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アイデアの上手な伝え方 ~特許公報と昔話

『みんなで作るナチュラルローソン菓子プロジェクト』というのを見つけました(現在は終了しています)。

当ブログの読者様は、みなさんアイデア豊富です。
いきなり特許や実用新案!というのは難しくても、こういうアイデア物を考えてみるのも、面白いのではないでしょうか。

アイデアマンは、いつの世も引っ張りだこです!

ところで、アイデアをすぐ文書化できる方もいれば、なんとなく頭の中でイメージを膨らませるだけの方もいます。
どちらがいいかは別として、前者は左脳派、後者は右脳派なのかも知れません。

ただいずれにしても、アイデアを他人に伝えるとなると、ある程度の文書化(口頭での説明含む)が必要でしょう。
アイデアを文書化するための一つのヒントとして、特許の出願書類の構成が参考になります。

<特許の出願書類の構成>

①背景技術(従来はどんなだったのか)
②解決すべき課題(従来のものには、どんな問題があったのか)
③解決するための手段(その問題を、どうやって解決したのか)
④解決手段が抽象的であれば、その具体例

★特許公報では、①~④よりも前に、以下の2つが記載されます。
・要約書(ざっくり言って、どんな問題を、どうやって解決したのか)
・特許請求の範囲(具体的にどんなアイデアなのか)

特許の出願書類の構成は、アイデアを説明する際の参考になりますが、アイデアに限らず、なにかを伝える際に、広く役立つと思います。
そう言えば、「むかしばなし」も、このようなストーリーになっているものが多いのではないでしょうか。

本当は、この記事自体も、特許の出願書類の構成で書いてみようと思いましたが(笑)、そこまで凝らなくても、みなさまには十分伝わったと思います。

少しでもお役に立つ部分があれば幸いです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。

●YouTubeで音声でもご覧いただけます

●元ブログ(+αの情報あり)

https://www.tokkyoblog.com/archives/47326566.html

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東雲特許事務所(しののめ特許事務所)
弁理士 田村誠治(元特許庁審査官)
【東京都港区新橋】【東京都中央区八丁堀】【東京都北区田端】
【稀有な経歴】特許技術者→特許庁審査官→特許事務所運営

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