ささやかな抵抗。親しき仲にも礼儀あり?
昨日の夜、帰ってきた旦那と子どもたちの話をしました。
いや、話をしたと言うよりも
私が一方的に話してしまっていたのかな…
最近、子どもたちが私の言うことを聞かないんです。いや、前からなんですけどね。
でも、年齢を重ねるごとに思春期やらなにやらで、向き合うことに精神的にも体力的にもすごくエネルギーを使うし、なにより手探りの毎日ということに難しさと疲れも感じていたりします。
(痛いとこついてくるから口喧嘩で負ける母…)
そうやって私が上手く回せていないからか、宿題にとりかかるのが遅くなったり、寝るのが遅くなってるんじゃないか、などなど。
とにかく、そのせいで生活がたるんでいるのではないかという話をしていました。(だいぶ端折ってるので、伝わりにくかったらごめんなさい!)
もちろん、言うことを聞かせられていない私がすべて悪い!みたいな話をしていた訳では無いんです。
ああでもないこうでもないと話をしていく中で、
私の中では、愚痴ばかりにならずに建設的な話をできたかも?と思っていたんだけれど…
話の途中で、急に旦那がスマホをいじりだしたんです。
「えっ?まだ喋ってるけど!」
思わず私は少しキツめの口調が出てしまいました。
「いや、だって話長いんだもん…」と旦那。
普段なら、あぁ愚痴っぽくなってきてもう聞くのに疲れさせちゃったかな~とか、仕事で疲れてるからあんまり話したくないのかぁと引き下がれていたのかもしれないんですが、
さっきまで『子どもたちが話を聞く態度がなってない』みたいなことを話していた当の本人が、聞いてないんかい!となってしまったんですよね。
「あのさ、話を終わりにしたいんだったらさ。もうそろそろ終わっていい?とか一言聞いてくれない!?」
珍しく、なんだかここは譲ってはいけないのではないかと、私はささやかな抵抗をしました。
「まぁ、親しき仲にも礼儀あり…っていうやつか」と旦那。
・・・。
・・・。
なんじゃその言い方ー!!!なめとんのかー!!
(すみません、取り乱しました…。心の声を受け止めながら、話を続けますね笑)
『親しき仲にも礼儀あり』はしんどいものなのか?
私はどちらかというと、
一緒にいる時間が長い家族だからこそ、
お互い気持ちよくいれたらいいなと思うんです。
だから、「家族なんだからこれくらい許されるだろう」なんてないがしろにして欲しくない。
でも、反対に
ゆっくりと心を許せる「家庭」という場においてまでも気を遣わなきゃいけないというか、
そんな風にさせてしまうのって、家庭を築く身として間違いなんじゃないかとも不安に思ったりするんです。
(例えて言うなら、仕事で部下と話す時は出来ることなのに、家族にはできないっておかしくない?みたいな。
いやでも、仕事モードのような気遣いを家でもさせる?との葛藤みたいなね。)
なんだか難しいなぁと感じてしまった夜なのでした。
私が気にし過ぎなのかなぁ…