
命名の妙「食べるマスク」とは? 【アイデアの発掘】【発明の名称】
ドラッグストアの店頭で「食べるマスク」という商品が陳列されていました。
なにそれ?
通り過ぎてからあまりに気になって、思わずドラッグストアに引き返してしまいました。こういうのって、弁理士にとって「捨て目が利く」と言うのかな?単なる職業病か(笑)
最初思ったのは、
✔食べることができるマスク?(非常食?)
✔マスクしたままでも食事ができるマスク?
どうやらその商品は、タブレット食品で、それを食べると、「マスクしたかのように風邪予防になる」というもののようでした。
これを「食べるマスク」と命名したのは、絶妙ですね!
以下、このマスクにちなんで、2つほど特許ネタです。
(1)アイデアの発掘
街中を歩いていると、さまざまなものが目に入ってきます。
「アンテナを張る」「捨て目が利く」というと大げさですが、街中にはアイデアの種がたくさんありますので、街中の散歩は、発明好き・アイデア好きなあなたにおススメです。
わたしも発明好き・アイデア好きです。
まずは「食べることができるマスク」や「マスクしたままでも食事ができるマスク」でも発明してみようかな(笑)
★本記事の元ネタは2017年に書きました。当時「マスクしたままでも食事ができるマスク」が発明できていれば、感染症騒動のときに役立った?(笑)
(2)特許の出願書類の【発明の名称】について
発明をして特許を出すときには、特許の出願書類に「発明の名称」を記載します。
このときに、「食べるマスク」のような、突飛な名称を付けないようにしましょう(笑)
この他にも、以下のような名称は避けたほうがいいでしょう。
・用途を限定した名称にしない(子供用など)
・商品名にしない(アイデアとアイデア品とは異なります)
いかがでしたでしょうか。
日ごろから免疫力をアップして「食べるマスク」が必要にならないようにしたいものですね!
最後までお読みくださりありがとうございました。
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https://www.tokkyoblog.com/archives/70113920.html
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東雲特許事務所(しののめ特許事務所)
弁理士 田村誠治(元特許庁審査官)
【東京都港区新橋】【東京都中央区八丁堀】【東京都北区田端】
【稀有な経歴】特許技術者→特許庁審査官→特許事務所運営