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神生み国生み 古事記と言霊 2

意識の載る全領域が確保でき、実体と運用の意識が自由に活動できるようになり、言霊子音を現象として産んでいきます。
タトヨツテヤユエケメの津島の領域
意識現象は古事記の記述通りに進展していき、先天構造のイメージ化から始まり、この先からは先天構造内のことではなく、まだ未熟とは言え先天から出て何らかの形有るものとして扱う

五十音図は、世界の仕組み、世界の真理、原理を表す。

言霊の原理は、世界の仕組み、世界の真理、原理を表す。

ヒルコ(水蛭子、蛭子神、蛭子命)は、子作りの際に女神であるイザナミから先に男神のイザナギに声をかけた事が原因で不具の子に生まれた。

父韻(KSTNHMYRW)と母音( AIUEO)から子音が生まれるが、父韻から発音しないと、正しい子音(ア行だとKA)が生まれないことを表す。

先天神は独神で身を隠していますが、ここから更に生まれた神々は独神で現象神。
子音はイ段の父韻(TYKMSRHNi)と母音(AEUO)のマグアイ(間の食い合い)でおきます。T+AでTA・タという具合に。
出来た現象子音は父韻と母音の内容を併せ持つと同時に子としての意識上の独立した内容を持っています。三十二の神名がそれ。
古事記は太初に先天十七神がきて、その働きと構造を知らしてくれますが、聖書では後天現象は神と共にあるとまとめてしまい、それが太初であるとしています。


天地の初発の時、高天原に成りませる神の名は、天の御中主の神(言霊ウ)」から始まり、次々と神が生まれた。そして最後に天照大神、月読の命、須佐男の命の三神の誕生まで丁度百の神様が誕生した。
この百神の中で、一番目の天の御中主の神(言霊ウ)より五十番目の火の夜芸速男(ほのやぎはやを)の神(言霊ン)までがアオウエイ五十音言霊のそれぞれを表わしている神名であり、五十一番目の金山毘古(かなやまびこ)の神より百番目の須佐男の命までが、上述の五十音言霊の整理、運用法を表わす神名である。
天照大神にだけ親神の伊耶那岐の大神は言霊原理の保持、運用を許し、他の二神は天照大神の脇立の役を授けた。
言霊の原理を自覚・保持する邇々芸の命人類文明社会建設集団が高原から世界政治を行うに便利な、気候温和で四季の移り変わりの明らかな土地を目指して、高天原を出発して行った。
世界統治の最適の地として旅の終着点とした土地は、この日本列島である。










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