とっきー
関西アンダーグラウンド😁の音楽シーンで私が見てきた、あんなこと😍やこんなこと😉を、今とき放つ。😙
ジミ・ヘンドリックスの生まれ変わり エレクトリック“キャタツ”、それは弾く人によって様々に表情を変える、いわば万華鏡である。この万華鏡を自由自在にあやつる男がいま、イギリスにいる。 彼の名は敏史(としふみ)。彼はアメリカで生まれた。幼少期よりブルースやR&Bに親しみ、自らも演奏するうち、彼は己の才能に気付くことになる。 彼はセッションを重ねるうちに、自分が他者とは違う“何か”を持ち合わせていることに気づいた。そして、いつしか世間は彼をジミ・ヘンドリックスの生まれ変わりと
Kodo“キャタツ”の演奏法は衝撃の和太鼓スタイルだった。 バンドのギターが抜けた後釜に“キャタツ”を入れるだなんて、どうかしていると思っていたし、さらには、どうやって演奏するのかすらまったくの謎であったわけだが、私は何か誤解をしていたようだ。 自分の目で先生のバンドを観て初めて知った。 “キャタツ”の正面に仁王立ちをし、両手に2本の棒をむんずと握りしめ、まるで和太鼓のようにリズミカルに叩きまくる、というのか“キャタツ”の正しい使用方法だったのだ。 きっと。 *
From texas先生たちのライブは過去に観たことがある。実はその時も“キャタツ”がステージに置いてあった。 しかし、その時は、ただよじ登って客にアピールする為だけという、“キャタツ”としてはまっとうな使い道だった。 ボーカル氏は、いつも頭に何かの袋をかぶっていて、特異なパフォーマンスをする。 英語でMCをしたり、客をいじってみたり。MCが英語なのは、そのころバンドがfrom texasってことになっていたからだと思う。 そして客をいじる。客は急に英語で話しかけられ
ギター脱退「こんどギターが辞めるから、代わりに“脚立”を入れんねん」 これは私が通っていた学校の先生が放った言葉である。 私の通っていた学校の先生はバンドをやっていた。担当楽器はドラムだ。 ある時、先生と話していると、自分のバンドのギターがやめることを教えてくれた。どうやらギターの人が他県に引っ越しするらしかった。 引っ越しでバンドのために大阪まで通うことが難しくなったのだろう。 そこまでは理解できた。 はて…「“キャタツ”を入れる」とは一体どういうことだろう?
岸田さんにニンジンいっぱいぶら下げられて、自分も全力で走ってたらnoteという知らない場所に迷いこんでしまって…。 でもなんか居心地良さそうだし、ここに移住しちゃおっか!って気分です。
私が初めてバンドを組んだのは23歳の時。 私の担当はギターである。 一緒にバンドを組んだのは ボーカルでアフロヘアーの“P”、ベースの“イワイ”、ドラムの“たまき”の3人。全員男で、みんな4つも年下だった。 きっかけは心斎橋のレコード屋に張られていたバンドメンバー募集の張り紙だ。 そこには、やれ“ラモーンズが好き”だの“ボブ・マーリーが好き”だの“ゆらゆら帝国が好き”だの書かれていて、バンドメンバー募集の常套句、“ヤンキー不可”は書かれていなかった。 私は“P”に電
私が初めて犬とケンカしたのは、ちょうど私が浪人生をしていた18歳のときであった。そう、闘ったのは犬と私だ。 初めてケンカしたと言っても、39歳の現在まで二回目はまだ、ない。 地元の鹿児島で浪人生をしていた私は、予備校の勉強のあいまに、友人の“現王園”といつものように天文館公園に来ていた。 鹿児島には“園”の付く名字の人が多いが、彼もまた例外ではない。ちなみに私の名字は時任なので、園はつかない。 天文館は鹿児島で一番の繁華街だが、そのアーケードを抜けた先に天文館公園がある。明