商売人として、そして人として
映画「てんびんの詩」を観ました。
知人よりDVDをお借りしました。
エンターテイメント的な要素はないです。
企業研修用の映画なのでしょうか。
入手困難な映画のひとつだと思います。
三部作になっています。
昨日、第一部の「原点編」を観ました。
ストーリーは単純ですが、感動しました。
老人が取材を受けております。インタビュアーからの質問に対して、少年の頃の思い出を語るところから始まります。
この商家では小学校を卒業したら「鍋のフタ」を売るという慣しが代々あります。
主人公の男の子が卒業した次の日から鍋のフタを持って行商に出ます。
様々な経験を通して少年が成長していくという物語です。
この映画で学んだこと
◆ 親は子供を心配する前に信じてあげること
◆ 商売とは売り手と買い手の互いの心が通じ合ったときに成立するもの
◆ 色々な方々の助けがあって今の自分が存在できているということ
僕のビジネスはB to Bですが、商売の基本は同じなのだと思います。商いの原点を思い起こさせてくれます。
商売だけでなく、人間の有り様も教えてくれる映画です。
心の奥の方に仕舞い込んでしまった宝物、存在すらも忘れていた宝物を、見つけたような感覚になりました。
もし観ることのできる機会があれば、鑑賞されることをオススメします。
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