【イベント】誰もが使いやすいトイレのあり方を考えよう 〜オールジェンダー 利用の視点から〜
近年、LGBT・性的少数者と呼ばれる人のうち、いわゆる心と体が一致しないトランスジェンダーの4割が、職場で利用したいトイレを使えていないと、民間企業と大学による共同調査で明らかになりました。
また、車いすの方や、障がいのある方、異性を伴う介助、そして、ベビーベッドや、オストメイト設備を利用されたい方など、様々なニーズを反映することが オフィストイレ、公共トイレに求められる時代になっています。
トイレ利用に関する調査データ、トイレメーカーの取り組みなどから、誰もが使いやすいトイレのあり方 について一緒に考えていきます。
▼日時
2020年11月7日(土)
▼時間
14:00 開始(13:30 開場)
16:00 終了予定
▼場所
①株式会社イング
住所:東京都北区浮間1丁目7−28
(JR北赤羽駅 浮間口より徒歩1分)
②オンライン会議ツール ZOOM(リンクURL は参加申込者に送信します。)
▼参加費:無料(※要申込)
※本イベントはオフライン・オンラインの同時開催となります。
【このような方にオススメ】
・LGBT・性的少数者、トランスジェンダー に関心がある
・性の多様性について理解を広げたい
・トイレ利用に関する調査について関心がある
・オールジェンダートイレについて興味がある
・トイレメーカーの取り組みについて知りたい
・Rainbow Tokyo 北区の活動に関心がある
【登壇者】
◆日野 晶子(株式会社LIXIL プロジェクト営業部 スペースプランニンググループ)
<略歴>
日本女子大学住居学科卒業後、(株)INAX(現LIXIL)へ入社、2014年より現職。翌年NPO法人虹色ダイバーシティと「性的マイノリティのトイレ問題に関するプロジェクト」を企画し当事者ニーズを調査。現在は、ユーザーニーズ調査を基にパブリックトイレの空間提案、提案書の企画作成や講演に従事。2017年より金沢大、コマニーとの産学共同研究会「オフィストイレのオールジェンダー利用に関する研究会」に参加。誰もが利用しやすいパブリックトイレの在り方を模索し続けている。
◆高橋 未樹子(コマニー株式会社 製品開発部 研究開発課)
<略歴>
金沢大学大学院機械科学専攻卒業後、コマニー(株)に入社。(独)建築研究所の交流研究員、金沢大学の非常勤講師を経て、東洋大学大学院福祉社会デザイン研究科で博士号を取得。コマニーに入社以来、ユニバーサルデザインに配慮した建築計画についての研究に取り組む。主に、車いす使用者や乳幼児連れ、性的マイノリティに関するトイレ問題をテーマに研究を続けている。
<アドバイザー>
◆岩本 健良(金沢大学 人類文学准教授)
オフィストイレのオールジェンダー利用に関する研究会 座長
<ゲスト>
▼サリー楓
日建設計社長直轄NAD室 コンサルタント1993年京都生まれ 国内外のデザインファームを経験後、ブランディングコンサルタントとして独立。2017年より女性として生活。現在、日建設計を拠点に建築や事業の提案を行う傍ら、トランスジェンダー当事者としてLGBTQに関する講演を行う。
▼浅沼智也
TRANS VOICE IN JAPAN 代表。看護師をしながらトランスジェンダーがより生きやすい社会になるよう啓発活動をしている。2020年11月21日、日本初トランスマーチ開催予定。著者『虹色ジャ~ニ→ 女と男と時々ハーフ』(文芸社 2019)。2020年監督としてドキュメンタリー映画『I Am Here -私たちはともに生きている-』制作。
主催:Rainbow Tokyo 北区
お問い合わせ:rainbowtokyokita@gmail.com
▼申込み方法
下記、リンク先より必要事項を入力の上、お申し込みください。
LGBTに関する活動を中心に行なっています。ぜひ一人でも多くの方に関心を持っていただけたら幸いです。サポートはすべて活動資金に使わせていただきます。