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視野を広げるゴール設定:抽象度の高いゴールが導く未来

おはようございます。
ライフ・マネジメント・コーチの「トコマ」です。
いつもありがとうございます。

先週の note で、ゴール設定のための4つのポイントをご紹介いたしました。

今回は、4つ目のポイントである「なぜ抽象度の高いゴールが必要なのか?」ということについて、説明をさせていただきます。

抽象度の高いゴール設定は、個人の成功を超えて、より広範な影響力を持つ目標を掲げることを意味します。

この概念は、認知科学者の苫米地英人博士によって日本に紹介された「Level of Abstraction」に由来し、物事を俯瞰的に捉える視点の高さを表します。

抽象度の高いゴールとは、自己中心的な願望を超えて、多くの人々の幸福に寄与するような目標を指します。これは、個人の成功だけでなく、社会全体にポジティブな影響を与えるビジョンを持つことを意味します。

しかし、他者の幸福を考慮に入れることが難しいと感じる人もいるでしょう。そのような場合、まずは個人的なゴールから始めることも大切です。

重要なのは、何らかの形でゴールを設定し、それに向かって行動を起こすことです。

興味深いことに、ゴールに向かって進んでいく過程で、より抽象度の高いゴールが見えてくることがあります。

これは、「ゴールを設定することで見える景色が変わる」という現象によるものです。

つまり、目標に向かって努力する中で、自分の視野が広がり、より大きな枠組みにおける自身の役割や可能性に気づくのです。

この過程で、当初は個人的だったゴールが、徐々により多くの人々の幸福に貢献するような抽象度の高いゴールへと進化していくことがあります。

例えば、個人の経済的成功を目指していた人が、その過程で得た知識や経験を活かして、社会起業家として多くの人々の生活向上に貢献するようになるケースなどが挙げられます。

抽象度の高いゴール設定は、単なる自己実現を超えて、個人の成長と社会への貢献を両立させ、より大きな意義と充実感をもたらすでしょう。



最後まで読んでいただきありがとうございました。

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