬には興味はありませんでしたが、十分観光できました。
昭和新山
結局、お昼ご飯を食べそびれて、途中のレストランに寄ることにしました。そこでも2人してザンギ定食を食べたのだが、ただ、この後の豪華食事が待ってることは意識せず、お昼も遅かったせいか、そこそこに食べてしまったことが少し後悔かな。
この後は、私がぜひ行きたかった世界で一番新しい山、昭和新山を見に、洞爺湖へ向かいます。
湖巡りで、途中支笏湖も寄りたかったのですが、時間がないということで断念。洞爺湖まで来たときは、すでに夕方。昭和新山の見える駐車場へ。駐車代を払おうとしたけど、もう時間が遅いからということでタダにしてくれました。
今回の北海道旅行で、私が一番見たかったのは、この山。最初霧がかかってて見えづらかったが徐々にその姿を露わにしました。あー、すごい。400m程度の山なのでこじんまりとはしてますが、これがつい80年前にできた山だとは信じられない。遅い時間だし、雨も降ってはいましたが、これが見れて大変満足しました。
二日目のお宿へ
今日の観光を一通り終えて、登別の宿へ向かうことにしました。予約したのは、正確には登別温泉街の宿ではなく、登別から行って海沿いにある心のリゾート、海の別邸、ふる川さんです。今で泊まった宿の中では、最上級ではないでしょうか。
駐車後まずは、ラウンジに通されてフリーのウェルカムドリンクとデザートを堪能。優雅な時間を過ごせました。子供は早速、デザートの中でハスカップの実を欠かさず取って味見を。
ハスカップは熟れたプルーベリーといった感じ。実は、宿へ向かう途中にトイレ休憩で立ち寄ったドライブイン?のきのこ王国、ここ、結構ショップが充実してて、トイレだけのつもりで立ち寄っただけだったのですが、色々見て回ることができました。きのこ王国、お勧めです笑。そこで子供が探してたのがハスカップ。ただし、売ってなかったけどね。
宿でハスカップを賞味した後に、お部屋へ向かい、窓の外から臨む海原が太平洋。お部屋も広くて設備が整って良かった。ルームツアーも行いました。
時間が遅かったせいで、まずは到着早々に夕食を取ることにしました。会場へ向かうと、座席が海に面した配置になっており、海、山のそれぞれの北海道の味覚を堪能でき、また、和洋の創作料理は料理人のこだわりの品となって大変美味しかったです。
個人的には、たくさん雲丹が食べられたこと、近海で取れる北海道の焼き魚が美味しかったことです。またここへ来てまた同じものを食べたいなと思いました。しかし、このホテルはいい値段をするので、そんなしょっちゅうは来られません。デザートは、ラウンジへ移動し、アイスクリームと果物を楽しみました。
少し残念と思ったのは、この日のお昼ご飯が遅い時間だったので、コースの早くからお腹いっぱいになってしまいました。次は、食事の時間も気にしなければ、そう思って次の日の予定を立てたのですがとんでもないことに。
お部屋に戻って少しくつろいだ後にお風呂へ行きました。明日の朝も入る気満々なので、リラックス目的で入浴しました。お風呂も気持ちよかったです。戻って部屋で飲むためにビールを頼んだので、それを嗜みYouTubeを見ながら床につきました。
次の日は、昨日と打って変わって晴れ。ま、晴れるとは天気予報でわかってたけど、よかったです。
朝起きて、お部屋の窓からの朝日を浴びて清々しい気持ちになりました。早起きしたのはお風呂へ行くためです。お風呂から帰って子供を起こし、朝食取りに向かいました。昨日の夕食同様、朝食も素敵な内容でした。
アトラクション的に、ところてんを自分で押し出して食べるという食の演出もありました。
食後は、朝の涼しい時にラウンジ前にあるデッキへ出て色々な宿の施設を見に行きました。ラウンジ反対側デッキの正面は、すぐに海です。3箇所足湯が楽しめる古屋が設置されてます。朝はやってませんが。
まだ、少しチェックアウトの時間があるので、外へ出て近くにある神社まで歩いて行きました。もう、かなり暑いです。
宿の正面で撮影。チェックアウトして、次の観光地へ向かう前に給油しようとスタンドへ向かいます。まだガソリンの残量あったのですが、道すがら見つけたガソリンスタンドがあったので、そこへ向かおうとしてもUターンする場所がなく、なかなかスタンドへ着かず、近所をぐるぐる回ってると宿から電話が。お食事の時の写真お渡しするのを忘れたので取りにきてください、と。まだ近くにいるのでちょうどよかった。写真を取りに戻り、次の目的地へ。
登別
熊牧場の選択肢もありましたが、登別地獄谷が良さげということで、そちらへ向かいます。
しかし、意外とここは良かった。別府ほど施設が多く垢抜けてるわけではなかったけど、荒涼とした風景は、温泉地の泉源としての裏風景を想像するに有り余る感じがしました。外国人かき分け結構歩いたかな。ここは、子供も気に入ったらしく、この先にある大湯沼までの駐車券を買って一帯を満喫することができました。
大湯沼では、水中から噴霧する温泉と硫黄の香りがあたり一面漂っていました。子供が行こうということで、大湯沼を一望できる山の高台まで登ることに。むちゃくちゃ汗かいた💦。
15分程度汗を流して、展望台に辿り着いて写真をパチリ。下山して次の目的地に。
大湯沼の細い曲がり道を下って行って向かうはまた洞爺湖。湖畔の駐車場からは、今日は晴れてるから綺麗に湖の全容が見えます。
洞爺湖には、無料の火山ビジターセンターがあり、ここでは主に洞爺湖の一番有名な有珠山の噴火の様子が掲げられてありました。ほんと、噴火は突然だったよう。住民の方々はびっくりしたでしょうね。
洞爺湖から十勝へ
結構、洞爺湖周辺では、昼二ぐらいまで時間を費やしてしまいました。次に立ち寄ったサイロ展望台からは、湖の中にある中島も美しいです。羊蹄山を正面に札幌を経由して、次に向かう帯広、十勝へ移動すべく、国道230号をひたすら北東へ向かいます。
景色を堪能しながら移動してましたが、改めて、カーナビの到着時間を見てびっくり!
こりゃいかんということで、次の宿へは延着することを連絡。すると、夕食の最終がが7時半なのでそれより遅いチェックインだと、夕食はキャンセルになります、と。
どうしようと、隣で子供が、「ここから十勝まで350kmある、ほぼ東京から名古屋までの距離らしい」とボソリ。
頑張って走らなきゃ。札幌に寄るのを諦め、空いている道を探して裏道を抜けていきます。
さらに、先日の経験から、晩ご飯のためにお昼ご飯は抜いたので、何がなんでも夕食は食べたい。そのための旅行ですもの。
やっとのれた高速道路。札幌の郊外の北広島というインターから入ります。詳しくは知りませんが、広島県とは何かの所縁があるとか。
幸い、高速道路はそれほど混んでなく、ただし、ナビを見ると、7時半ちょい遅れぐらいの到着時刻。道東道分岐後、あとは帯広までひたすら高速道路を突き進みます。天候もだんだん崩れてきて、すでに雨模様。他の車は少なく空いてはいますが、対向二車線だったので遅い車があればその後をついていくこととなります。もちろん合法的に車間距離を取って。
途中にインターがあれば、一時的な追い越し可能区間が現れます。無理せず追い越しをかけていきます。もちろん合法的速度を守って。
ホテルから電話で聞いた音更帯広インターから高速道路を降ります。そこからホテルを目指すのですが、一直線の道路を直走りしますが、なかなか着かない笑。
帯広の平野も広いもので。ランドマークがないから、おそらく、ナビがなければどこを走ってるのかさっぱりわからないと思います。
7時20分に十勝第一ホテルへ到着。なんとか間に合いました、というか、ホテルの周辺は、本当にコンビニさえもなく、夕食をキャンセルになったらどうしたんだろうと少し恐怖を覚えました。しかし、ホテルも、もう少し柔軟に対応してもらえればと思います。5分遅れただけでもキャンセル⁈
ここのホテルは、料理はバイキングでした。もちろん、キチッとしたホテルなので料理の内容は申し分ありません。飲み物も飲み放題です。しかし、もう少しゆっくり食べたかったなと思いましたが、ま、これ以上の贅沢は言っていられません。十分満足です。
すき焼き鍋とビールをお代わりして食事を済ませた後、お部屋へ入りました。お部屋は、少し古いかなというかんじだけで、もちろん、広々としたお部屋です。しかし、辺りは真っ暗なので十勝川がどっちに流れているかよくわかりません。部屋に着くなり、早々に寝入ってしまいました。
寝入って11時ぐらいに目が覚めて、お風呂の入浴時間ギリギリだったので入りにいきます。子供は、朝風呂なんだろう。
翌朝、子供を起こして朝食へ向かいます。あれっ?彼はお風呂へ入ったのかな?
朝食もバイキングなのですが、あまり欲張らず、前日の宿があまりにも素晴らしかったので朝食の雰囲気は覚えておらず。ただ、宿の栞?案内のチラシかと思いますが、浴衣の形に折って立ったので記念に持ち帰りました。
まあまあ晴れのち雨
この日は、最後の北海道の滞在の日。本当は、ここ十勝から、富良野、美瑛と辿りたかったのですが、北海道の広さを甘く見たボクらは、おそらく美瑛は難しいかなと早々に判断しました。
ドライブも楽しみたいので、夕食に間に合わせるように爆走?した高速道路は使わず、北海道のドライブを堪能することにしました。
宿の中で十勝周辺のガイドを見て、立ち寄るところを決定しました。チェックアウトのときにフロント係の女性の方に、展望台はどちらですかと尋ねたところ、丁寧に教えていただいたことがこのホテルの一番いいところだったかな。
十勝の展望台までは、車で5分、10分程度のところです。十勝平野を一望できます。この日の朝は若干の薄曇りな感じがしましたが、ひろーい平野を見渡すには充分な感じでした。
次に向かうのは、白樺並木通り。白樺って高所の木というイメージがありますが、北海道はもともと寒いので平地にも生息しています。
奥に見えるひまわり畑とのコントラストが美しかった。愛車のバックとしても映えた!コンセプトとしては、たまに訪問するメタセコイヤの並木道と同じかなとは思いますが、こちらは圧倒的に人が少ない。いい雰囲気の中、十勝を後に富良野へ向かいます。その前に、給油を。
十勝の立ち寄った所はそれぞれ良かったのですが、大変だったのはアブが多かったこと。車の窓を開けたり、乗り降りの時少しでも気を許すと、ガンガン車の中へ入ってくる。アブを逃すために屋根を開けて運転しましたが、あまりオープンにすることを好まない子供も流石に屋根を開けてのドライブには、納得しているようです。ボクは大変運転が楽しかったけど。
富良野へ
富良野までは、高速を使わず下道で行くこととしました。北海道の道を余裕を持って満喫したいためです。今日が北海道旅行の最終日。富良野は色々と寄りたいところがありますが、とりあえず富良野駅を目指します。
富良野まで行く道は、比較的わかりやすく、途中道の駅に寄ったりしてゆっくり走って行きました。富良野の平野に差し掛かると、どこまでもまっすぐな道、ほぼ一直線!こういう道路は自宅がある京都にはありません。
富良野駅に着くと、付近を探索します。まずは車を駐車するために、駅前の無料駐車場に停めたいのですが、大体が駅前駐車場は混んでます。ロータリーを二、三周して他の車が出計らったところを確認して、空いた場所に停めました。
もうそろそろ、お土産を買わなくては。富良野駅前とはいえ、ほとんど人気がない感じ。駅のロータリーの脇にお土産物屋さんがありました。中に入ってめぼしいものを物色して土産物屋を後に。駅前でお昼ご飯を食べようと探すところで、地図を見るとフラノバーガーというところを発見。早速子供に提案してお昼ご飯にハンバーガーを食べることとしました。
フラノバーガーは、駅前から少し離れてて、いや、少しといえども北海道的「少しの距離」の場合は、平気で4、5キロ走らされます。
お店はこじんまりとしたロッジ風な感じがあり、中には2、3のテーブルがある感じですが、ほとんどのお客さんは外のお庭で食べているようです。駐車場は道の向かいにあって、結構な台数が停められる感じです。早速オーダー。やっぱり、人気な場所ということでお昼時間を少々過ぎてても約30分程度間待ちのようです。連絡先を伝え空いた時間でどこかへ寄ることにしました。
マップを調べたら富良野ジャム園というのがありました。ショップもあることだし、お土産も買うことができる、比較的近所ということもありここへ向かいます。ただ、北海道的近所ということもあり、デフォルメされた地図を片手に運転してもなかなか着かない笑。
富良野ジャム園は、二、三の建屋があり、ジャムのショップ以外に子供ウケするアンパンマンショップが併設してありました。当然、お土産を物色すべくジャムショップの中を見回します。ま、観光客が主な客層のため、物がいいのはともかく全体的に値段は高め。特に北海道しか手に入らないハスカップジャムは結構高かった。
会社の仕事仲間の女子達に買って帰ることとしました。全員の分買うととんでもない金額になるから、とりあえず女子のみに。お家用にもいくつか買っていきました。それでも結構な出費になったなぁ。
実は、このジャム園の奥に、麓郷展望台というところがあり、ラベンダー畑が一望できるようです。子供に言われてそこへいくことになりますが、すでにハンバーガーの待ち時間は使い切っており、受け取りはもう少し遅くなりますと伝えたところ、快くいいですよとお返事をいただきました。
実はこのルート、ぐるっと一周できるのですが、その道は未舗装なんです。我が愛車は未舗装は対応してない笑。そこを打たないように、石を跳ね上げないように気をつけて進んだところ、最初に開拓の木というのがあります。北の国からはあまり観なかったのですが、ロケに使われた場所だそうで。
一番奥には、ラベンダー畑がありそこから見下ろす眺望は必見でしたが、ラベンダーはすでに季節が過ぎており、花が満開ではなかったです。ラベンダーを目当てに北海道へ行くなら、6月から7月始めまでが見頃のようです。
この後、急いでフラノバーガーまで戻り、テラスで2人で食べました。値段は少し高めでしたが、チーズとパティが絶妙で美味しかった。フラノバーガーの道を挟んだ向かいには、公園があって少しだけ散歩しました。
再び苫小牧
この後は無理せず苫小牧まで移動します。時間が読めないので高速を使いました。苫小牧では、お土産を買うことを決めており、三星の本店へ向かうことに。ここは行きのホテルの近所です。ここでは、有名なよいとまけ(ハスカップのロールケーキ)とハスカップゼリー、トマチョップスも買いました笑
さらに、子供がまだセコマに入ったことがないと、確かに、北海道へ上陸した時にボクだけが行っただけなので、港側の道沿いのセコマで船の中で食べるお菓子とお弁当、ビールを買いました。すると、店内でかっこいいっすねと少しいかついレクサスのお兄さんから声をかけてもらって、車が旅汚れのことを話ししたら、苫小牧にもいい洗車場ありますよって。ま、そのまま京都に帰って洗車するのがいいかなと思って、フェリー乗り場まで移動しました。
苫小牧から敦賀へ
少し早く着いたので結構待つことになります。行きの敦賀の乗船カウンターで帰りのチケットもすでに受領済みだったので、本当にすることなくて待合室のテレビを見るか、スマホでYouTubeを見るか、本を読むか過ごしました。新潟行き便がその前に出港したのでその風景を写真に撮ったり。
乗船時間になって、車を移動させるのですが、係員から毎回車高を気にされてスロープがない車両甲板の一階に通されること。そのために、すべてのトラック類が入った後に最後に乗船することとなります。当然、入室する時間も最後の方で、最初にお風呂へ行こうとするとすでに混んでたりします。ま、この敦賀-北海道のコースは、翌朝からもお風呂は開いてるので次の日の朝風呂へ入ることとしました。
行きと違って帰りは揺れることもなく快適そのもの。天候も程よく船日和。太平洋と日本海それぞれどちらの航路が揺れないかということを調べて日本海にしたけど、正解だったね。途中、苫小牧行きのフェリーとすれ違う場面もあってデッキで動画も撮りました。
昼食には、子供はまたザンギ!笑、だけどボクはとろろ海鮮丼を頼みました。20時間の船旅はちっとも苦にならず寝そべって本を読むか、デッキを散策してビールを飲むか、ま、8時には着くので昼ぐらいでやめなきゃ、な感じでゆっくり過ごせば時間はあっという間に経ちます。
夕食も船の中で取りました。だって京都に帰ったら夜半だからね。ラーメンとカレー笑普通だ。
予定通り、8時半に敦賀港到着。そのまま車に乗って下船して陸路お家を目指します。敦賀から京都まで下道で2時間ぐらいか。時間が遅いので途中どこにも寄ることはなく一気に帰宅。長旅に出かけるときは、帰って散らかってるのが嫌で、ある程度片付けて出かけるのだが、この日は結構疲れたので荷物を下ろして早々に床につきました。お風呂は明日かな。翌日は疲れを見せず朝から洗車へ。
旅行全行程移動距離1,233km
敦賀-苫小牧-千歳-昭和新山-登別-洞爺湖-十勝-富良野-苫小牧-敦賀
終わり