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特許の要約書の字数・作り方・不備があるとどうなる?【リライト版】

特許出願の際には、発明の概要を記載した『要約書』を提出します。

要約書は、400字以内で記載します。

(例)
【書類名】要約書
【要約】
【課題】書面に垂直方向に対して傾斜した光路で受光することで、書面の走査位置またはその直前(直後)を常に目視可能とする。
【解決手段】レンズ系を介して書面2からの反射散乱光を1次元イメージセンサに受光することで主走査を行い、書面2を被覆したハウジング1を手送り移動することで副走査を行う図面イメージの入力手段において、該ハウジング1内の上部に装着され、その受光面が図面と平行になるように設定された1次元イメージセンサと、書面2に垂直でセンサ列方向軸を含む平面に対して傾斜し、かつ該センサ列方向軸と直交した光路面を構成するレンズ系とを備え、該ハウジング1の被覆側端部で主走査する。
【選択図】図1

基本的には、明細書をしっかり書きましょう。
要約書は、明細書の一部をカットアンドペーストして作成できます。

字数についてですが、インターネットによる電子出願をする際には、
✔400字を超えると、「エラー」となり、処理がストップします。
✔200字未満だと、「警告」になります。
警告は無視することもできますが、できれば200字以上にしましょう。

内容に不備があると、特許庁により職権訂正されることがあります。

ご参考になれば幸いです。

★本記事は下記記事のリライト版です。
YouTube用に短文(1文1行)で書き直しています。
リライト版ではタイトルが大きく変わることがあります。
「自分で特許を出してみる」は基本的にはお勧めしません。

<元記事>
自分で特許を出してみるシリーズ「要約書の字数について」(2014年06月26日執筆)

<関連記事>当ブログのリライトについて
特許の過去記事をリライトします&YouTubeも【1文1行ブログ】

●YouTubeで音声でもご覧いただけます

●元ブログ(+αの情報あり)

https://www.tokkyoblog.com/archives/89698028.html

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