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人間とは何か 古事記と言霊 7

人類は各民族が神代と呼ぶ遠い昔、既にこの「人間とは何ぞや」の問題に必要にして十分な完全無欠の解答を出しているのが、「古事記と言霊」の話の中の言霊学。


長い科学的研究の末に物質を構成している究極の物質として分子、原子を発見。物質の先験構成要素として電子・陽子・中性子その他究極的な種々の核子、果てにコークなるものの存在を突きとめた。
人類が「物とは何か」の疑問に対する答えを出そうと研究を始めた時より更に数千年前、人間は「人には心がある。心とは何なのであろうか」の問を発した。
心は十七個の先天要素と三十二個の後天要素、それに文字化する要素一合計五十個の要素から構成されている。
彼らはそれ等要素の一つ一つを、現在私達が小学校時代に覚えたアイウエオ五十音の清音の単音の一つ一つと結び、これを言霊(コトタマ)と呼んだ。
それは心の最小単位であると同時に言葉の最小単位でもあるもの、心であると同時に言葉であり、言葉であると同時に心でもあるもの、即ち言霊(ことたま)である。
人の心は五十個の言霊によって構成されており、五十個より多くも少なくもありません。彼等は言霊の事を一音で霊(ひ)とも言いました。霊(ひ)が止(とど)まるから人である。
次に彼等は人の心の動きを言霊の動きとしてそのすべてを解明。
人の心の動きとは五十個の言霊が典型的に五十通りに動く事であると発見
五十個の言霊が五十通りの動きをする、即ち計百個の原理を発見し、この原理・法則に布斗麻邇と名付けた。


古事記の上つ巻の神話は「人間の心とは何か」の完全解答である言霊布斗麻邇の原理を神々の物語という謎々の形式で示した「人間」そのものの文明創造の歴史の序文


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