カナダ、なんちゃってワーホリ~2022年を年末から振り返る~Vol.4
——前回の投稿からだいぶ経ってしまった。TOEICを終えた心にポッカリと穴が開き、しばらくくすぶっていたためか、ただただ申し訳ありません。と、これがいわゆる燃え尽き症候群というものなんだろうか。“これをやってみたい!”という気持ちでいっぱいだったカナダでの生活が懐かしい——。
さて、10時間ほどのフライト時間の末、カナダ・バンクーバー国際空港に降り立った。
なぜだろう、すべてが新鮮で、かつ寛大に見えた。
さすが、移民大国。日本じゃ考えられないような、いろんな人がいる。
(この、“いろんな人”の範疇は後にさらに広がったのだが。)
荷物を受け取り、入国手続き~。と、観光とは違い、ワーホリで行った私が容易に入れたものではなかった。就労ビザ持ちの人は、正式のwork permitを発行してもらうための手続きが必要になるらしい。ここで却下されたらどうしよう…と緊張しながら長蛇の列で待つ。
やっと手続きが完了して再びホッと一息。空港の出待ちエリアに移動し、なんとか送迎スタッフと(無事といっていいモノかよくわからないが)合流。
滞在はバンクーバー・ダウンタウンからバスで30分ほど離れたBurnabyに位置する学生寮。空港から送ってくれた送迎スタッフさんが寮の管理者とインターホン越しに話して、訳も分からないうちに玄関のロックを外してニッコリ笑顔、私に入るように促す。どうやらここでお別れらしい。Thank you.と言って見送る。
中に入ってエレベーターに乗る。が、ここで入寮者らしき人が乗り込んできたらどうしようという変なドキドキを感じながら指定された階へ向かう。
不安なシチュエーションにはならなかったが、ほんと、最低限のHelloかHiとかの挨拶程度は覚えておくに限る。
そして、恥ずかしながらどうやって部屋に入ったか忘れてしまったが、部屋にたどり着き、荷物をおろす。
ベッドに横になり、これからについて頭をめぐらせる。
語学学校の初日まで一週間ほど。
町の雰囲気を掴んだり、生活用品を備えたりするのに充てることとしよう。…ん?まだやることがあったかな。