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COSPIFR #102【SPICE】”HAJI”(雑色/大田区)~豆と肉の煮込み”ハリーム”はパキスタンだけの料理ではない🧐

<基本コンセプト>
👉COSPIFR(コスピフル):COffee,SPIce,FRuitsの組合せ造語
👉”食”の話題を中心に、食べ歩く、作ってみる等小実験(”Labo”)
👉"Labo to Note" から、小世界(知識、繋がり、視野)拡大
👉それらを継続的に実践し、ユニークな自分を創っていく(週単位で)

”とこらぼ”です。記事をご覧いただき、ありがとうございます。

<プロローグ>
カラーバス効果:特定の事象を意識すると、その事象に関する情報が自然と目に入ってくるようになる心理現象
 *バス=Bathは、浴びる、すなわち、「色を浴びる」意味

 車で走っていると、0.2秒くらいの速さでカレー屋さんを見つけられます。さらに最近は、何のカレー屋さんなのかまで判別できる状態。一方、自宅付近の取り壊されたところが前は何だったかは全く覚えていない。まさにカラーバス効果ですね。

で、大田区蒲田エリアの私の”Color Bath Map”には、”パキスタン料理”が食べられるカレー店が2軒プロットされています。ただ、2軒とも車では行きにくい場所なので、「いいタイミングはないかなぁ」と狙っていました。

<本文:食文化どこでもドア、パキスタン?料理編>

自家製カレー作りで、スーパーでなかなか手に入りにくい食材の1つに、”ラム肉”があります。今調達先の最有力スーパーが”オーケー”(安いだけではないです)。そうだ、パキスタン・インド料理店の”HAJI RESTAURANT"の至近距離に”オーケ”がある(きっと駐車場もあるだろう)
ということで、普段行く店舗ではないのですが、ラム肉調達とパキスタン料理のテイクアウトの一石二鳥を狙い、車で大田区蒲田近くの雑色へ。

オーケーの駐車場は、2000円以上お買い上げで1時間無料ということが判明。1時間の間に、ラム肉500g(あることを祈る)含め2000円以上の買い物をし、”HAJI”でのテイクアウトのオーダーと受取りを完了させるという、スリル溢れる(笑)ミッションでした。*詳細は次回へ。。。

話はそれましたが、HAJI RESTAURANTの話。

*国別料理ではなく、ハラルレストランという謳い文句となっています。

今回は、単品メニュー”ハリーム”がターゲットでした。以前八潮(埼玉県)のパキスタン料理店で、”ニハリ”という骨付きマトン(現地ではヤギ)の煮込みスパイス料理を食べたのですが、パキスタン料理で、”ニハリ””ハリーム”は二大巨頭のイメージだったからです。

予想通りニハリとハリームは二大巨頭。長時間煮込むので、曜日限定。
金曜日だっだので、ハリームがビンゴ、ラッキーでした
この店では三大巨頭ですね。次回は”マトンパーヤ”を狙います。

今回、テイクアウトだったので、事前に電話でもしておけばいいじゃんとも思いましたが、心配不要でした。
お店の方が、日本語、英語とも通じなかった(時間帯にもよりそう)のです。他のおすすめを尋ねることもままならず、時間にも追われていたため、
今回は初回ということで、”ハリーム”のみのテイクアウトにしました。

ハリームのテイクアウト
香り風味付けの刻みショウガ、輪切り青唐辛子、レモンなどが別添でGood!
その日のディナーは、ハリーム、バスマティライスと日本米のハイブリッド炊き
唐揚げと、沢庵という、南アジアと日本のコラボメニューとなりました😊

ハリームの味の印象は、インドのダール(豆)カレーの濃厚版という感じです。レシピを見ても、ハリームの日本語料理名は、”肉と豆の煮込みスープ”で、肉と豆を長くて8時間くらい煮込むため、肉も繊維状になっており、肉の食感は無く、粘度とコクだけが残る。煮込み料理好きの日本人には馴染みやすい料理だと思いました👉家族にも好評
*”そばがき”みたいという表現もありました。なるほど🤔

一言で表現すると、”豆と肉とスパイスの濃厚たんぱく源煮込み”というところでしょうか?

<エピローグ>
さて、今回のハラーム、”とこらぼ”の関心事としては、自家製で作れるのか?ということになります。実は、パキスタン料理限定の料理本は、これまで探しても見つからないのです。

でも、これまでずっとレシピ本を見てきて思ったこと、それは、

食文化と国境は関係ない!」ということ

そこで、パキスタンと隣接してそうな、(上級者編で、まだ手を付けられていない)西インド料理のレシピ本を開いてみると、

ありました!まさにパキスタンと接しているインド西北部のラジャスタン州のレシピにハリームが😀

調べると、ハリームの発祥は、中東のアラブ料理で、その後インドのハイデラバードなどに持ち込まれたとのこと。中央アジアにも広がっており、上にも述べた通り、食文化や料理には国境はないのだなとつくづく思いました。(現在、パキスタンのカラチや、インドのハイデラバードが有名とのこと)

ということで、ちょっと上級編ですが、料理の完成形のイメージがつきましたので、どこかで自家製にトライしてみたいと思います。
(あと、蒲田エリアのもう1軒(そこは”パキスタン料理”を標榜)も、機会があれば、いってみたいっ!)


今回も、最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

COSPIFR(コスピフル)ライフ創りをLABOする、”とこらぼ”でした。





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