注意力は選択的に働く/ 情報は取捨選択される/ 熟練の技は無意識に駆使できる/ ある事態に対する注意力は頻度が予想されるか否かできまる/ 注意力の持続時間10分が限度/ 人は顕著な手がかりにしか注目しない/ マルチタスクは不可能/ 危険、食べ物、セックス、動き、人の顔,物語は興味をひく/ 大きな音には驚いて反応する/
6/29 インターフェースの心理学
注意力は選択的に働く
特定のことだけに注目し、他は一切無視するように指示すると、誰でも時間をかけずにその通りにできる。
自分の名前のほか、食べ物、セックス、危険には注意力が働く
情報は取捨選択される
・思い込みは禁物、デザインした方人には自明のことでもユーザーはわかっていないことがある。
・注目してもらいたい場合は、色、大きな文字、アニメ、動画、音声などを使う
・ある情報に注目してもらいたい場合は、自分で必要だと思う提示方法よりもはるかに目立つ方法で強調する。
熟練の技は無意識にできる
・一連の作業を繰り返していると自動的にできるようになる。
・作業を行う人は注意を払わなくなるため、ミスが多くなる。
・熟練の技で行ってもやり直しの効くデザインにする。
・ユーザーが何度も同じ操作をしなくて済むように、対象項目を全て選択して一括操作できるデザインにする。
ある事態に対する注意力は頻発が予想されるか否かで決まる。
・ある事態がどれくらいの頻度で発生するか、人は無意識にメンタルモデルを構築している。
人間の集中力の限度は10分
・人の注意力は長くても、7-10分しか持続しない。
・7-10分またはそれ以上集中しなければならない場合は休憩を入れてみる・
・WEB上で視聴映像やチュートリアルを提供する場合は7分以内にしましょう.
人は「顕著な手がかり」しか注目しない
・人は、「顕著な手がかり」にしか注目しない
・「顕著な手がかり」が目立つデザインを心がけるべき
マルチタスクは事実上不可能
・「マルチタスクが可能」という人はおそらくどの作業もうまくこなせていない
・年齢に関係がない
・パソコンやタブレット型端末フォームに記入しながら顧客と話すなどは不可能どうしてもの時は、入力フォームを使いやすくするべき
・マルチタスクを強いる時は、ミスの多発を覚悟し後で修正する方法を組み込んでおきましょう
・携帯で電話をしながらの運転は飲酒運転と同じ
食べ物、セックス、危険、動き、物語に人は注目する
・食べ物やセックス、危険に関することをあつこうのが好ましくないWEBページやアプリケーションもあるが、使った方がかなり注目を集められる。
(昔の本能的に)
・顔のアップ写真が良い
・できる限り物語調で伝えると良い
大きな音には驚いて注目する
・ユーザーが間違いを犯す、目的を達成する、お金を寄付するといったときは音が鳴るようにする。
・本当に重要な時は大きな音を使う
・音で注意関する時はユーザーが音に慣れすぎないようにする。