映画『ブラック・ライダー』から学ぶライフ・コーチング ~なぜ短絡的な行動になってしまうのか?~
昨日NHK BSプレミアムで放映された映画『ブラック・ライダー』を観ました。
おはようございます。
とこま(tokoma)です。
ライフ・コーチである僕、とこま(tokoma)による映画『ブラック・ライダー』からの気づきを書かせていただきます。
映画『ブラック・ライダー』から気づきは
現状の延長のゴールでは短絡的な行動になってしまう
ということです。
南北戦争直後のアメリカを舞台に、南部から西部に自由を求めてやって来た黒人移住者が白人の偏見や暴力と戦いながら目的を達するまでを描いた作品です。
ストーリーは
南北戦争後、自由を求めてアメリカ南部ルイジアナ州から西部にやって来た黒人移住者たちは、彼らを元の農園に引きずり戻そうとする無法者の白人グループによる略奪・暴行・殺害の被害を受けていました。移住者たちのガイドを務めているバック(シドニー・ポワチエ)は白人グループのリーダーであるデュシェイに執拗に狙われながらも、移住者たちを守るために必死に戦っていた。そんなある日、巡回牧師を名乗るラザフォード(ハリー・ベラフォンテ)はバックと知り合い、成り行きからバックを手伝うことになるのだが・・・
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用)
主人公のバックとラザフォードからのセリフには、過去についての話しはあるものの、未来について語るようなシーンがなかったと思います。
現状に精一杯で未来についての語る余裕がなかったのかもしれません。
二人のなかにあるゴールは、現状の延長線上にあるゴール。今の状況から逃れたい、というのが根底にあったような気がします。
そして、それが短絡的であまり建設的と言えない行動につながっている、と感じました。
それとは対照的に、黒人移住者たちは現状の外のゴールを持っていました。
長老が新天地でのビジョン明確に言うシーンがあります。それを聞いた仲間の移住者たちも同じように明確なビジョンを描いていたのではないでしょうか。それが困難を克服する原動力になっていたのだと思います。
バックとラザフォードの二人は、過去もしくは現状からの回避したいという動機に対して、移住者たちは未来を実現させたいという動機。
ネガティブ起因とポジティブ起因の動機
この違いによって行動も変わるのではないでしょうか。そして、その結果も。
どっちが幸せなんだろう・・・と考えてしまいました。
以上が僕の感想です。
ですが、これから観る方は、あまり難しく考えずに単純に映画を楽しんでいただきたいですね。興味のある方は観て、感じていただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。