見出し画像

ゴール設定が変える世界の見え方 〜脳のフィルター機能が導く可能性の発見〜

おはようございます。
ライフ・マネジメント・コーチの「トコマ」です。
いつもありがとうございます。


ゴールを設定することで見える景色が変わる

私たちの周りの世界の見え方は、ゴールを設定することで劇的に変化します。

この現象は、脳の「網様体賦活系(RAS: Reticular Activating System)」という機能によるものです。

RASは、五感から入ってくる膨大な情報の中から、どれを意識するかを決定する重要な役割を果たしています。

つまり、私たちが受け取る情報のフィルターとして機能し、情報の取捨選択を行っているのです。


ゴールを決めると、RASはそのゴールに関連する情報を優先的に処理するようになります。

これにより、それまで気づかなかった情報や機会が突然、意識に上るようになるのです。

例えば、新車の購入を決めた途端、その車種の広告が目につくようになったり、新しい趣味を始めると関連する情報が急に増えたように感じたりする経験はありませんか。

また、好意を持っている人の趣味に自分も興味を持ち始めたり、新しく取引先になった会社のロゴが多くあることに気づいたりすることもあるでしょう。


これらの現象は、RASがゴールや興味に関連する情報を重要と判断し、意識に上げた結果です。

実際には、それらの情報は以前から存在していましたが、ゴールが定まっていなかったため、意識の外にありました。

自分が知ったことによって、そのものが急に増えたわけではないのです。

今まで存在していたけれども気づかなかっただけなのです。


このように、ゴールを設定することは、私たちの「情報フィルター」を変化させ、それまで見えていなかった景色を見えるようにする力を持っています。

ゴールを明確に定めることは、単なる目標設定以上の意味を持ち、私たちの認識を変え、新たな機会や可能性を見出す力を与えてくれるのです。


ゴールを設定することで、自分の周りの世界をより豊かに、より多くの可能性に満ちたものとして体験することができます。

そして、この新たな視点は、私たちの人生をより充実したものにする可能性を秘めています。

自分の目標や夢に向かって意識的に行動することで、それまで気づかなかった機会や資源を発見し、より効果的に目標達成に近づくことができるのです。


ゴール設定の重要性を理解し、実践することで、私たちは自分自身と周囲の世界をより深く理解し、より豊かな人生を送ることができるでしょう。

ゴールを設定し、新しい景色を見つけてみませんか?



最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?