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【Q&A】実用新案の出願から3年以内に日本や外国への特許取得を目指せますか?

(Q)実用新案の出願を行いました。実用新案の出願から3年以内に、特許の取得を目指せると聞いたことがあります。日本だけでなく外国への特許取得も目指せるのでしょうか?

(A)実用新案から特許の取得を目指す場合、その手続き期限は以下のようになります。

①日本の特許取得は、実用新案の出願から3年以内に、目指すことができます。この際、実用新案の権利は放棄することになり、特許出願として一から出直すことになります。

②一方、外国への特許取得は、実用新案の出願から1年以内に、アクションを起こす必要があります。実体的な手続きはさらに延ばす方法もありますが、少なくとも外国の特許取得を目指す意思表示だけは、1年以内に行う必要があります。


本記事では、手続き期限についてのみ簡単にお伝えしました。①と②は、まったく異なる制度です。①や②を行うためには、それぞれいくつかの条件があります。費用や手続きや準備期間もかなり異なります。状況によっては、他の選択肢をご提示できる場合もあります。詳細は特許事務所(弁理士)にご相談ください。

●YouTubeで音声でもご覧いただけます

●元ブログ(+αの情報あり)

https://www.tokkyoblog.com/archives/72350970.html

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東雲特許事務所(しののめ特許事務所)
弁理士 田村誠治(元特許庁審査官)
【東京都港区新橋】【東京都中央区八丁堀】【東京都北区田端】
【稀有な経歴】特許技術者→特許庁審査官→特許事務所運営

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