「障害者として生きている中でがまんならないこと」は何か。
肢体不自由で車いすを利用している女子高生が児童館に遊びに来てくれる。
私は最近彼女と一緒に過ごす時間が長く、よく話をする。
話をするといっても、彼女は体の特性上、声による会話はむずかしい。
NOや、うん、といった短いセンテンスで聞き取れるものもあるが、
それ以外は文字盤を使って会話をしている。
手も足も不自由、という言い方が正しいのかはわからないが、
思い通りには動かせない。
ただ知的障害はなくて、会話の内容は至って一般的な女子高生と差異はない。もちろん経験していることや生活