「しなければならない (have to)」では能力は出ない ~映画『ショコラ』からの気づき~
おはようございます。
苫米地式コーチング認定コーチのトコマ (The Coach Tokoma)です。
映画『ショコラ』をみました。
いい映画ですね。
僕のオススメ映画のひとつになりました。
この作品をみていて頭に浮かんだキーワードは
◆ have-to マインド
◆ want-to マインド
です。
「しなければならない (have to)」では動かない
「しなければならない (have to)」というマインド設定の仕方では、自分をやる気にさせるのに限界があります。
恐怖におびえながら、なんとかやり遂げたとしても、そこには必要最低限のエネルギーしか発揮できていません。
それは「しなければならない (have to)」からなんです。
あなたはやらない理由を考えたり、行動するようになります。しかも創造的に。
あなたの創造力は、無意識にやらない方向へと発揮されてしまうのです。
潜在能力を発揮する方法
ではどうすればよいのか?
自分の潜在能力から新しい可能性がどんどん引き出され、ベストな状態になれる方法があります。
それは「~したい(want to)」という自分の望みに従って行動することです。
人は、自分が価値をおいている対象へ向かっていくときに、本来持っている力のすべてを発揮することができます。
これからは、すべて自分の意思で心から望むことをやりましょう。
もしかしたら、思いもよらない結果が出るかもしれませんが、それも受け入れて自己責任のもと、やりたいことをやりましょう。
これがあなたのなかにある潜在能力を十分に発揮する方法です。
強制者が望むことではなく、自分が望むこと、自分の人生を選びましょう。
たとえうまくいかなかったとしても、それは望んだことをしことによる結果です。
「~したい(want to)」だからこそ
映画の中の主人公 ヴィアンヌ (ジュリエット・ビノシュ) は、自分の意思で心から望むことをやっています。
その結果、思いもよらない誹謗中傷が出ることになりますが、それも受け入れたうえで、やりたいことをやっています。
その「~したい(want to)」というマインドが、彼女の能力を引き出して創造的な味やデザインのチョコレートを作り上げています。
ヴィアンヌの人柄やチョコレートの美味しさは、「しなければならない (have to)」というマインドに染まった町の人々に安らぎを与えていきます。
心から望むゴールを設定しよう!
外側から与えられた「しなければならない (have to)」マインドでは、人の意思は長続きしません。強制力がなくなれば、やらなくなるからです。
そして、自分が望まなかった結果については、他人のせいにします。
一方で、「しなければならない (have to)」を受け入れた自分自身を責めるのです。
そんなことにならないためにも、心から望むゴール (want to Goal) を設定しましょう!
自分が本心から望むゴールを設定すれば、それまで「しなければならない (have to)」と感じていたことも、「したい(want to)」に変わる可能性があります。
心から望むゴールに向かっているとき、僕たちは自分が幸せだと感じることができる。
そして、幸せを感じているときに、僕たちは最も自分の可能性を引き出すことができる。
映画『ショコラ』は、そんなことを僕に感じさせてくれました。
今回は以上です。
こちらの内容があなた自身を活かすヒントになればうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。