なんちゃってワーホリ。ふらっとカナダ見聞録Vol.2 ~カフェ事情~
4月中旬。今日は雨が降っている。外で活動するのはいささか億劫だが、こんな日は家でのんびり音楽をかけてコーヒーを飲んで過ごしたい。
コーヒーは同じコーヒーでも、エスプレッソマシンを使ってラテアートを描いたものであれば尚更いいのだが、、。
さて、コーヒーの話題が出たところで今回はカナダのカフェ事情について少し。
バンクーバーにはカフェが多い。チェーン店もあれば個人店も数多く存在する。Googleマップで“カフェ”と検索すれば、ダウンタウンなぞ、1日や2日では制覇できないくらいの件数が表示される。
地域違えばチェーン店のブランドも違ってくるのだが、バンクーバーでいえばJJ Beans、WAVES、Blenz、Altizianoあたりだろうか。
すこし高めのTREE、49th、PRADO、Timbertrainも人気なカフェである。
ああ、書いてるそばから恋しくなる。
ドリップコーヒーの相場は3カナダドル前後、ラテ類は店によってまちまちだが大体4カナダドル前後。ドーナツやマフィン、レモンケーキなどの軽食は大体3カナダドル前後のように思われる。他にも、オープンサンドや、サンドウィッチ、“Wrap”(ラップ)は7カナダドル~。つまり、コーヒー+軽食で1000円ほどというワケだ。
もうすこしコストを抑えたければTimHortonsがもってこいなのだが、コーヒーのクオリティがやや低くなる。ただし、ここの商品はいろんな人が買い求める、バンクーバーでのソウルフードなのだ。
現地のカフェ(に限らず、ほとんどのお店も)店員はとにかくオープンマインド!必ずと言っていいほど、入店したら、“Hi”や、“Hi, How are you doing?”といった挨拶からはじまり、常連となれば世間話がワイワイと続くこともある。(あー、異文化って感じ)
対するこちらは、”Good. Thanks, And you?”と返したりする。そして一段落ついたところで、“Could I get---?”と、注文に移っていく。商品について知りたければ、“Excuse me, What’s----?”と質問すれば大体のことには答えてくれる。英語が聞き取れなければ、あえて未知のものにチャレンジ、という手もアリだ。あとで話のネタになる。
商品を選び終えると会計に進むのだが、いやはや、スタイリッシュなiPadを用いたPOSレジ、もしくは無線機のようなもので会計がされる。カードやスマホによるキャッシュレス決済が主流だが、現金払いに対応したレジもある。ただ、念のため“Can I pay with cash?”と聞くのがベターだろう。
そして、気になるチップ制度。
POSの画面に10%や15%など表示があり、半強制的に選ぶこととなるが、サービスが気に入らなかったりすれば、No tipを選ぶこともできるし、任意の金額をレジ横のガラス瓶などに投入するのもできる。高級レストランだと15%~18%が最低ラインとして表示されるところもあるので、財布とよく相談して決めていこう。
カフェ巡りはこの上なく楽しい。次第にお気に入りの店ができて、店員や常連客と顔なじみになれば、わざわざ注文せずとも、店員が“いつもの?”と聞いてくれるし、自然と会話に花が咲く。新たなサードプレイスの誕生だ。
秘訣はオープンマインド、これに尽きる。(※カフェイン中毒にご注意を。)
なんだかんだ、また訪れたいな、と夢見ながら、今日も日本でカナダの地に思いを馳せる。