ミニコミ『ハコール』新米編集長850字日記#4
夜中の勢いで、いつも以上にとっ散らかっている、かつ、全然850字じゃないですが、まあ、雰囲気で読んでください笑。あとで大幅に編集するかもしれませんが、ひとまず。以下本題。
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なんだか、ひと昔前に比べて、言葉が出づらくなってしまった気がする。周囲からもいろんな声が聞こえてこなくなってしまった気がする。
それは、僕が大人になってしまったからなのか。それとも、社会全体に充満している雰囲気なのか。それとも、SNS上のソーシャルなプラットフォームに限ってそう感じているのか。はたまた、気のせいか。
いや、これは気のせいでも僕だけの話でもなさそうだ。
SNSなんかは象徴的じゃない?大勢のフォロワーや友だち、あるいは経歴や肩書きをぶら下げた声のデカい人がタイムラインでやかましく持論をぶちまけている。もちろん、大小様々な声が聞こえてくるんだけど、デカい声はよく通る。
比較的声の小さそうな人は、遠慮気味に、ぼそっとつぶやくか、せいぜい声のデカそうな人のコメント欄で賛同できることくらいしか言葉にしない。または、引用をして他の人の言葉を借りることでしか表現しない。(できないわけではないはず)
また、とにかくいつも誰かが誰かにキレている。批判批評うんぬんではなく、感情的に。それを目にした人は、自分には矢が飛んでこないように、また声を小さくして、いや、言葉にしないようにして、身を潜める。どの議題も、ほとんどブレストが機能していないように見えるのは僕だけなのか。ストーミングどころか、単純な対話にすらなっていない場合が多い。コロナ以降みんな内省過多になっている感じもする。発散できてる?
橘川幸夫曰く、時代には流れがある。明治が「起」で、大正が「承」、昭和で「転」がきて、平成で「結」となった。時代はぐるっと一周して、令和がまた「起」だ。コロナ禍がその節目をつくった。たった今、みんながスタートラインに立っている。一人ひとりの衝動が、また新たな時代の流れをつくっていく。
そこには当然、誰かのファシリテーションは期待できないし、方向性を示す問い立てがされるわけでもない。となると、さまざまなお題に、おのおのがそれぞれの衝動とやり方でブレストしていかないといけない。何が起こるのか、どこに行き着くのかは誰もわからない。だからもう、ゴール設定やアクションプラン、誰かの問いで動くのはやめましょう。
『ハコール』は、参加生成型のミニコミ誌。ハコはあるけど、ゴール設定も、アクションプランも、誰かの問いも予め用意してありません。ここにあるのは、紙面とお題と遊び仲間。声の大小は関係ない。叫びたいことを叫べばいい。有名無名関係なく、フラットな関係性のなかでつくっていきます。偉そうな人はさようなら。人を育てる気のある説教や批評はよし。いつも半開きで出入りは自由。そういう雑誌です。
参加する人たちが生成するあらゆるモノ・コトが、ハコのカタチをつくっていきます。つまりは遊び。ルールも、ロールも、ツールも流動的に。飽きたら解散。必要がなくなれば解散。集まった人たちで、ワイワイとブレストしながら、遊ぶようにして、個人の可能性、時代の可能性をともに追求していきたいのです。
もうじき、創刊0号が出来上がります。
ぜひともご注目を。
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