おすすめ映画『12人の怒れる男』
こんばんは。MKTです。
今日は、感銘を受けた映画の話しをします。
その作品は
『12人の怒れる男(原題 12 Angry Men)』
1957年制作のアメリカ映画です。
僕はこれを20年以上前にレーザーディスクで観ました。
大学の図書館内にレーザーディスクを視聴できるブースがあり、そこで観ました。
当時大学生だった僕は、陪審員制度というものをよく知りませんでした。
ですので、最初は何の映画かよくわかりませんでした。
正直オープニングも何だろう? これ? といった感じで始まりました。
しかし、途中からどんどん映画に引き込まれていったのを覚えております。
いい映画だったなあ、と思った記憶が鮮明にあります。
脚本、編集、演出、カメラ、役者・・・どれも素晴らしく、とても濃厚な作品です。
ストーリーは、インターネットで検索していただけば、わかりますので、ここで省略させていただきます。
代わりに
僕が感じたこの映画の面白さを書かせていただきます。
◆ 出演者12人の人間描写が素晴らしい。
名前の知らない12人がみなさん個性的です。特に○○役の・・・がイイですね(ここは観ている人によって好みの分かれるところだと思います)。
◆ 初めから最後まで同じ空間(部屋)のなかでストーリー展開する。
それが息苦しくて、且つ緊張感を演出しています。
◆ 時間が短い。
ここが重要です。約90分ですが、このなかで緩急があり、後半からクライマックスまで一気に畳みかけます。これ以上長い時間ですと中だるみしてしまいますね。
観終わった後は、「いい映画だったな」と思わず言ってしまいます。
実は、僕はこの映画を一度しか観ていません。
最初に観たときの印象が強かったので、それを変えたくなかったのかもしれません。また、短い映画なので、もう一度いつでも観ることができるだろう、と思ていたのかもしれません。
しかし、レンタルショップで見かけた記憶がなく、時間が経つにつれて、この作品のことも忘れていました・・・。
今日、なぜか、帰宅途中に、この映画のことをふと思い出しまして、今書いております。
書いていたら、やはりこの映画を観たくなりました。
週末にレンタルショップに探しに行ってみようと思います。