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リーダーがゆっくりと呼吸をすれば組織は変わる
感情に支配されて判断を誤ったり、行動が抑えられてパフォーマンスが下がったり、と実感したことはありませんか?
おはようございます。トコマです。
上司が抑圧的であったり、恐怖や報酬を利用して人を動かすような組織を「コアーシブ(coercive)な組織」といいます。
こうした組織はそれぞれのメンバーが「〜しなければならない」の意識に支配されてしまいます。
そして、組織としてのパフォーマンスも低下してしまいます。
コアーシブな文化をもつ組織と、「〜したい」を重視する組織では、結果に大きな差が生じたという報告もあるそうです。
脳には前頭前野と扁桃体という部位があります。
前頭前野は理性を、扁桃体は感情を生み出すところだと考えられており、これらは相互に作用し合っています。
人が不安や恐怖を感じているときは前頭前野の活動が抑えられ、扁桃体が活性化されます。
扁桃体が優位な状態の時には俯瞰的な思考はできなくなります。
もし前頭前野が優位な状態をつくりたいと思ったら、リラックスした状態を維持することです。
ゆっくりと呼吸をすることでリラックス状態をつくりやすくなります。
僕は「逆腹式呼吸」という呼吸法を使ってリラックス状態をつくるようにしています。
組織におけるリーダーの影響力は大きいです。良いことも悪いこともメンバーに影響を与えます。
まずはリーダーがリラックス状態をつくることが大事ではないでしょうか。
そうすれば、メンバーもリラックスするでしょうし、前頭前野で思考し行動することでクリエイティブな組織になると思います。
クリエイティブな集団にするためにもリーダーは、自らはもちろんですが、組織全体が感情に支配されないように気を配る必要があります。
その結果、メンバーは本来の高いパフォーマンスを自然と発揮することができるなるのです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。