東京ひとり旅は、無駄に回り道をする旅(両毛線、水戸線、特急ときわ、特急リバティ)2022年8月12〜13日
2022年のお盆、私はどうしても東京に行かなくてはならない用事ができました。なぜこの時期に。なぜこのタイミングに。しかしどうしても行かなくてはなりません。
それが運命ならば、いろいろ対策をしつつ行くまでです。
私が住んでいる場所は、東京まで最短1時間ほどで行ける立地です。
ざっくり説明すると、行き方はこうです。
しかし、ソクラテスは言いました。
「簡単すぎる人生に、生きる価値などない。」
私なりに解釈してみました。
つまり、こういうことではないでしょうか。
1時間で済むところを、あえて4時間ということなのではないでしょうか。
ソクラテスが言うのですから、多分間違いは無いです。
■旅の計画
我が家から東京まで、無駄に回り道をするルートはいくつかあります。
ですが今回は、
我が家(北西関東)→(両毛線・水戸線)→友部→(常磐線(特急ときわ))→東京
というルートで行くことにしました。
特急ときわのチケットは、当日駅で買えば良いかなと思いましたが、お盆の時期で混雑具合が分からず、念のためえきねっとで事前予約しました。(チケットレスで100円引き・事前座席指定可)
■旅の当日(8/12、13)
往路の12日は、自宅からスタート。
北関東(西側)を結ぶ両毛線に、早速乗車します。
しばらく揺られて、終点の小山駅に到着しました。
長いこと北関東民をやっていますが、小山に鉄道で来たのは初めてです。
駅構内にはカフェ、コンビニ、パン屋、牛丼があり、ちょっとした食事もできます。さすが新幹線が停まる駅は違います。
牛丼に心が惹かれつつも、乗り換え時間が10分しかなかったので、ホームへ急ぎます。
小山駅から友部駅までは、水戸線を楽しみます。この区間はのどかな風景が広がり、車窓をずっと見ていても飽きません。
1時間少々乗車して、友部駅に到着しました。
友部駅では20分ほどの時間がありましたが、駅構内には特に何も無いため、構内をウロウロしたりベンチで休んだりしながら過ごしました。
そろそろ特急が来る時間です。ホームへまいりましょう。
こんな表示がされることがあるんですか?っていうかこの掲示板、こんな表示ができるんですか??JRの底力を見ました。
特急ときわがホームに入ってきました。丸みを帯びたイモムシのようなかわいらしさなのに、顔はスタイリッシュな悪役顔。
特急ときわの乗車時間も1時間ほどでしたが、なんとも快適な乗車でした。
実は、いつか東京→仙台区間を特急ひたちで乗り通したいと思っているのですが、この座席なら長時間の乗車も余裕ですね。
ということで、無事に東京駅に到着。(人が多すぎて、写真は断念。)
用事を済ませ、宿泊を済ませ、日付は13日になりました。13日は帰るのみ。
帰りのルートはどうしようかと悩みましたが、当日は台風が迫っており、人生の回り道は断念。
しかし新幹線で帰るのも味気ない(いや、新幹線大好きですが)と思い、北西関東のヒーロー「特急りょうもう号」で帰宅することにしました。
りょうもう号には北千住からも乗車できますが、鉄道好きはやはり浅草から乗車しないといけません。
実はリバティに乗車したのは人生2回目です。今まで東武特急に乗る機会は何回もありましたが、なぜか200系車両ばかり当たっていました。200系はきっとそう遠くない将来に消滅してしまうと思うので、今のうちに乗っておきたい気もしますが、しかし新しい車両は心が躍るものです。
揺れも少なく、座席もふかふか(でもフットレストが無いんだね)で、快適な旅でした。
無事に送り届けてもらいました。
■かかったお金(ざっくり)
・交通費(すべての電車賃)6,000円
■今回のひとり旅の結論
・新しい車両は、座席ふかふか窓ひろびろで心地よい。
・JRの電光掲示板はイラストを表示できる。
・回り道の旅があってもよい。
・ひとり旅はよい。
次はどこへ行こうかな(おわり)