暑い夏に涼しく過ごせる、こんなこと。
ついに、
梅雨明けしたようです。
そして暑い・・・
そして日差しがキツイ・・・
夏ですねー。
梅雨明けしたら
猛暑なのは知ってた…
とはいえ、
蒸し暑いのも
カンカン照りで暑いのも
参りますねぇ~
ところで
暑さ対策は
万全でしょうか?
今年の夏は、
「ダブル高気圧」が出現する恐れが
あると天気予報ていってましたが、
酷暑となるかもしれません。
※ ダブル高気圧とは
ダブル高気圧で高温傾向の夏、暑さのピークは8月
※ウェザーニュース(YouTubeチャンネル)
特に今年の夏は、
コロナの影響で
「家」で過ごす方が
多いのではないでしょうか。
熱中症予防に部屋の暑さ対策は
かかせないといえるでしょう。
ところが
冷房フル稼働は
間違いないと思いますが、
いくらつけても
効きが悪くて、
室温が下がらずに
ム~っとしてることも
ありますよね。
そのせいで、
室内熱中症の恐れが
心配です。
なぜだと思いますか?
どうしてガンガンに
クーラーをかけても
涼しくならないのでしょうか?
それは
外気の熱をしっかりと
遮断していないからです。
特に窓ガラス。
窓からの太陽熱の侵入はすごくて、
夏の場合、熱の侵入のおよそ
70%が窓からと言われています。
直射日光が当たっている
窓ガラスに内側から
手を当ててみてください。
手のひらに熱を感じたら、
窓ガラスの遮熱、
断熱効果が低い
という証拠です。
どうしても、暑さ対策は
部屋の中を涼しくすること
ばかりに気を
使ってしまいますが、
それよりも、
外気の熱の遮断が優先。
まずは、
室内の暑さ対策は
遮光カーテンとか
窓やドアから入ってくる
熱を遮断すること
が大切ですね。
ところで
外気の熱を
遮断してくれる
ものがあります。
そう、
お庭の草木たちです。
幸い、わが家には
所せましといえど、
お庭には草木が生い茂って
おります。
近頃、庭の草抜きが大変だから、
「もうコンクリートで埋めちゃおう!」
そんなことを思っている方は、
ちょっとお待ちください!
雑草抜きがいかに
面倒で労力がかかることか、
その事実はわかります。
(私はすごくたのしいですけど🧡)
ですが、そのあくなき戦いに
疲れ果ててしまった気持ちも
よく分かりますが、
暑い夏の日、草木のような
緑に覆われた地面と
そうでない地面の温度差は、
なんと
10℃も差が
あるといわれてます!
コンクリートで覆われた地面は、
真夏の日射で表面温度が
60℃近くまで上がることも
珍しくありません。
庭の地面の温度と
室内の温度と何も関係ない
と思うかもしれませんが、
じつは、太陽で熱せられた地面は、
「輻射熱(ふくしゃねつ)」
といって、跳ね返って
窓から侵入してしまうのです。
太陽が暖かいのは、
日光を浴びているからではなくて、
じつは、地面から跳ね返ってくる
熱が暖かいのです。
ちょうど、「床暖房」とおなじ
原理といえます。
床暖房って床だけが
暖かいのではなくて、
部屋全体が暖かいですよね。
これは、輻射熱によって
部屋の壁とか天井に熱が
跳ね返るからです。
少し余談になって
しまいましたが、
でも、想像してみてください。
60℃の床暖房の上に
お家がのっかっているのです。
これではいくら
クーラーつけても
涼しくならない
ですよね。
これは都市部で見られる
ヒートアイランド現象の
ようなもの。
幸い私は田舎暮らしで
しかも、草木の囲まれた
贅沢な暮らしをしております。
ですが、どうして
お庭に草木があると
どうして太陽光の熱を
遮断してくれるのでしょうか?
一つは、
日差しを遮ってくれるからです。
まぁ、いってみれば
草木が遮光カーテンの役目を
果たしてくれるということです。
グリーンカーテンは
その典型。
ですが、今すぐにでも
できることではないですよね。
それに、
窓を遮断するほどの
たくさんの草木を作ろうと思っても
当然すぐにはできません。
じつは、
お庭に草木があると、
涼しくなるのは
太陽の赤外線を遮ってくれる
だけではありません。
植物は「蒸散(じょうさん)」
という活動によって、
葉っぱから水分を放出しています。
この水が蒸発するときに、
「気化熱(きかねつ)」といって、
周囲の温度を下げくれるのです。
※ 気化熱とは
気化熱の効果
※オフィス気象台(YouTubeチャンネル)
この蒸散による気温調整機能は、
暑さ対策で大活躍してくれる
植物の持つ素晴らしい力
のひとつです。
つまり、
グリーンカーテンがなくても、
たくさんの草木がなくても、
わずかでも自然の緑があると
蒸散して侵入してくる熱気の温度を
さげてくれるのです。
幸いにも、
わが家にお庭は、
草木が生い茂っているので、
部屋の中も
何だか涼し気です。
そして、
お庭にいる
タヌキさんも
フクロウさんも
たくさんの草木やお花に
囲まれているので、
さぞかし
涼しく過ごしている
ことでしょう!
どれどれ、
涼味を楽しんでる
タヌキさんを
のぞいてみましょう💙💙
タヌキさ~ん!!
え??!
ぜんぜん
涼しそうにしてない!
そう。
いくら草木が涼し気でも
真夏の日差しを完全に
遮ることはできません。
暑い日は、
涼しい服装にする、
外出時には日傘、帽子を着用する
水分補給をこまめにするなど
最低限の暑さ対策は絶対です。
最後にもう一つ。
暑い夏を涼しく過ごせる庭にする
ポイントをご紹介しましょう。
それは、
水辺を作ることです。
たとえば、わが家では、
水を張った大き目の鉢の中に
スイレンを入れてます。
水辺を設けるだけでも
気化熱効果を得ることができます。
ご存じの方も
いらっしゃるでしょうが、
これは、
「ビオトープ」
といいます。
ビオトープとは
水を張った大き目の鉢の中に、
水草やメダカなどを入れて、
自然な環境を再現する空間のこと。
ただし炎天下に
そのまま置いておくと、
あっという間にバランスが崩れて
水が腐ってしまいます。
なので、なるべく
日陰にしておきましょう。
ビオトープはなんといっても、
お庭のない
マンション暮らしの方でも
これならできそうですね。
はじめてのビオトープ
※ アクアリウム大学(YouTubeチャンネル)
この夏、大きめの鉢に
メダカを飼ってみるのも
どうでしょう。
私も、昨年はメダカを
飼ってました。
涼しくて、かわいくて、
まさに、
夏の風物詩。
今回も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。
次回またお会いできることを
楽しみにしております。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?