人間とはそういうものなんですね! ~ロックオンとロックアウトについて~
何かにロックオンすると、目の前にあっても「それ」は見えない。
こんばんは!
とこま(tokoma)です!
苫米地式コーチング認定コーチ(補) として日々学びを深めております!
僕たちのマインド(脳と心)は、何かにロックオンすると、それ以外のものがロックアウトされるという働きがあります。
いつも僕たちのマインドは何かにロックオンしています。それは同時に何かをロックアウトしていることでもあるのです。
ですので、ロックオンの仕方によっては、目の前にあるにもかかわらず見えたり、見えなかったりするのです。
例えば、いくら探しても見つからないというときに、第三者が「ここにあるよ」と言って、見てみたら自分がさんざん探していた場所だった、という経験はありませんか。
「おかしいなあ。そこ見たんだけどなあ。(探している時に)誰か置いた?」という、あれです。
これも、自分の思い込みによってロックオンしてしまったために、そのものの存在がロックアウトされて認識できなかったという例です。
けっして、目が悪いとか、頭が悪いということではありませんので、そんな人を見ても責めないであげてくださいね。
人間のマインドとは、そいういうものなんですから。
ここでの注意すべきことは、このロックオンしたものが、自分で決めたものとは限らない、ということです。
例えば、「それって無理じゃない?」とずっと言われて育ったらどうでしょう?
言った当人は悪気はなかったかもしれません。ですが、これを永らく言われて育ってきたらどうでしょう?
もしかしたら、そんな人は自分の可能性をロックアウトしてしまっているかもしれません。
「何を受け入れるのか」「何を受け入れないのか」を選べるのは自分しかいません。受け入れたものがロックオンされ、それ以外のことはロックアウトしてしまいます。
マインドが何かにロックオンしていると、もっと簡単な方法やより良い選択があっても、気づきかないことがあります。
たとえ目の前にあっても。たとえ毎日目にしたとしても。
逆に、隠れているものが見えるようになると選択肢やチャンスが大きく広がり、人生を変えることができるでしょう。今は見えていない他の選択肢見つけ、人生はもっと楽しいものになるかもしれません。
僕たち人間には、目の前にあっても見えないものがあります。
それを自覚して「他に見落としはないのか?」と自分に質問するところから始めませんか?
このことは才能や知性とは無関係です。
まずは、マインドがどのように作用するものなのかを知りましょう。
その知識を活かすことができれば、今まで気づかなかったことを発見するかもしれません。
あなたのマインドも使い方しだいです。
本日は以上です。
参考にさせていただいた本はこちらです。
田嶋大輔著 苫米地英人監修 『マインドの教科書』
マインドの使い方を詳しく知りたい方は、本書を手に取ってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。